窓に貼る100均ガラスシートと聞いて、実用性のみを追求したものを思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、100均を侮るなかれ。
防寒シートでさえ柄のついたものがありますし、目隠しシートに至ってはかなり種類が豊富です。
冬になると気になる結露を吸収する結露シートもかわいいものが出ています。
そんな、手軽で便利な100均の窓用ガラスシートをご紹介していきましょう。
防寒出来る100均窓用ガラスシート
窓に貼るシートとして一番最初に挙がるのが、「防寒シート」ではないでしょうか。
寒い季節に窓に貼って、冷たい外気を入れずに暖房効果を上げる、あのシートです。
その防寒シートの中でも、最近注目なのが「バブルシート」です。
「バブルシート」と聞くと耳慣れないかもしれませんが、梱包用のエアパッキン、いわゆるプチプチシートのことです。
100均グッズでは、窓の防寒シートとして作れたプチプチシートがありますが、一見ただのエアパッキンと変わらないので、なんとなく見た目が悪く、みすぼらしいイメージでした。
しかし、最近では柄の入った「バブルシート」が販売され、人気を集めています。
機能性にも優れ、デザイン性にも富んでいるので、窓に貼るとおしゃれですし、お部屋の雰囲気を変えることも出来ます。
柄も雪の結晶や英語のロゴのような柄や、かわいいアニマル柄など、おしゃれなものからかわいいものまで揃っています。
同じ貼るものなら、プチプチシートではなく、柄入りのバブルシートが良いですね。
結露対策も100均窓用シートでバッチリ!
寒い季節に悩まされることのひとつに窓の結露があります。
結露は外気と室温の差で窓に水滴が付く現象で、窓の周辺が湿気っぽくなることで、カビを発生させる原因にもなります。
こまめに水分を拭き取れば良いのですが、それも結構面倒です。
そこで、便利なのが100均グッズの「結露シート」です。
窓の下の部分に、この結露シートを貼ると、結露を吸い取り蒸発しやすくするので、カビの発生を抑えることが出来ます。
以前は、ただの灰色の幅の狭いシートを貼る味気ないものだったのですが、結露シートも進化しました。
今では、雪の模様や町の風景などが切り抜かれている、かわいい結露シートが販売されています。
この結露シートを貼ると、窓が明るくにぎやかで、楽しい雰囲気になりますよ。
こちらもさまざまな柄や切り抜きがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて楽しむことが出来ます。
他にもある!100均窓用ガラスシートは種類が豊富!
これまでは、寒い季節に活躍する窓用シートをご紹介してきましたが、他にも優れもののガラスシートがあるのでご紹介しましょう。
先程もお話ししたように、100均の窓用ガラスシートは種類が豊富です。
なかでも、目隠し用ガラスシートは、実にさまざまな種類が販売されています。
しかも、目隠しになるだけでなく、UVカット効果やガラスが割れたときの飛散防止になるものもあり、機能的にも優れているのです。
また、すりガラス風なものや、カットガラス風のものもあり、窓に貼っても暗くなってしまう心配がありません。
同じすりガラス風でも柄が入っていたり、カットガラス風のものでも、カットの細かさなどでかなり雰囲気が変わってきます。
レース風のものや、ステンドグラス風などなど、さまざまな柄があるので、自分好みのものを見つけることが出来るでしょう。
また、キャラクターがデザインされたものもあるので、お子さんがいるご家庭では喜ばれると思います。
貼るのは簡単!窓用ガラスシートを貼ってみよう!
それでは、100均の窓用ガラスシートの貼り方をご紹介しましょう。
最近では、水で貼るタイプが多くなってきているので、そのタイプの貼り方です。
【ガラスシートの貼り方】
①貼りたい窓ガラスの大きさに合わせてガラスシートをカット
ガラスシートは、ハサミやカッターで簡単にカット出来ます。
あらかじめ、窓ガラスのサイズを測り、ガラスシートをカットしておきましょう。
②窓ガラスをきれいに掃除する
ガラス面に汚れが付いていると、ガラスシートが剥がれやすくなってしまうので、必ずきれいに汚れを落としておきましょう。
③ガラスシートを窓ガラスに貼る
霧吹きで窓ガラスを濡らしておきます。
ガラスシートのはくり紙を剥がし、窓ガラスの端から、空気が入らないように注意しながら貼っていきます。
タオルなどを丸めて握り、空気を押し出しながら貼っていくと上手く貼れます。
同じようにして、バブルシートや結露シートも貼ってみましょう。
使い方いろいろ!100均窓用ガラスシート活用法①
これまで、100均の窓用ガラスシートについてご紹介してきましたが、窓用と言っても他にも応用して使うことが出来るのでご紹介しましょう。
窓用ガラスシートを、外部からの目隠しだけでなく、室内のガラスの目隠しにも利用します。
食器棚や室内の素通しのガラスなど、来客があったときに見られるのが気になるガラス面にシートを貼れば、目隠しにもなりますし、おしゃれな雰囲気を演出することも出来ます。
また、ガラスの飛散防止効果のあるものを使えば、リメイクとともに、地震対策にもなります。
特に食器棚は、地震で揺れたときに中の食器が当たってガラスが割れても、ガラス飛散防止用シートが貼ってあれば安心です。
窓用ガラスシートは、実にさまざまな柄が揃っているので、空ビンに貼るだけでもおしゃれ小物になりますし、プラスチックケースに貼れば、見せる収納に使うことが出来ます。
透明なプラスチックのティッシュケースや小物入れに、窓用ガラスシートを貼れば、自分好みの柄に変えることが簡単に出来ますよ。
平らな面であれば、大抵の場所に貼れるので、いろいろ試してみてはいかがでしょう。
剥がすときも水を使って貼っているので、きれいに剥がせます。
使い方いろいろ!100均窓用ガラスシート活用法②
もうひと工夫して、100均窓用ガラスシートを使ってみましょう。
100均グッズにある、木枠のフォトフレームやアートフレームに窓用ガラスシートを貼ると、おしゃれ雑貨に早変わりです。
いくつかテイストの違うものを作って並べて置いたり、壁に掛けるとお部屋のインテリアとして使えます。
また、シートを貼ったフォトフレームやアートフレームの木枠をいくつか貼り合わせると、フェイク窓が作れます。
絵心のある方でしたら、すりガラス風の窓用ガラスシートを切り抜いて貼ってみてはいかがでしょう。
例えば、ネコのシルエットや植物など、影絵のような感覚でシートを切り抜きます。
その切り抜いたものを窓ガラスに貼るのです。
窓ガラスをアートな空間に変えることが出来ますよ。
絵心のない方でも、気に入ったものをトレースして切り抜けば、割と簡単に作れます。
このように、窓用ガラスシートはハサミやカッターで簡単に切ることが出来るので、好みの大きさに切って小物に貼ったり、好きな形に切り取ることが出来て、とても便利です。
窓用ガラスシートはアイデア次第で、お部屋を簡単にアレンジ出来ます。
100均グッズなので、お財布にやさしいのもうれしいですね。
100均窓用ガラスシートを便利に使おう
ご紹介してきたように、100均の窓用ガラスシートは種類が豊富で扱い方も簡単です。
防寒や目隠しだけでなく、アイデア次第でいろいろ応用して使うことが出来ます。
また、ガラスの飛散防止効果があるものは、防災対策としても使えます。
種類も機能も充実した100均の窓用ガラスシート、あなたはどのように使いますか?