二世帯住宅でも完全分離型なら後悔しない?実際はどうなの?

近年では、二世帯住宅にするという方も増えてきています。

その二世帯住宅のなかには「完全分離型」というものもあり、玄関から水回りまで分離してしまうので、人気のあるスタイルです。

二世帯住宅にして後悔したという方も多いですが、この完全分離型だとどうなのでしょうか?

この記事でお話ししていきましょう。

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二世帯住宅は後悔する人が多い…その理由とは?①

ここ数年の間で、二世帯住宅の建築戸数が増加しています。

ハウスメーカーも力を入れていたり、地方自治体でも制度を設けていたりしています。

なぜ二世帯住宅の戸数が増えているかというと、

・住宅ローンの低金利

・夫婦共働きの増加

・親の介護への不安

・家族の絆の見直し

といった理由が挙げられます。

では、どのようなことで二世帯住宅で後悔するのかを見ていきましょう。

後悔する人の多くは、「生活面」で後悔をしているようなのです。

例えば、以下の理由が挙げられます。

・親が頻繁に様子を見に来る

・生活の時間が違うため気を遣う、音が気になる

・食費や光熱費の支払いが曖昧

・会話が聞かれていないか不安

これらの理由からストレスになってしまい、二世帯住宅にしたことを後悔してしまうようなのです。

このとき、「二世帯住宅でも完全分離型にすれば良かった…」と思う方もいるのですが、この完全分離型については後ほどお話しします。

生活面以外でも、二世帯住宅で後悔する理由がありますので、ご紹介していきます。

二世帯住宅は後悔する人が多い…その理由とは?②

二世帯住宅にして後悔してしまう理由は生活面以外にもさまざまあります。

ここでご紹介していきます。

まずは「費用面」です。

先ほどの食費や光熱費の支払いが曖昧になることもそうですが、以下のような理由も挙げられます。

・二世帯住宅の建築費は高額(建売2つ買ったほうが安いことも)

・住宅ローンの支払いが親世帯もしくは子世帯だけが負担する

つぎに、「間取り」に関しても後悔することがあるようです。

後悔した方の意見を見ると、

・親もしくは子が一方的に間取りを決めてしまった

・水回りなどの共用しなければ良かった

・玄関が共用のため、友だちを気軽に呼べない

が多くありました。

間取りの中でも、「水回り」に関しては後悔した理由に多くの方が挙げています。

・お風呂の順番に気を遣う

・食器を洗うときの水の使い方に口出しする

・台所の使い方が違うのでストレスになる

以上のような理由から、二世帯住宅に多く方が後悔をしているようなのです。

「もし完全分離型の二世帯住宅にしていたら」と思う方も多いのですが、実際はどうなのでしょうか。

次の項から完全分離型の二世帯住宅についてお話をしていきます。

二世帯住宅の完全分離型とは?

二世帯住宅の中には、完全分離型というものもあります。

これがどのようなことを指すかというと、

・2階建て以上の住宅を建て、階ごとに世帯を分けること(外階段を付けて2階用の出入り口を設置する)

・2階建て以上の住宅を建て、壁を隔てて左右で世帯を分けること

というパターンが挙げられます。

このようにすることで、同じ屋根の下で暮らすことにはなりますが、お互いのプライバシーを保ちつつ、生活することが可能です。

このような住宅を、完全分離型の二世帯住宅というのです。

これだけ見れば、「このタイプの二世帯住宅であれば円満に暮らせそう」と思う方も多いかと思います。

しかし、先ほどお伝えしたように、一般的な二世帯住宅であっても後悔する方も多いのです。

完全分離型であっても、後悔はすることはあるのでしょうか。

しかし、せっかく同じ家に住むのですから、できればお互い円満に暮らしていきたいですよね。

完全分離型の二世帯住宅にすれば後悔しない?

完全分離型の二世帯住宅でも、後悔することはあるのでしょうか。

実際に住んでいる方の意見を見てみると、やはり後悔している方も多いです。

例えば、階ごとに世帯を分けた完全分離型の二世帯住宅に住んでいる方の意見を見てみると、「干渉してくることはあまりないが、1階(もしくは2階)にいるという存在感で窮屈に感じる」とありました。

階ごとに分けていても、同じ屋根の下で暮らすわけですから、どうしても気になってしまうようです。

特に実の親ではない配偶者の方は後悔することが多く、完全分離型にしても夫もしくは妻が親の部屋に入り浸ってしまい、なかなか戻ってこないこともしばしばあります。

そのようなことがずっと続くと、配偶者の方は「自宅に自分の居場所がない」と思ってしまい、二世帯住宅にしたことに後悔してしまうのです。

そのため、完全分離型にしたとしても、必ず後悔しないとは言いきれません。

「ゆるく」がポイント!近年の二世帯住宅事情

二世帯住宅を完全分離型にしたとしても、後悔しないとは言えません。

ですが完全分離型の二世帯住宅に住んでいる人のなかには、後悔していないという方もいます。

ここでは、近年の二世帯住宅事情をご紹介していきましょう。

近年の二世帯住宅のポイントとしては、「ゆるくつながる」ということがポイントとなります。

例えば、玄関のスペースだけが共用であっても、「つながっている」という感覚を多く感じることになります。

外出したり帰宅したりしたときに、時間によっては気を遣わなければなりませんから、これだけでもストレスになりますよね。

しかし、バルコニーのような外の空間だけを共用にすることで、生活は別でもゆるくつながっていると感じることができるでしょう。

日常生活では干渉することもありませんが、この空間でつながりを感じることができれば、お互いに円満な関係で生活を送ることにもつながります。

後悔することのない二世帯住宅を築けると良いですね。

完全分離型が効果的!二世帯住宅で円満に暮らすには

近年の二世帯住宅では、完全分離型にしたうえで、「ゆるくつながる」ということがポイントとお伝えしました。

バルコニーという一部分だけを共用することで、日常生活に干渉しなくても、家族と家族のつながりを感じることができます。

これにより、お互い良好な関係を築きながら生活を送ることが可能となるのです。

ここでは最後にもう一つ、二世帯住宅で後悔しにくいポイントをお伝えしましょう。

それは、「親世帯・子世帯が自立すること」です。

一般的な二世帯住宅では、親がいるとわかれば、子世帯は親に依存しがちになってしまいます。

反対に親も、子世帯についつい干渉してしまうことが多いでしょう。

それが続くと、特に子世帯の配偶者の方がストレスに感じ、二世帯住宅にしたことを後悔してしまうのです。

ですから、後悔しないようにするためには、お互いに自立して干渉しないことが一番なのです。

そのためには、やはり住宅を完全分離型にすることは効果的で、共用スペースもバルコニーのような場所だけにすることが良いといえます。

お互いに円満に暮らせるように、ここでお話ししたポイントを頭に入れておいてくださいね。

二世帯住宅にして後悔しないために

二世帯住宅にすると、多くは生活面に関する理由から、後悔する方が多いです。

後悔しないためには、お互いの生活に干渉しないことが大事です。

また、親世帯も子世帯も自立することも円満に暮らすためには大切なことですので、二世帯住宅で後悔しないようお話ししたポイントを参考にしてくださいね。