長押は無印良品がおすすめ!機能的で玄関やリビングで大活躍

北欧をモチーフにした生活雑貨が多い無印良品は、ファンの方が多いブランドです。

無印良品には「壁に付けられる家具」というシリーズが販売されており、中でも使い勝手の良い「長押(なげし)」は、多くの方が愛用していると耳にします。

玄関やリビングの壁をおしゃれに彩る、機能的な長押について、くわしくご紹介していきましょう。

無印良品の長押とは?

もともと、長押は日本の家屋に昔からあり、柱と柱をつなぐ横板の役目を果たすものでした。

和室でよく見られ、壁と長押の間にわずかなすき間を作り出すことができることから、洋服などを引っ掛けて使用する方も多いものでした。

無印良品の長押は、この和室の長押からヒントを得て、現代の暮らしに合うように改良を重ねて商品化したものです。

無印良品の長押の種類は、「オーク材」と「ウォールナット材」の2種類になります。

オーク材は薄めの茶色、ウォールナット材は濃い茶色になっており、部屋の雰囲気に合わせたものをそれぞれ選べるようになっています。

ちなみに、耐荷重は6kgです。

サイズも2種類あり、横幅が「44cm」と「88cm」の2タイプから選べるようになっています。

玄関やリビングなど、設置場所はさまざまですから、その場所にあった長さのものを選ぶようにしましょう。

また、無印良品の長押は奥行きが「4cm」となっており、そのうち「3cm」の溝があります。

この3cmの溝の部分にハンガーやフックをかけ、洋服や小物を引っ掛けて収納することができます。

壁はデッドスペースになりがちですが、壁掛け収納をうまく利用して、空間を有効活用しましょう。

無印良品の長押は玄関で活躍する

無印良品の長押は、ハンガーやフックをかけることで、好きな場所に壁掛け収納を作ることができます。

そこでおすすめするのが、「玄関」に長押を設置することです。

玄関に長押があれば、出かける前に上着をさっと羽織ることができ、帰宅したら玄関で上着を脱いで収納することができます。

冬場、リビングは上着やかばんで散らかりがちになりますが、それはリビングに上着やかばんを収納する場所がないためでしょう。

玄関に長押を設置すれば、上着だけでなく、かばんやマフラー、帽子などの小物類もまとめて収納することができます。

出掛ける用意が玄関だけで済むのは、画期的と言えるでしょう。

加えて、壁掛け収納はおしゃれに見せる効果もありますから、玄関に2、3個の長押を設置するのもおすすめです。

また、子供の手が届く場所に長押を設置すれば、子供自身が収納することを覚えます。

大人も子供も使いやすい高さに設置し、収納する意識を高めましょう。

長押は玄関で傘かけにもなる?

玄関に無印良品の長押を設置すると、上着やかばんなどを収納することができます。

その時、長押は玄関の室内側の方に設置することが一般的ですが、靴を脱ぐ空間である「たたき」の部分の壁にも設置すると、玄関をより便利に使用することができます。

長押は「傘かけ」としても使うことができるのです。

たたきに直接傘立てを置くと、どうしてもほこりが溜まってしまいますが、吊るして収納するとほこりが溜まりにくいため、おすすめです。

雨に濡れたレインコートは帰宅後、置き場に困りますが、それらも引っ掛けて干して乾かすことが可能です。

たたきであれば多少濡れてしまっても、室内ほど問題ないでしょう。

また、小さな子供の外遊びの道具も吊るして収納することができます。

地面に置くと、ほこりや砂が溜まりがちな玄関ですが、さまざまなものを壁に掛けて収納することで、それらを防ぐことに繋がります。

玄関で活躍!「フック」タイプの長押

玄関に設置するなら、横長タイプの長押ではなく、「フック」タイプのものもおすすめです。

こちらも無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズの中の1つで、四角いパーツに円柱のパーツが1つ付いただけのシンプルなフックになります。

幅4cm×奥行6cm×高さ8cmとなっており、木目がおしゃれで存在感のあるフックなので、見せる収納として、いくつか並べて設置するのがおすすめです。

長押は横長なので、フックやハンガーを数本掛けて使いますが、こちらのフックは基本的に1つのものしか掛けることができません。

そのため、大人は普通の長押を使用して、フックは子供専用にして壁の低い位置にいくつか設置するのも、おしゃれで良いでしょう。

また、フックや長押を含む「壁に付けられる家具」シリーズは、設置方法がとても簡単で、釘などを必要としません。

付属している金具を壁に固定するだけで、手作業で簡単に行うことができます。

長押を取り外した後は、ごく小さな穴が壁に開く程度なので、壁の傷みをあまり気にせずに設置できる点はポイントが高いでしょう。

玄関だけじゃない!長押はリビングでも活躍

無印良品の長押は、玄関だけでなくリビングに設置するのもおすすめです。

ここでは、リビングにおすすめの、長押の活用方法をご紹介していきましょう。

●おしゃれ小物でディスプレイ棚に

グリーンや小物、ファブリックパネルなどを置くと、おしゃれなディスプレイ棚ができあがります。

写真立てや、おしゃれな容器に移し替えた芳香剤や消臭剤などを置いても良いでしょう。

●絵本やCDを見せる収納

無印良品の長押には程よい溝があるため、CDや絵本を立て掛け、面で見せる収納にすることができます。

ブックスタンドを購入しなくても、長押をいくつか並べて設置すれば、おしゃれな見せるプチギャラリーができあがります。

●デスクまわりの収納に

リビングに仕事デスクなどがある場合、近くの壁に長押を設置すると、小物を収納する棚として使うことができます。

ペン類、ボックスティッシュ、細々した小物もまとめて収納することができるため、デスクまわりをすっきりさせることができます。

もっと知りたい!無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズ

無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズは、長押のほかにどのような商品があるのでしょうか。

玄関やリビングだけでなく、部屋の中のあらゆる場所に使用できる便利なものばかりのため、以下でまとめてご紹介しましょう。

●棚タイプ

棚タイプも長押同様、横幅が「44cm」と「88cm」の2タイプになります。

約3kgの重さに耐えられ、棚の部分にはさまざまな小物を乗せることができます。

ベッドサイドやキッチン周りに設置すると、小物をまとめて収納できるため、おすすめです。

●ボックスタイプ

ボックスタイプは四角い箱型のもので、「2マス」と「3マス」の2種類になります。

縦使い、横使い、どちらでも問題なく、文庫本を入れて収納するとちょうど良い大きさです。

耐荷重は5kgのため、あまりものを詰め込みすぎないように注意しましょう。

●ポケットタイプ

現在は廃版となっているシリーズですが、ポケットの形をしているものになります。

こちらはアルミ製のみの商品となっており、2kgまでの重さに耐えることが可能です。

アルミは水に濡れても問題ないため、洗面所などでの使用に適しているでしょう。

無印良品の長押はおしゃれで機能的

無印良品の長押は3cmの溝があり、この程よい隙間がハンガーなどを引っ掛けるのにちょうど良い深さです。

長押を玄関に設置すれば、上着やかばん、帽子などを玄関で着脱することができます。

結果として、リビングが散らかることもなくなるでしょう。

また、無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズには、長押のほかにもさまざまなアイテムがあります。

おしゃれで機能的なものが多いので、ぜひ取り入れることをおすすめします。