アパートで生活をしていて、何らかのトラブルに見舞われたということは意外にも多いことです。
ポストが壊れたということもその中の一つとして考えられるでしょう。
ポストが壊れてしまう原因や、その対処方法についてご紹介していきます。
アパートのポストが壊れた!意外と壊れやすいポスト
毎日の生活で、手紙がきた時に必要になるポストは意識はしないものの、ないと不便なものですよね。
そんなポストですが、アパートでは玄関のドアに取り付けられていることが多いです。
一般的にはステンレスで作られているので、簡単に壊れたりはしないでしょう。
そのため、普段の生活で使うには壊れてしまうことも少なく、強い雨風にさらされても問題なく使うことができます。
しかし、まれに「ポストの蓋が閉まらない」などといった不具合が起こることもあります。
このようなことが起きてしまう原因として考えられるのは「ポストに使われているバネの経年劣化」です。
ポストが使われ始めてしばらくは問題なく使うことができますが、約10年以上使っていると、バネが折れてしまい、蓋が閉まらなくなってしまうのです。
バネの修理は、意外にも簡単に行うことができ、ホームセンターなどで新しいバネを用意しドライバーやペンチで交換することができます。
大家さんや管理会社に一言断ってから、これらの道具を使って修理をしてみましょう。
原因は一体何?アパートのポストが壊れた理由とは
アパートのポストが壊れてしまった場合には、ほかにも次のような不具合が起きてしまうことがあります。
・ポスト本体が外れてしまった
・ポストのドアが壊れた
・ダイヤル式の鍵が壊れた
普段から普通にポストを使っていたにもかかわらず、このようになってしまった場合には、その原因としてポストの経年劣化や設置不良が考えられます。
ドア部分の破損について考えられる原因としては、「歪み」があげられます。
ダイヤル式の鍵が取り付けられたポストが壊れてしまった場合の原因は様々なことが考えられますが、よくある原因として考えられるのダイヤル式の鍵の経年劣化です。
ポストを使っていて「ダイヤルが空回りしているな」などと感じていた場合には、経年劣化をしていることが考えられます。
空回りしてしまっているように感じるのは、ダイヤル式の鍵を長期間にわたり使っていることで、部品がすり減っていることを示しています。
また、逆に「ダイヤルが硬くて回らない」ということも起こることがあります。
これに関しては、潤滑油が切れてしまっている、サビてしまっているなどが原因として考えられます。
このまま放置してしまうと、完全にポストが開かなくなってしまうこともありますので、修理または交換を行うようにしましょう。
壊れたわけではないけどアパートのポストが開かない
アパートのポストがダイヤル式の鍵を取り付けたものであった場合、「ダイヤル式の番号を忘れてしまった」といった理由から、ポストが壊れたわけではなくとも開かなくなってしまったケースは意外と多いです。
このような場合の対処方法は「大家さんや管理会社に連絡して、教えてもらう」ということがあげられます。
また、このように連絡をとるほかにも、アパートを契約した際に交わす賃貸借契約書に、ダイヤル式ポストの番号が記載してある場合もあります。
ポストが開かなくて焦ってしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて、このような書類を確認してみましょう。
賃貸借契約書がすぐに見つからない場合には、玄関ドアやシューズボックス、電気ブレーカーの周辺を見てみてください。
物件によってはこのような場所に、ダイヤル式ポストの暗号がシールとして貼り付けられていることがあります。
番号を忘れてしまったとしても、無理やりポストを開けようとしてしまうと、ポストを破損させてしまう恐れがありますので、このようなことはしないようにしてください。
アパートのポストが壊れたらそのまま放置しないで!
アパートのポストが壊れたらどうしていいか分からず、中には放置してしまう方もいるかもしれません。
実はこの行為は、大変危険なことと言えるのです。
と言うのも、ポストの中には重要な手紙が入っていたり、個人情報が記載してあるものなどが入っていることもあります。
ポストが壊れたまま放置しておくと、これらの手紙や情報を抜き取られてしまうことがあります。
こうした犯罪に巻き込まれないようにするためにも、ポストが壊れた場合には、早めに対応しなくてはなりません。
また、アパートは自分の持ち物ではなく「大家さんの持ち物」です。
つまり、ポストを始めアパートの設備品すべてが、大家さんから借りているものとなります。
借りているものは、壊したままにはしておけませんよね。
ポストに不具合が起きた場合には、大家さんや管理会社に連絡を取り、修理をしてもらうか、新しいものに交換してもらうなどといった対応をしてもらいましょう。
アパートのポストが壊れた際の対処方法
ポストが壊れた時、修理費用・交換費用がどうなるのかについても心配ですよね。
先ほどもお話しましたように、アパートのポストを始め設備品は基本的に大家さんの持ち物となっています。
つまり、ポストが壊れた際の修理なども基本的には大家さんの義務となっているのです。
そのため、ポストが壊れた場合には、まず大家さんや管理会社に連絡を取るようにしましょう。
しかし、中には入居者がポストを交換するということもあります。
この場合、インターネット上でポストを購入し、取り付けることをおすすめします。
インターネット通販を利用することで、早く・簡単に手元に手元に届きます。
購入する際には、使い勝手はもちろんのこと、サイズの確認も忘れないようにしましょう。
ダイヤル式ポストの場合には、ポスト本体を修理・交換することは少なく、ほとんどの場合ではダイヤル部分の修理・交換となります。
アパートのポストが壊れた時の費用負担について
アパートのポストなどの設備品は大家さんの持ち物となりますので、普通に使っていて壊れた場合には、基本的には大家さん負担での修理・交換となります。
しかし、中には故意に入居者が設備品を壊したというケースもあります。
こういったケースでは、入居者負担での修理・交換をすることになるでしょう。
また、大家さんの考え方によって、費用負担が入居者になるか大家さんになるかが変わってきます。
と言うのも、先ほどからお伝えしているように、ポストは経年劣化をするものです。
このことから、「ポストは消耗品である」という考えを持った大家さんもいます。
こういった場合には、入居者側がポストの修理・交換を行い、費用も負担することになるでしょう。
「ポストは備品である」という考えの大家さんであれば、大家さん側が修理・交換を行い、費用も負担をします。
もし、第三者にポストを破損させられた場合には、さらなるトラブルを防ぐために、警察にも連絡をし大家さんとどのように対応するかをしっかり話し合うようにしてください。
ポストなどの設備品が壊したらまずは連絡を
アパートのポストが壊れた際には、つい焦ってしまいますが、まずは落ち着いて大家さんや管理会社に連絡を取るようにしましょう。
物件を管理している大家さんや管理会社によって対応の仕方が異なってきますので、それに従うようにしてください。
連絡をせずに修理や交換を行うと、トラブルに発展してしまうことが考えられますので、注意しましょう。