【地番の調べ方】法務局への電話の仕方・地図で見る方法

「かしこまった場所に電話するのは緊張する…」という方も多いのではないでしょうか。

地番の調べ方として、法務局に電話をする方法があることを知っても、一般の方にとってはなかなか電話しにくいかもしれません。

しかし、事前に準備をしておけば安心です。

まずは法務局への電話の仕方について、そしてブルーマップや公図を使った調べ方などをご紹介していきます。

一番早い地番の調べ方!法務局への電話は怖くない

地番を調べる際には、住所が分かれば管轄法務局に電話する調べ方が一番手間がかかりません。

管轄の法務局を知るには「東京都 管轄法務局」などと検索すれば、一覧で管轄区域ごとに渋谷出張所、墨田出張所など、それぞれのページに飛べるようになっています。

個別のページでは電話番号が目的別に分かれていて、「地番照会」にも電話をかけられるようになっていますので分かりやすいです。

ただ、電話できると分かっても、今まで法務局に一度も行ったことがなく、電話をしたことがない方にとっては、少しハードルが高く感じるかもしれません。

しかし、不安に思う必要はありません。

法務局では、地番照会というのは通常業務の一つであり、めずらしいことではありません。

「地番照会をお願いしたいのですが」と言って住所を言えば、スムーズに教えてもらえるでしょう。

「その住所の地番は○○で、枝番が1~4まであります」というように簡単に教えてもらえるはずです。

業務が多忙だと電話がつながりにくかったり、少し待たされることもありますが、「地番を知りたい理由は?」「お名前と連絡先を教えてください」などと言われることはないでしょう。

法務局に電話する前に準備すれば安心!自分の名前は名乗るべき?

法務局に電話すれば、シンプルなやり取りだけで地番を教えてくれると分かっても緊張が解けない方は、電話する前に準備をしておくといいかもしれません。

電話がつながって頭が真っ白になってしまわないように、紙に住所と「地番を聞く」ということを書いておきます。

白紙のメモとペンも用意すれば、教えてもらった地番をその場ですぐにメモできます。

聞きたいことを書いた紙、メモ帳とペンを用意したら準備はOKです。

電話の声は普段話している声よりも大きく、高いほうが聞き取りやすいので、電話をする前に少し大きめの声を出してみるのもおすすめです。

深呼吸をするのもいいですね。

電話番号が間違っていないかよく確認して、電話をかけてみましょう。

また、法務局への電話で名前を名乗るかどうか、迷う方もいるでしょう。

電話のマナーとしては、やはり自分の名前を名乗るというのが基本になります。

しかし、質問する土地を所有していないなどの理由で抵抗があれば名乗らなくても大丈夫です。

仕事柄、何度も法務局に電話することがあれば名乗り、担当者の名前も知っておいた方がいい場合もあります。

電話では、丁寧な態度で話し、最後に一言お礼を言うようにしましょう。

緊張のあまり、知りたいことが分かった後にガチャンと電話を切ってしまうと、相手に不快感を感じさせるかもしれません。

最後まで礼儀正しく話すことを心がけましょう。

次項では、ブルーマップを使った地番の調べ方を取り上げます。

ブルーマップを使った地番の調べ方!注意点とは

ブルーマップを使えば住所から地番を知ることもできますし、地番から住所を知ることもできます。

住宅地図の上に公図を重ね、地番や用途地域、建ぺい率や容積率などが分かりやすく書かれています。

買うこともできますが、3万円~5万円と高価で、内容が変化していくものですから、法務局や国立国会図書館で閲覧する調べ方が一般的です。

満18歳以上で、身分証明書を持っていけば無料で見ることができます。

ただし、ブルーマップには下記の注意点があります。

●全国のブルーマップが見れるのは国立国会図書館の東京本館

●コピーには制限がある

●持ち出しは禁止

●置いてある数には限りがあるため、誰かが使っていれば待つことになる

●発行されていない地域もある

●ブルーマップには「表札」は書かれているが所有者は書かれていない

ブルーマップをインターネットで見られるサービス

地番の調べ方の一つとしてブルーマップを挙げましたが、「法務局や図書館に行かないと見れないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

お住まいの場所と遠い地域のブルーマップを見たいという場合は、国立国会図書館まで行かなくてはいけないのかと悩むこともあるでしょう。

実はブルーマップは、インターネットからも見ることができるようになりました。

利用申し込みが必要ですが、個人宅の表札名のないブルーマップなら、24時間365日無料で見ることができます。

ただし、登記情報を取得するためにはお金がかかりますし、表札名のあるブルーマップを見るためにはコース契約が必要です。

コースによっては10,000円以上の月額料金がかかりますので注意してください。

ちなみに、コース契約をしていなくても、一時利用として1件600円で表札名ありのブルーマップを見ることができます。

また、マンション索引簿や地図上でのメモ機能、計測機能など様々な便利な機能があります。

地番の調べ方!法務局の公図を取得

地番の調べ方としては、公図を取得する方法もあります。

公図とは、土地の形や位置を確定する地図で、地番や土地の大まかな形状、広さなどを知ることができるものです。

法務局に備え付けられていますので、不動産の管轄法務局に行くか、郵送で取り寄せるか、インターネットから取得することができます。

公図の他にも公的な地図として「14条地図」と呼ばれる地図があり、公図はそれと比較するとやや正確性に劣ると言えます。

同じ〇丁目に同じ地番が、といった記載ミスもあるようです。

また、あるはずの道路が記載されていなかったり、道路幅が違っていたり、住宅地図と比べると土地の形が明らかに違う場合(公図混乱)もあります。

とはいえ、不動産を調べる際には必要になることも多い資料ですし、そもそも14条地図が備わっていない地域もありますので軽んじるべきではないでしょう。

公図を取得するための手数料は1通450円になりますが、登記情報提供サービスを利用する場合のみ1通365円です。

その他の地番の調べ方

法務局での地番の調べ方をご紹介してきましたが、地番を調べる方法は他にもありますのでご紹介します。

●固定資産税地番図

各市町村で管理されている地番図を見る方法があります。

コピー代を支払えばコピーを取得することもできます。

●固定資産税の課税明細書

土地を所有している場合に限りますが、固定資産税の課税証明書や登記識別情報通知書でも地番を知ることができます。

●登記情報提供サービス

先ほど少し触れましたが、民事法務協会による登記情報提供サービスを活用すれば地番を調べることができます。

利用するためにはサービス申し込みが必要です。

地図を見るだけなら無料ですが、内容を取得する場合にお金がかかります。

●路線価図

国税庁による路線価図にも地番が記載されている場合があります。

地番を知る方法はたくさんある!

法務局に電話して地番を聞くのは、決して難しいことではありませんので安心してください。

「管轄の法務局か」「電話番号はあっているか」などのことを確認し、メモの準備をしてから電話をするといいでしょう。

また、利用申し込みは必要になりますが、ブルーマップをインターネットで見られるサービスや、登記情報提供サービスなどもありますので、そちらを利用するのもよいでしょう。