1LDKの部屋で新生活をスタートさせる時に欠かせないのが、インテリアの配置ですよね。
様々なインテリアをどう配置するかによって、部屋の印象や使い勝手が変化するので、悩んでしまうことも多いでしょう。
そこで今回は、部屋の主役になることもあるソファーに焦点をあてて、部屋のレイアウトのポイントを見ていきます。
1LDKでソファーはどう配置する?レイアウトのポイント!
1LDKで新生活をスタートさせる時に、ソファーなどのインテリアの配置について悩んでしまう方は意外と多いのではないでしょうか。
いきなり、インテリアを配置してしまうのではなく、快適に過ごせるように、レイアウトのポイントをあらかじめ押さえておくと、おしゃれな部屋にすることができます。
【間取りの把握】
賃貸の1LDKの部屋では、部屋の寸法までは把握していないことが多いでしょう。
部屋の寸法がわかっていないと、気に入ったインテリアでもサイズが合わず、部屋に入れることができないということが起こる可能性があります。
また、部屋のどの位置にコンセントなどがあったかなどについても把握しておく必要があります。
インテリアをレイアウトする前には、部屋の寸法の他に以下のことも確認しておきましょう。
・コンセント、テレビ線の位置
・インターホン、照明の位置
・照明プラグの位置
・窓の大きさ
・窓やドアの開閉する幅
・部屋の形状
【インテリアのサイズ】
配置するインテリアのサイズを把握しておくことも重要なことの一つです。
これは、すでに持っているインテリアもこれから新たに購入するインテリアにも言えることです。
例えばソファーであれば、ソファーの高さ・横幅・奥行座面から脚までのサイズを測っておきましょう。
まだある!1LDKでソファーなどをレイアウトするポイント
インテリアの配置のポイントはまだありますので、引き続きご紹介していきます。
【生活動線を考える】
1LDKの部屋のどこにでもインテリアを配置していいというわけでもありません。
配置をするには、「どこを人が通ったら動きやすいか」を考えます。
生活をする上で、部屋の行き来をする際に必要なスペースを「生活動線」と言います。
具体的には、人が1人通るには約60cm、2人がすれ違うには約120cmは必要とされています。
【動かさないインテリアから配置を考える】
インテリアを配置場所を考えるには、まず「めったに動かさないもの」から考えていきましょう。
例えば、テレビボードやソファー、ベッドなどといったものです。
恐らく、テレビボードに関しては、テレビと一緒に使うことになるため、設置場所は決まってくるでしょう。
その他のインテリアは、生活動線を妨げないような場所に配置していくとレイアウトがしやすいです。
【視線抜けを意識する】
インテリアのレイアウトを考える際、つい部屋を真上から見たイメージで決めてしまいがちではないでしょうか。
この方法も決して悪くはありませんが、この方法のみでレイアウトをしてしまうと、視線を遮るように配置してしまう恐れがあります。
これを避けるためにも、開放感を感じられるように視線抜けを考えながら配置場所を考えましょう。
1LDKで基本的なソファーの配置
さて、ここまでインテリアの配置のポイントについて見てきました。
1LDKでソファーを配置する際にはどのようなレイアウトができるのかについてここからは見ていきましょう。
基本的なレイアウトには3つあります。
【直列に配置】
これは、テーブルやテレビなどに対し、向き合うようにして一列に配置するレイアウトです。
壁際にこのように配置すると、部屋がスッキリと見えやすいでしょう。
【L字配置】
テーブルなどを囲むようにL字にソファーを配置する方法です。
ソファーに座っても、対面に人がいないため、一緒にソファーに座った人がいても、緊張しにくくコミュニケーションがとりやすい配置です。
【対向に配置】
テーブルを挟むようにして2台のソファーを向い合せにして配置したレイアウトです。
少々堅苦しい印象がありますが、相手との距離は適度に保たれます。
来客が多く、接客をする機会が多い方に向いているでしょう。
このように、ソファーを配置すると言っても種類がありますが、1LDKでは直列に配置するという方法が向いているでしょう。
やや狭めの1LDKでソファーを配置!部屋を広く見せるには?
ここからは、これまでのポイントを踏まえて実際1LDKにソファーを配置することを考えた時、どうしたらいいかについて、見ていきましょう。
一口に1LDKの部屋と言っても、物件によって部屋の形は様々です。
部屋の広さも異なってくるでしょう。
やや狭めの1LDKの部屋でもソファーを配置したい場合には、ダイニングテーブルと一緒に配置することをおすすめします。
このようにすることで、ダイニングテーブルで食事をする時にもソファーを使うことができる上、くつろぐ際にも使うことができます。
また、生活にメリハリをつけるために区切ってしまいがちなダイニング・リビングを、一体になるように部屋を使うことで、開放感が生まれます。
インテリアも色を明るくすることで、部屋を広く見せることができるでしょう。
1LDKの部屋の間仕切りにソファーを配置する時の注意点
1LDKの部屋で、「ダイニングとリビングをしっかり区切って生活をしたい」という方もいるかもしれません。
このような時に、ソファーは間仕切りとして使うことができます。
しかし、間仕切りとしてソファーを配置する際には注意したいことが2つあります。
【コミュニケーションがとりやすいように配慮する】
ソファーで間仕切りをすると、空間を分けることもできますが、同時に視線も遮ってしまいやすいです。
そのため、物件によっては、リビングに圧迫感を与えてしまう可能性もありますので、十分に注意しましょう。
また、狭めの1LDKでこの方法を試す場合には、インテリアの色を部屋の壁や天井に近い色にすることで開放感を与えることができます。
もし、「ソファーでは部屋の圧迫感が気になるかもしれない」という方は、「パーソナルチェア」という一人掛けのイスを、ソファーの代わりに配置してみてもいいでしょう。
【ソファーの背面が気になる】
間仕切りにソファーを配置するとなると、どうしてもソファーの背面を見せることになります。
新たにソファーを購入する場合には、背面にも注目しながら選ぶことをおすすめします。
また、すでに手元にあるソファーを使うことを考えていて、ソファーの背面を見せたくない場合には、背面にソファーの高さにあった、収納などを配置すると目隠しにもなり便利でしょう。
風水を意識する?仕事運UPさせるソファーの配置
1LDKの部屋でインテリアを配置する際、風水を意識してみるのはいかがでしょうか。
リビングに設置することの多いテレビやパソコンを始めとする情報機器は、風水では「気を乱すもの」とされています。
これを和らげるのが、太陽です。
太陽は東から昇るため、このようなものは東側に設置するといいとされています。
この東側というのは、仕事運や健康運によいとされている方角のため、これらの運気を受け止めるためには、西側にソファーを配置するのがいいとされています。
運気を上げることができ、くつろぐことができるのであれば、ぜひ試してみたい配置ではないでしょうか。
インテリアの配置をする時はこのようなことにも注目して配置をしてみてもいいかもしれませんね。
ソファーはポイントを押さえて配置をしよう
リビングの顔にもなるソファーは、配置する場所を変えるだけで印象を変えることもあります。
来客があった際には必ず目に留まる空間だからこそ、おしゃれで快適にしておきたい場所です。
1LDKの部屋の大きさや形などを把握したうえで、使いやすく快適に過ごせるようにレイアウトしてみましょう。