家賃の日割りとは?どう計算すればよいかを確認しよう!

「日割り家賃」という言葉を聞いたことがありますか?

日割り家賃のことを入退去の際にしっかりと確認して準備しておかないと、あらかじめ考えていた入退去の費用をオーバーしてしまう可能性があります。

まずは、家賃の日割りの考え方と計算方法などをしっかりと確認していきましょう。

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日割り家賃の計算方法の前に…そもそも「日割り家賃」とは?

「日割り家賃」とは、月の途中の入退去の際にかかる、入居日から月末までの家賃となります。

キリ良く月のはじめや終わりに入退去を済ませたいものですが、なかなかそう簡単には決められないものですよね。

そうした際に必要となってくるのが、日割り家賃となります。

入退去のタイミングによって金額が変わってくるのが、日割り家賃の特徴です。

まずは入居の際を確認していきましょう。

例えば月の途中の20日に入居した場合、20~31日の間の12日分の家賃が、日割り家賃分となります。

支払うタイミングとしては、敷金・礼金などの初期費用と一緒になることが多いようです。

この日割り家賃の計算方法は、管理会社や大家さんによってさまざまですが、大きく2つの方法があるので次項からご紹介していきます。

月によって金額が変わる「実日数割」の計算方法とは?

まずは、月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」という日割り家賃の計算方法です。

実日数割は月ごとの実際の日数で割って計算するので、月によって日割り家賃の金額が変わってくるのが特徴です。

同じ1ヵ月とは言え、1月は31日、2月は28日と、それぞれ日数が違います。

それでは、【家賃8万円、入居日20日】の場合、1月(31日)と2月(28日)を例に挙げて確認していきましょう。

・1月の場合…80,000(家賃)÷31(1月の実日数)×12(20~31日まで)=30,968円(日割り家賃)

・2月の場合…80,000(家賃)÷28(1月の実日数)×9(20~28日まで)=25,714円(日割り家賃)

端数をどう処理するのかも、その大家さんや管理会社によって変わってきますので、一つの目安として参照してください。

月が異なるだけで、同じ日に入居したとしても家賃が変わってくるのが一目で分かりますね。

それでは、次項ではもう一つの計算方法をご紹介しましょう。

月の日数は関係ない!「30日割」の計算方法とは?

次は、月の日数に関係なく1か月30日として計算する「30日割」という日割り家賃の計算方法です。

同様に、【家賃8万円、入居日20日】の場合、1月(31日)と2月(28日)を例に挙げて確認していきましょう。

・1月の場合…80,000(家賃)÷30(1か月30日)×12(20~31日まで)=32,000円(日割り家賃)

・2月の場合…80,000(家賃)÷30(1か月30日)×9(20~28日まで)=24,000円(日割り家賃)

同様に、1ヵ月を31日として計算する「31日割」という計算方法もあります。

前項で計算した実日数割の家賃とは金額が異なってくるのが確認できたでしょうか。

どういった計算方法で日割り家賃を計算するのかは、実際のところ大家さんや管理会社によって異なってきます。

まずは、自分が入居する際の賃貸契約書をしっかりと読むことで、どうやって算出しているのかを確認しましょう。

「日割り家賃」と「前家賃」…他にも入居時に必要な費用はたくさん!

日割り家賃と混同しやすいものの一つに「前家賃」というものがあります。

日割り家賃と共に初期費用に含まれていることが多く、言葉のイメージ的にも似ているので混同する方が多いようですが、全く意味が異なります。

前家賃とは、入居する月の翌月分の家賃のことです。

そもそも家賃は翌月の分を前倒しで支払う形式となっているので、入居の契約が交わされた時点で翌月分を支払わなければならなくなります。

日割り家賃は「今月分の家賃」で、前家賃は「翌月分の家賃」となり、全く別のものとなりますのでご注意ください。

また、入居時には日割り家賃や前家賃だけではなく、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料なども支払わなければなりません。

もちろん物件ごとに必要な費用は異なってきますが、計算すると、一般的に初期費用の総額は家賃の5~7倍とも言われています。

その他にも引っ越し費用や各種手続き費用もあるので、できるだけ出費は抑えていきたいものですよね。

敷金・礼金などは自分ではどうすることも出来ませんが、日割り家賃分であれば費用を抑えられる方法があります。

次項では、入居時の日割り家賃を抑える方法を確認していきましょう。

初期費用を少しでも抑える!日割り家賃を抑える方法とは?

日割り家賃は、敷金・礼金・前家賃などの初期費用と一緒に支払う費用であることを確認しました。

家賃の5倍以上もかかる初期費用を少しでも抑えるためには、日割り家賃を抑えることが一つのポイントとなります。

以下、日割り家賃を抑える方法をご紹介しましょう。

・日割り家賃を計算して入居のタイミングを調整する

月末であれば数日間の日割り家賃分で済みますし、月の始めであれば日割り家賃を支払う必要もなくなります。
まずは、ご自身の入居する物件がどういった日割り家賃の考え方をするのかを確認して、より費用がかからずに済むよう計算してみましょう。

引っ越しなどの日程を調整するのは難しい時期もありますが、可能であればぜひ入居日のタイミングを考えてみてください。

・フリーレント物件を活用する

フリーレント物件とは、入居後の1~2ヵ月間の家賃を無料にするという契約形態の物件です。

物件ごとに契約内容が異なるのでしっかりと確認しながら利用する必要がありますが、自分の状況に合った物件であれば、初期費用をかなり抑えることが可能となります。

・大家さんに直接相談する

残り日数が少ない場合には大家さんに相談してみるのもよいでしょう。

「日割り家賃なしでもいい」と大家さんが言ってくれる場合もあるようです。

繁忙期では交渉は難しいことが多いですが、特に閑散期では入居日なども調整してくれたりすることもあるようです。

退居時には家賃の清算方法をしっかり確認!

退居の際も家賃の日割りについての考え方は一緒ですが、退居時の場合には少し注意が必要です。

まずは、入居の際に交わした契約書に書かれている、退居通知の時期や方法などの詳細をしっかりと確認してください。

退居時の家賃については、契約終了月の家賃の清算方法が、日割りか月割りかで変わってきます。

日割りであれば、20日に退居した場合には、1~20日の間の20日分を計算した家賃が、日割り家賃分となります。

退居時にはすでに家賃が引き落とされている場合が多いため、毎月の家賃から日割り家賃分を引いた金額が返金されるという流れとなります。

一方、月割りだと、その月分の家賃がそのままかかってしまいます。

そのため、出来るだけ月末に引っ越しをするのがおすすめです。

その他にも、半月割りといって、1カ月を15日に分けて計算する方法を取っているパターンもあります。

入居時の日割り家賃と同様に、退居時の家賃の考え方も物件によって異なってきます。

時期的には、退居の手続きだけではなく、同時に新居のさまざまな手続きも関わってきますので大変かもしれません。

しかし、事前に確認することで不要な出費を抑えることができ、退居に関わる金銭トラブルを回避することができます。

書面を確認しても分からない場合などには、管理会社や大家さんに直接確認し、スムーズな退居を心掛けましょう。

物件ごとに異なる日割り家賃も、しっかりと確認して事前に準備!

「日割り家賃」は月の途中での入退去の際に必要となるものですが、その計算方法などは管理会社や大家さんによって異なります。

まずは、賃貸契約書をしっかりと確認して準備をしていくことが必要です。

確認しないままだと、あらかじめ考えていた入退去の費用をオーバーしてしまう可能性も生じてしまいます。

不必要な出費を抑え、引っ越しなどの費用の負担を軽減していきましょう。