暑い季節は、窓から入る日射しが厳しいですよね。
少しでも快適に過ごすために、安価で手に入りやすいすだれを活用してみましょう。
ここでは、すだれの簡単な取り付け方やシーズンオフになったときのすだれの収納方法について解説していきます。
賃貸にお住まいの方でも大丈夫な方法もご紹介していきますよ。
室内が暑くてお困りだった方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
暑さ対策には窓にすだれがおすすめ!
部屋の中が暑いとどうにも不快で、ゆっくりと過ごすことができないですよね。
そのようなときは、多くの人がエアコンや扇風機を使うでしょう。
しかし、エアコンや扇風機をずっと付けっぱなしにすると電気代が気になるものですし、なんだか体がだるくなったりもしますよね。
できれば、エアコンや扇風機を付けっぱなしにすることなく快適に過ごしたいものです。
そこで、暑さ対策としておすすめなのが「すだれ」なのです。
日中は窓から日光が射し込むことにより室温が上がるので、窓にすだれを付けることでだいぶ室温を下げることができるのです。
また、すだれはホームセンターなどで安価に購入することができるのがおすすめのポイントの一つでもあります。
窓から射し込む日光を遮るためならカーテンでもよさそうな気がしますが、カーテンは窓との間に熱がこもってしまいます。
そのため、すだれと比較して室温がそこまで下がらないのです。
それでは、次の項からすだれの簡単な取り付け方をご紹介していきます。
賃貸でも大丈夫な方法もありますので、参考にしてみてくださいね。
窓へのすだれの取り付け方:屋外の場合①
窓にすだれを付けると日光を遮ることができ、室内で快適に過ごすことができます。
それではさっそく、すだれの簡単な取り付け方をご紹介していきましょう。
【マグネットフック】
窓枠など、すだれを付けたい部分が磁石がつく素材であればマグネットフックを使用することができます。
マグネットフックをすだれを取り付けたい部分にくっつけます。
そして、フックにすだれをかけます。
この方法ですとどこにも傷を付けることがないので、賃貸にお住まいの方でも簡単にすだれを取り付けることができます。
【サッシに挟み込むタイプのフック】
フックの根元部分を窓のサッシに挟み込み、ネジで締めて固定します。
そして、フックの先にすだれを取り付けます。
この方法もどこにも傷を付けることがないので、賃貸でも大丈夫です。
窓へのすだれの取り付け方:屋外の場合②
引き続き、すだれの簡単な取り付け方をご紹介していきます。
【ダブルクリップと結束バンド】
自宅にダブルクリップと結束バンドがあれば、専用のフックがなくてもすだれを取り付けることができます。
まず、すだれを付けたい部分にダブルクリップを挟みます。
そして、クリップとすだれの両方に結束バンドを通し、クリップの方の結束バンドにすだれの方の結束バンドを通してしっかりととめます。
【物干し竿と結束バンド】
すだれを付けたい窓の外に物干し竿があれば、そこにすだれを取り付けることができます。
ダブルクリップと結束バンドを使った方法と同様で、物干し竿とすだれの両方に結束バンドを付け、物干し竿の方の結束バンドにすだれの方の結束バンドを通してしっかりととめるだけです。
【粘着式フック】
窓のサッシが磁石が付く素材でもなく、挟み込みタイプのフックも使用できない場合は粘着式フックを使用しましょう。
すだれを取り付けたい場所に粘着式フックを付け、フックの先にすだれをかけます。
ただし、この方法だとフックの糊が残ってしまうことが考えられます。
そのため、賃貸にお住まいの方はできるだけこの方法は避けるようにしましょう。
窓へのすだれの取り付け方:屋内の場合
すだれが汚れるのが嫌だから、室内に取り付けたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、室内にすだれを付ける場合の簡単な取り付け方をご紹介していきます。
【カーテンレールのフック】
多くの住宅の窓にはカーテンレールが付いていますよね。
カーテンレールにはカーテンをかけるフックが付いていますので、そのフックにすだれをかけます。
【つっぱり棒と結束バンド】
カーテンレールがない窓には、つっぱり棒に結束バンドを付けてすだれをかけましょう。
方法は、ダブルクリップや物干し竿を使用する場合と同様です。
【室内用すだれフック】
カーテンレールや窓枠などに取り付けることのできる室内用のすだれフックを使用します。
カーテンレールや窓枠にすだれフックを挟んでネジで締めて固定し、そこにすだれをかけます。
すだれをさらに効果的に活用する方法
暑い季節の日射しを遮り、取り付け方も簡単なすだれですが、そのすだれをさらに効果的に活用する方法があります。
さっそくご紹介していきましょう。
まず、すだれは窓から少し間をあけて取り付けるようにします。
窓との距離をある程度あけることによって空気の層ができ、熱がこもりにくくなります。
また、すだれに霧吹きスプレーで水を吹きかけると暑さを和らげることができます。
このとき窓を開けておくと、すだれを通って室内に入ってくる風がこの水によって涼しく感じることでしょう。
また、少し視点を変えて、窓ではなくエアコンの室外機にすだれをかけるという方法があります。
エアコンの室外機自体の温度が高すぎると、エアコンの効きが悪くなります。
エアコンの効きが悪いと室内温度が上昇する要因ともなります。
しかし、室外機にすだれをかけることで室外機自体の温度が高くなることを防ぐことができます。
つまり、エアコンの効きがよくなるということですね。
室外機にすだれをかける場合は、すだれが屋根になるように取り付けるようにしましょう。
すだれの収納方法
ここまで、すだれの取り付け方やすだれをさらに効果的に活用する方法をご紹介してきましたが、最後にすだれの収納方法についてお話しします。
暑い季節が終わり、すだれをそのままにしておいても問題はありません。
しかし、暑い季節以外は窓から日射しを取り込みたいですから、できればすだれは片づけるようにしましょう。
特に、屋外で使用していたすだれは案外汚れています。
ですから、まずはしっかりと水洗いしましょう。
そして、よく乾燥させます。
少しでも湿気が残ったまま収納してしまうと、カビが発生する原因となります。
すだれが乾燥したら、防虫剤と乾燥剤と一緒に新聞紙で丸めて収納します。
収納場所は、できるだけ湿気のこもらない場所にしましょう。
しかし、この作業が面倒だという方も多いかもしれません。
そのような方は最初から高いすだれを使うのではなく、できるだけ安いすだれを購入して、劣化したらその都度買いかえるという方法がいいでしょう。
劣化したすだれを処分する際は、柔らかい素材のすだれであればハサミでカットすることができるので、小さくカットしてゴミに出すようにしましょう。
硬い素材のすだれであれば、丸めてのこぎりで切るようにしてください。
どちらの方法でも、誤って手を切らないように十分注意して作業するようにしましょう。
暑い季節には窓にすだれをかけよう!
どうにも暑い季節には、窓にすだれをかけるだけでこれまでより快適に過ごすことができるようになります。
ここでご紹介したように、すだれの取り付け方はどの方法も簡単なので誰でもすぐにでき、取り付け方によっては賃貸にお住まいの方でもできます。
暑くてお困りだった方は、ぜひ試してみてくださいね。
また、すだれをワンシーズン使用したらしっかりとお手入れして収納すると、毎回気持ちよく使うことができますよ。
すだれを活用して、暑い季節を乗り切ってくださいね。