窓にはお洒落なブラインドを!定期的に掃除してきれいを保つ

窓にブラインドを設置すると、スタイリッシュでお洒落な印象を受けます。

カーテンと違った、すっきりした見た目も魅力の1つですよね。

しかしブラインドは、隙間の部分にほこりが溜まりやすいという難点もあります。

今回はブラインドの掃除方法を中心に、ブラインドをきれいに保つコツなどもご紹介していきましょう。

窓のブラインドを掃除しよう!「ほこりを除去する」

窓のブラインドの隙間に溜まったほこりは、掃除するのに手間取りそうで、放置してしまう人も多くいることでしょう。

まずは誰にでも簡単に行える、ほこりを取り除く方法についてご紹介していきましょう。

用意するものは掃除機です。

部屋用の掃除機でも構いませんが、高い場所も楽に掃除することができるように、ハンディタイプをおすすめします。

踏み台を用意して、上から順番にほこりを吸い取っていきましょう。

部屋用の掃除機の場合は長いノズルは取り外し、ブラシ付きの短いノズルに付け替えてください。

すると多くのほこりを吸い取ることができるでしょう。

そして部屋用の掃除機も、ハンディタイプも、吸引モードを「強」でなはく「弱」で行ってください。

強い力で掃除機をかけると、ブラインドごと吸い込んでしまう可能性があります。

必ず掃除を始める際に確認してください。

部屋の床に掃除機をかける際、ついでにブラインドのほこりも吸い取ってしまえば効率が良いでしょう。

窓のブラインドを掃除しよう!「軍手と重曹」

窓のブラインドに溜まったほこりは、細かい部分まで掃除機で吸い取るのはなかなか難しいものです。

掃除機で取り切れなかったほこりは「軍手」を使って拭き掃除をしていきましょう。

①まず重曹水を作っていきます。

ぬるま湯500mlに対して大さじ1の重曹を溶かしていきます。

②この重曹水を霧吹きに入れてブラインドに吹きかけていきましょう。

なお、事前にブラインドの下にビニールシートや新聞紙を敷いておきましょう。

③そしてゴム手袋を装着します。

④次に軍手を先ほどの重曹水に浸し、ぞうきんのように固く絞っていきましょう。

⑤絞り終わったらゴム手袋の上に軍手を装着します。

二重に軍手を装着する作業は骨が折れますが、ブラインドの隙間にはこの軍手での掃除が大変適しています。

細かい部分まできれいに仕上げることが可能ですので、頑張って装着しましょう。

軍手をはめたら、先ほど同様、上から順番に拭いていきます。

この時、力は入れず、優しくなでるように拭き上げていくのがポイントです。

ブラインドの汚れがひどい時は「中性洗剤」

重曹水で窓のブラインドを拭きあげても、落ちづらい汚れもあるでしょう。

料理による油汚れ、煙草のヤニ、または湿気によるカビなどは、重曹水では取り切れないことがほとんどです。
そのような場合は、中性洗剤を使用して掃除を行いましょう。

中性洗剤には油汚れなどを浮かせる効果が期待できます。

水と中性洗剤を混ぜて洗剤水を作り、霧吹きでブラインドに吹きかけていきましょう。

その後、汚れが浮くまで待ち、先ほどの重曹に浸した軍手で拭き上げていきます。

ほとんどの汚れはこの掃除方法できれいになるでしょう。

しかし、ブラインドにカビが生えた場合は、この方法ではきれいに取り除くのは難しい可能性があります。

その場合は市販のカビ取り剤を使用しましょう。

カビ取り剤は強力なので、素早くきれいにカビ取り掃除することができます。

注意点としては、どの場合でも洗剤の成分が残らないように拭き上げることです。

ぞうきんを使い、最後に水拭きを行いましょう。

小さな子どもやペットがいる家庭では、より一層注意が必要です。

ブラインド掃除に役立つ便利アイテムとは

窓のブラインドを掃除するには、掃除機や軍手があれば十分です。

しかしここでは、よりブラインド掃除を手軽に楽しく行える、便利グッズをご紹介していきます。

【山崎産業:エコ21 ブラインドクリーナー25】

・参考価格:947円

ブラインドの隙間を一気に挟み込み、裏と表の両側を拭くことができるクリーナーになります。

手袋の場合は1枚づつ拭いていく必要がありますが、このクリーナーであれば一気に大部分の拭き掃除をすることが可能です。

【Satto:ハンディモップ ホワイト】

・参考価格:425円

小型の薄いハンディモップになります。

リビングに置いてあってもインテリアに響かないデザインのため、ブラインドの近くにぶら下げて収納すると良いでしょう。

すると、ほこりが目についた時、掃除機をわざわざ出さなくでもすぐにブラインド掃除ができます。

【CatHand:ブラインドクリーナー】

・参考価格:1,080円

3枚のマイクロファイバークロスがついており、この部分をブラインドに挟んで拭き掃除を行います。

マイクロファイバーは細かいほこりをキャッチすることに適しているため、ブラインド掃除に適しています。

洗濯して繰り返し使える点もポイントが高いと言えます。

窓のブラインドを掃除する前に!注意点とは

窓のブラインド掃除をする前に、頭に入れておくと良い点はどんなことでしょうか。

以下でまとめてご紹介していきます。

●説明書に目を通す

拭き掃除だけだからと、説明書を見ないで掃除を始める方も多いでしょう。

しかし、ブラインドの種類によってお手入れの方法は異なります。

使用してはいけない洗剤がある可能性もあるため、必ず事前に説明書に目を通しておきましょう。

●目立たないところで試す

中性洗剤といってもたくさんの種類があります。

多くの場合は使用できる洗剤ではありますが、まずはブラインドの目立たない場所で試してみましょう。

変色などの問題がなければ、他の部分も拭いていきましょう。

●優しく拭いていく

ブラインドは見て分かるように、1枚1枚が薄い羽根でできています。

そのため、とてもデリケートです。

拭き掃除を行う際は優しく、上から順番に拭いていくことが基本となります。

窓のブラインドをきれいに保つ方法

お洒落なブラインドを設置しても、きちんと手入れや掃除をしないと、劣化を早めてしまいます。

そこで、ここではブラインドをきれいに保つコツをまとめてご紹介していきましょう。

●お酢を使う

お酢に含まれるクエン酸には静電気を防ぐ効果が期待できます。

静電気はほこりなどを集める性質があるため、ブラインド周りで静電気を予防することは重要と言えます。

水400ml:お酢100mlのお酢水を作り、軍手などでブラインドを拭きあげていきます。

臭いが気にならない程度に、薄く塗っていきましょう。

●柔軟剤を使う

お酢と同様、柔軟剤にも静電気を予防する効果が期待できます。

お酢を使うことに抵抗がある方は、水で薄めた柔軟剤を使用しましょう。

●湿度を保つ

湿度を保ち、ブラインド周りを乾燥させないことも静電気予防へと繋がります。

加湿器を置かなくとも、濡れたバスタオルなどを窓付近に置いておくだけで十分効果があるでしょう。

また湿度を好む観葉植物を置くことで、湿度を保とうという意識が自然に身につきますのでおすすめです。

●薄いカーテンで汚れを防止

ブラインドの寿命を延ばすためにも、室内側に薄い透明なカーテンなどをかけることをおすすめします。

これにより、室内側の煙草のヤニや舞い上がったほこりを防ぐことに繋がり、ブラインドをきれいに保つことができるでしょう。

ブラインドは定期的に掃除してきれいに保とう

ブラインドを窓に設置すると、部屋の雰囲気はスタイリッシュになり、とてもお洒落に見えますよね。

しかし、ブラインドは羽根の1枚1枚にほこりが溜まりやすいため、掃除を怠ると見栄えも悪くなり台無しになってしまいます。

簡単に掃除できるハンディモップなどもありますので、定期的に掃除してブラインドをきれいに保ちましょう。
そしてご紹介した方法できれいに掃除を行い、長く愛用してください。