あなたが地主で底地を売却したいと考えているならば、底地の売却価格がいくら位になるのか気になっていることでしょう。
底地に価格をつけることは、所有権の土地に比べると簡単ではありません。
今回は、路線価を基準にした底地の価値の求め方をお伝えします。
あなたの底地を買ってくれる相手とは?
底地の売却を検討した時、誰に向けて売却活動をするのかをイメージしておく必要があります。
底地も不動産の一種ではありますが、通常の土地と同じように広く相手を探して売却するのは難しいと言えます。
結論から言うと、底地売却の相手としては、買取業者と地主に絞られてきます。
ご存知の通り底地を買っても自己利用をすることはできませんので、投資目的か転売目的がその動機になります。
しかしながら、底地の大半は他の投資案件と比べて利回り面で劣ってしまうため、投資家が好んで買うものではありません。
これらの理由から、自己利用を目的に地主が買うか、将来的に転売する目的で買取業者が買うか、この二択になってきます。
底地を売る金額の目安とは?
「底地」という商品は、「中古車」や「ゴルフ会員権」のように明確な相場が存在しません。
つまり、一般のマーケットで取り引きされる金額が想定しづらい商品ということなります。
買取業者を除いてしまうと、底地を買いたい人が少ないためこのようなことが起こります。