1DKで一人暮らしであれば、1Rや1Kに比べてゆとりある生活が送れるでしょう。
家具の配置を工夫することで、より快適に過ごすことができます。
また、ご自身の生活スタイルに合わせて、間取り(部屋の配置)を工夫することも可能です。
1DKに興味のある方はぜひ参考にしてください。
1DKの特徴!
1DKで快適に過ごすための家具の配置方法をご説明するにあたり、まずは1DKの特徴についてご紹介します。
賃貸物件の1DKの一般的な面積は、約25平方メートルから35平方メートルです。
この数字は「一人暮らしであるなら余裕がある広さ」であるといえるでしょう。
1DKの間取りは、DK(ダイニングキッチン)に1つの居室で構成されています。
ダイニングキッチンの広さは4.5帖から8帖未満であり、昨今人気の1LDKとの違いはキッチンのあるスペースの広さです。
ちなみに1LDKのLDK(リビングダイニングキッチン)の広さは、8帖以上と決められています。
1DKのDKは、一番狭いところで4.5帖、広いところではほぼ8帖あります。
もちろん広いところがあればその分生活にゆとりが生まれるかもしれませんが、ご自身の生活スタイルや家賃などど照らし合わせて決定することをおすすめします。
1DKで一人暮らし!おすすめポイントとは?
続いて、1DKで一人暮らしをするおすすめポイントについてお伝えしましょう。
1DKは1Kと比べてキッチンスペースが広く作られているので、ダイニングテーブルを配置することができます。
これにより、食事するスペースを生活スペースと分けることができるのが魅力でしょう。
ゆったりとしたスペースで食事を楽しむことができます。
広々としたスペースで料理を作ることができるのも嬉しですね。
気軽に友人を呼んで、料理を振る舞うこともできそうです。
また、1DKは1Kと比べて家賃があまり変わらない場合もあるのです。
1DKは以前多く存在した間取りであるため、昨今では減少傾向にあるようです。
そのため、築年数が古い1DKであれば、家賃は1Kと同じか少し高めといった値段設定であることが多いです。
築年数が経過した1DKを選ぶことにより、家賃を抑えながらゆとりある空間を手に入れることができます。
一人暮らしで1DKのDKが狭い場合の家具の配置!
では、DKの家具の配置について目を向けてみましょう。
まずは、DKが狭い場合です。
一人暮らしであれば、DKが4.5帖であってもそんなに狭くは感じないでしょう。
ただ、ダイニングテーブルを置くとなると狭く感じてしまうかもしれません。
1DKのDKが狭い場合で、キッチンカウンターがついているなら、ダイニングテーブルを置かずにキッチンカウンターをテーブル代わりにしてしまいましょう。
脚の長いスツールをセットすることにより、DKをすっきりとレイアウトできます。
こうすることで狭いダイニングスペースを広く見せることができ、スペースにゆとりが生まれます。
この空いたスペースを他のことに使うこともできますね。
ただ、カウンターがある場合は、つい上に荷物や小物などをのせてしまいがちです。
食事を摂るテーブルとするのであれば、物置きにならないよう注意してください。
DKが狭く、キッチンにカウンターが無い場合も多いでしょう。
そのような場合におすすめなのが折りたたみのテーブルとチェアです。
昨今では、一人用のガーデンテーブルやキャンプで使うアウトドア用品など、室内でも使用できるものがたくさん販売されています。
使用しないときには折りたたんで部屋の隅に片づけておくこともできます。
小さめなので、そのまま配置しておいてもよいでしょう。
デザイン的にもおしゃれなものもたくさんあるので、一人暮らしであれば好みのものを気軽に配置できそうですね。
1DKのDKの収納が少ない場合!収納家具の代わりにカラーボックスを配置しよう!
前述してきたように、一人暮らしで1DKであれば1Rや1Kに比べてゆとりある生活が送れるでしょう。
ただ、元々設置されているされている収納スペースが少ないことが多いです。
キッチンスペースの収納に関しても「大変充実している」とはいえないかもしれません。
一人暮らしであれば、1DKのDKに元々設置されている食器棚に食器は収まることもあるでしょう。
ただ、調味料や保存食、日用品のストックといったものを収納するところが無い場合もあります。
このようなものを収納するための家具を購入するとお金もかかりますし、場所もとってしまいます。
そんな時におすすめなのが「統一感のあるボックス」を配置する方法です。
ボックスの開口部を正面に向けて配置し、ボックスの上にボックスをいくつか重ねることで手軽に「棚」が完成します。
特に、自由な組み合わせを楽しむことのできる「カラーボックス」はおすすめです。
移動も気軽にできるので、使わなくなったらしまうこともできるので邪魔になりません。
ボックスに目隠しのカーテンなどを付けることによって生活感が出にくいので参考にしてください。
1DKのDKにソファやテレビを配置してリビングを作ろう!
一人暮らしで1DKに住む際ののDKの家具の配置についていろいろとご紹介しました。
続いて、間取り(部屋の配置)についても目を向けてみましょう。
一般的に1DKの場合、DKはキッチンスペースとダイニングスペースとして使い、居室はリビング兼寝室といった使い方が一般的でしょう。
ただ、中には「リビングと寝室を別々にしたい」といった方もいるようです。
DKが広めの場合であれば、DKにリビングを作り、居室を丸々一部屋寝室にすることも可能です。
DKに小さめのダイニングテーブルを配置し、テレビやソファも置くことでゆったりとくつろげる空間に仕上げることができます。
前述したように、一人暮らしであればガーデンテーブルやキャンプで使うアウトドア用品など収納できるものを使うことで、ゆとりをもってテレビやソファを配置することができそうです。
DKに置くソファを「ソファベッド」にすることで、友達を気軽に泊めることができるでしょう。
部屋の使い方の自由度が高い一人暮らし!1DKの間取りを工夫しよう!
1DKのDKが広めの場合は、DKに寝室を作って居室を丸々一部屋リビングにしてしまうことも可能です。
DKに本棚を設置し、ダイニングスペースと寝室を区切りましょう。
低めの本棚を設置することで、スペースに圧迫感を与えずすっきりとした空間を演出することができます。
また、ダイニングスペースの下にカーペットを敷いて空間にメリハリを付けることもできます。
これは、空間デザインのテクニックの「ゾーイング」という手法で、明確にスペースを区切ることができるのです。
この手法は、前述したDKにリビングを作りたいといった場合にも効果的なので参考にしてください。
DKにベッドを配置することで、居室がゆとりあるリビングスペースとなった場合、そこにデスクを置いて仕事や趣味のためのスペースが確保できるでしょう。
一人暮らしであれば、ご自身のライフスタイルに合わせて自由に部屋を使うことができますね。
快適に暮らせる家具の配置や生活スタイルに合わせた部屋の使い方を考えよう!
DKが狭い場合、カウンターキッチンがあればカウンターにスツールを配置して、そこを食事スペースにしましょう。
また、折り畳みできるテーブルやチェアを使うことでもDKを快適に使うことができます。
1DKで一人暮らしであれば部屋の使い方の自由度が高く、ご自身の生活スタイルに合わせて間取りを工夫できるので参考にしてください。