注文住宅で家を建てる!階段の蹴上や踏面は何cmが良いの?

注文住宅で家を建てるとなれば、家の様々なことを自分で決めていきます。

そのひとつには階段も挙げられます。

階段にも決めることが多くあり、蹴上や踏面などの寸法も含まれます。

この記事では、注文住宅で家を建てる際に知っておきたい、階段の寸法についてお伝えしていきます。

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注文住宅で家を建てる!決めることのひとつには階段も

これからマイホームの購入を検討している方も多くいることでしょう。

その際、注文住宅で家を新築するという方もいるかと思います。

注文住宅の大きな魅力としては、「家を建てたい土地を選べること」と「住みたい家を建てられること」が挙げられるでしょう。

空いている土地で気に入った土地があり、購入までいたれば、そこにマイホームを建てることができます。

そして、家の間取りや設備も、自分たちで自由に決めることができます。

このとき、決めるもののひとつに「階段」も挙げられます。

階段もじっくり考えて決めないと、生活しにくい造りになることも否定できません。

また、階段の蹴上などの寸法には決まりがあるので、それに基づいて考えなくてはなりません。

これについては次の項でお話しします。

住宅の階段にも決まりがある!

注文住宅で家を建てることになれば、家の間取りのほかにも、階段の仕様も考えることになります。

注文住宅は、どのような家にするかを自由に決めることができます。

そのため、階段の寸法も自分たちで自由に決められると考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、一般住宅の階段の寸法などには基準が定められているのです。

この基準は、建築基準法という法律で規定されています。

そのため、規定に基づいた階段にすることになりますから、自分たちの好きなように階段の寸法を決められるわけではないことを頭に入れておきましょう。

建築基準法では特に、「蹴上」「踏面」「階段と踊り場の幅」「踊り場の位置」の4つの基準が規定されています。

どのように規定されているかは、次項からお伝えしていきましょう。

蹴上や踏面とは?階段の基準は?

それではここから、建築基準法に規定されている階段の基準についてお伝えしていきます。

まずは、「蹴上(けあげ)」についてです。

蹴上とは、階段の1段の高さのことをいいます。

蹴上が高くなれば階段の段数が減り、反対に低くなると段数は多くなります。

建築基準法では、一般住宅の場合の蹴上は「23cm以下」と規定されています。

つぎに、「踏面(ふみづら)」についてご説明しましょう。

踏面は、階段の足をのせる部分でもある踏み板の踏み幅のことをいいます。

踏面が狭すぎてしまうと足をのせる場所も狭くなってしまい、階段を上り下りする際の安定感がなくなる恐れがあります。

そのため、一般住宅の階段の踏面は「15cm以上」の広さであることが、建築基準法で定められています。

「階段と踊り場の幅」と「踊り場の位置」にも基準が設けられています。

踊り場とは、階段の途中に設ける平らなスペースのことで、階段が途中で方向転換するときや、上り下りの途中で少し休めるように造られることが多いです。

階段および踊り場の幅は「有効幅75cm以上」と、建築基準法で定められています。

そして踊り場の位置は、階段の高さが4mを超える場合には4m以内ごとに踊り場を設けなくてはならない、と規定がされているのです。

この4つの基準に基づいて、マイホームの階段をどのようにするかを決めていかなくてはなりません。

基準内が必ず使いやすいとは限らない!蹴上の寸法を決める際の注意点

蹴上をはじめとした、一般住宅の階段の寸法の基準についてお話をしてきました。

ここでは、蹴上などの寸法を決める際の注意点についてもお伝えしていきます。

蹴上などの寸法を決めるときは、「最低基準は避ける」という点に注意したほうが良いでしょう。

一般住宅の階段に決められている基準はお伝えしたとおりですが、この基準はあくまでも最低の寸法です。

安全性などの観点からこれだけは守ってほしいという寸法ですから、基準内の寸法で階段を造ったからといって、必ずしも使いやすい階段になるとは限りません。

場合によっては、上り下りしにくい階段になる恐れもあるのです。

使いやすい階段にするには、蹴上や踏面のバランスが重要になってきますので、これらを意識して決めることをおすすめします。

蹴上と踏面のバランスが良いかどうかは計算式で求めることができるといわれています。

その計算方法については、次の項でお話ししていきます。

蹴上は何cm?使いやすい階段にするための計算方法

注文住宅で家を建てるとなれば、階段の寸法も自分で決められます。

法律で定められた基準がありますが、基準内にしたからといって使いやすいとは限りません。

使いやすい階段にするには、階段の蹴上と踏面のバランスが重要となってきます。

これは計算で求めることができるといわれていますので、ここでご紹介しましょう。

一般的に上りやすいといわれる階段の寸法は、2倍した蹴上の高さに踏面の長さを足して「60」になることだそうです。

つまり、「(蹴上の高さ×2)+(踏面の長さ)=60」ということです。

ここで公共施設の階段の寸法に多い、「蹴上15cm、踏面30cm」で考えてみましょう。

先ほどの計算式に当てはめると、「(15cm×2)+(30cm)=60cm」となりますね。

ですから、この階段も一般的には上りやすいといわれる寸法なのです。

この計算式にも当てはまる、基準内でできる蹴上と踏面の組み合わせは、

・蹴上22cm、踏面16cm
・蹴上21cm、踏面18cm
・蹴上20cm、踏面20cm
・蹴上19cm、踏面22cm
・蹴上18cm、踏面24cm
・蹴上17cm、踏面26cm
・蹴上16cm、踏面28cm

が挙げられます。

はじめての家づくりでどんな階段にするか悩むこともあるかと思いますので、階段の寸法に悩んだときの参考にしてみてください。

新築住宅の階段を使いやすくするには

新築した家の階段が使いづらいのは、誰もが嫌かと思います。

使いやすい階段にするための計算方法は先ほどお伝えしたとおりで、蹴上と踏面のバランスがとても重要になってきます。

踏面が広すぎてしまえば歩幅を大きくとるので上がるのが大変になるでしょうし、蹴上が高すぎてしまうと足を大きく動かすことになるので転倒の危険性が高まります。

また、合計が60cmより小さくなってしまうと、小刻みに階段を上り下りすることが考えられますので、やはり蹴上と踏面のバランスは重要となるでしょう。

階段の使いやすさは人それぞれ違ってきますし、先ほどの組み合わせでも、どれも使いやすいということはないでしょうから、どの組み合わせがご家族みんなが最も使いやすいかを調べてみると良いでしょう。

階段ひとつで後悔することのないよう、注文住宅で家を建てる際は、寸法までじっくり検討することをおすすめします。

注文住宅で家を建てるなら!階段の寸法もじっくり検討しよう

注文住宅で家を建てることになれば、どのような階段にするかも自分で決めることになります。

その際、蹴上などの寸法は法律で基準が定められていますので、基準内にすることが大切です。

さらに基準内の寸法の階段が必ず使いやすいとは限りませんので、住んでから後悔することのないよう、どの寸法が家族に合っているかを調べてみることをおすすめします。