窓のプチプチの剥がし方はこれで決まり!実はこんなに簡単

防寒対策や防音対策で貼った窓のプチプチの剥がし方で困ったことはありませんか。

窓にプチプチを貼って何年か経つと、本当に剥がすのが大変で、窓にプチプチを貼ったことを後悔することがあるほどです。

しかし、窓のプチプチの剥がし方を知っていれば、きれいな窓をよみがえらせられます。

では、どんな剥がし方をすれば良いのかお話しします。

窓のプチプチの剥がし方に失敗するとどうなる?

窓のプチプチ(気泡緩衝材)は、防寒対策になったり、室内の楽器音の音漏れ対策になったりします。

寒さが気になるご家庭の防寒グッズとしてはとても有名ですね。

他にも、通り沿いのご家庭の目隠しや小さなお子さんがいるご家庭、あるいは楽器を楽しむご家庭の音漏れ対策として窓にプチプチを貼っていることも珍しくありません。

しかし、窓のプチプチには寿命がありますし、寿命になっていなくても、時には家族の年齢や趣味の変化でプチプチが不要になることもあります。

そんな時に、窓のプチプチの正しい剥がし方を知らずにうっかり作業をして失敗をしてしまうこともあります。

例えば、表面のプチプチだけが剥がれて、窓のプチプチの接着糊が窓一面に残ってしまったり、窓にプチプチの跡がばっちりと残ってしまったりと、皆さんいろいろな失敗をされています。

特に、窓に接着糊の跡が残ってしまうのが一番の問題と言われているのですが、思い当たる方も多いのではないでしょうか。

窓に貼ってすぐに剥がすのであれば問題ありませんが、貼ってから数年が経過したものだとプチプチの正しい剥がし方を知らないと大変なことになってしまいます。

窓に貼ったプチプチは経年劣化すると表面がバリバリになります。

それを無理やり剥がそうとするとプチプチが欠片のようになって、あたり一面にゴミが散乱してしまいます。

たとえゴミが散乱しても窓がきれいになるのなら我慢もできますが、肝心の窓がきれいにならないとなるとがっくりきますよね。

では、どうすれば良いのかを次の章からお話ししていきたいと思います。

窓のプチプチの剥がし方①道具

さまざまな種類の断熱材や窓用の防寒グッズがありますが、それらと比べても窓のプチプチは剥がしにくいものです。

窓のプチプチのきれいな剥がし方を実践するために、まずは必要な道具を用意しましょう。

【必要なもの】

・霧吹き(スプレータイプの容器でも可)

水で薄めた中性洗剤を窓に貼ったプチプチや、剥がした後の窓ガラスに吹き付けるのに使用します。

・中性洗剤

台所用の中性洗剤を水で薄めて使用します。

・水

中性洗剤を薄めたり、雑巾掃除に使用したりします。

・ガラスクリーナー

最後の磨き上げに使用すると、窓ガラスがピカピカによみがえり、窓の状態がぐっと変わります。

・剃刀付きスクレーパー(窓を傷つけやすいので慎重に使用)

カッターナイフでも代用できますが、剃刀付きスクレーパーの方が使い勝手が良く作業がはかどります。

剃刀付きスクレーパーもカッターナイフも窓や周りのゴミパッキンを傷つけやすいので十分注意してください。

・雑巾

最後の掃除に使用します。

・掃除機

窓のプチプチの細かいゴミが床に落ちますので、最後に使います。

これで、窓のプチプチの剥がすのに必要なものは揃いました。

次の章では、作業の方法についてお話ししていきます。

窓のプチプチの剥がし方②作業方法

非常に取りにくい窓のプチプチですが、正しい手順と剥がし方で作業をすれば窓が見違えるほどきれいになります。

通常プチプチは一枚のビニールシート状となっています。

しかし、プチプチを窓に貼って何年か経過してから剥がそうとすると、一枚になっているはずのビニールの表面部分がぽろぽろと崩れ落ちます。

プチプチの表面だけが剥がれると、窓一面に接着糊とビニール片のようなものが残ってしまいます。

床に落ちたゴミは掃除機をかければ済みますが、問題なのは窓のプチプチを正しい剥がし方で剥がさなかった場合に膨大な時間がかかる羽目になることです。

きれいな窓に戻すための作業方法をご説明します。

①窓に貼ってあるプチプチの上の方から、スクレーパーを使って少しずつプチプチを剥がしてください。

この時に窓を傷つけないように注意してくださいね。

②次に、霧吹きに水で薄めた台所洗剤を入れて、プチプチを貼ってある窓に吹きかけてください。

そのまま1時間くらい放置して洗剤液を浸透させてください。

③1時間くらい放置してから、スクレーパーでこすり落としてください。

あまり軽くこすっても取れないので、窓を傷つけない程度の強めの力でこすってください。

窓のプチプチの剥がし方③プチプチを剥がした後にすること

ここまでの地道な作業で、窓のプチプチがきれいに剥がせましたね。

窓のプチプチを正しい剥がし方で剥がすのは、窓を最初のきれいな状態に近づけるために欠かせないことだと実感する瞬間です。

最初に表面を剥がした時に、窓一面に残った接着糊を見てびっくりする方が多いのですが、その状態からきれいな状態になったことに驚く人もいるほど、状態が変わっていると思います。

しかし、窓を元通りのきれいな状態に戻すためにもうひと手間かけておきましょう。

剥がした時点で窓一面に残っていた接着糊の痕跡は消えているはずですが、プチプチを剥がすのに使った薄めた中性洗剤が残っています。

この薄めた中性洗剤をきれいに掃除してしまいましょう。

中性洗剤が窓の汚れと混ざった状態のままにしておくと、後々、見苦しい状態になってしまいます。

ガラスクリーナーと雑巾を使って、きれいに磨き上げてください。

それから、窓の下にはプチプチの欠片がたくさん落ちていますので、こちらは掃除機をかけておきましょう。

きれいに掃除機をかけておかないと、静電気で洋服などにくっついてしまって、他の部屋にプチプチの欠片を持ち込むことになりますから注意してくださいね。

これで、窓のプチプチをきれいに剥がす作業は完了しました。

窓のプチプチの剥がし方④自分で作業をしたくない場合

「窓のプチプチの正しい剥がし方は分かったけれど、自分で作業するのは面倒だ」という方は、業者に依頼する方法もあることをご案内しておきます。

窓のプチプチを剥がしたい場合には、窓のフィルムの除去業者やガラス清掃業者に依頼します。

ただし、業者に依頼すると当然ながら料金がかかってしまいます。

業者によっては、プチプチを剥がす作業だけでも請け負ってくれるところもありますが、貼り換え、つまり新たに貼ることを条件にしている業者もいますので必ず見積もりを取ってください。

業者にお願いしてもある程度は時間の掛かる作業ですから、十分に時間の余裕がある日に依頼すると良いでしょう。

窓のプチプチを業者に依頼した場合の料金は、作業の工賃や業者の出張費などです。

業者に依頼する場合のメリットとデメリットが自分で作業する場合と比べてどうなのかをよく検討してから、見積もり依頼をすることをお勧めします。

窓のプチプチは慣れれば誰にでもできる作業

最初は、窓のプチプチの剥がし方が分からなかった人でも、窓のプチプチ剥がしは単純な作業の繰り返しですからすぐに作業に慣れることはできます。

手間のかかる作業ですが、実際にやってみると窓がきれいな状態に戻るのでかなり満足のいく結果が得られます。

もちろん、業者に依頼しても構いませんが、やってみると作業の単純さにびっくりするくらいです。

ぜひ、一度は自分で窓のプチプチ剥がしの作業をやってみてください。

使う道具もほとんど家にあるか、安く手に入るものばかりです。

ちなみに、窓のプチプチの剥がし方は、窓に貼る他のシートやフィルムにも応用できます。

一度覚えておくとずっと使える知識ですし、その簡単さにびっくりしますよ。

窓のプチプチをきれいに剥がそう

今回、窓のプチプチの剥がし方についてお話ししてきました。

窓のプチプチの剥がし方はとても簡単なのです。

失敗したことのある人はなかなか次の窓の作業をしにくくなるようですが、今回の方法で作業すれば大丈夫です。

まずは、道具を用意するところから始めてみてください。

窓のプチプチを剥がしてみたら、きっと窓が本当にきれいになって室内が明るくなったと感じます。

できれば、お天気の良い日に作業をしてみると、きれいになった窓をより実感できますよ。