1LDKで赤ちゃんを迎える!この間取りで狭くない?

結婚してから、新生活を1LDKの間取りの部屋でスタートさせるという方もいるのではないでしょうか。

そして、赤ちゃんが生まれてから「この間取りで育児ができるのか」ということに不安を感じる方もいるかもしれません。

1LDKの間取りの部屋で赤ちゃんを迎えた場合、快適に生活するポイントなどをご説明していきます。

1LDKの間取りで赤ちゃんを迎える!部屋作りには工夫が必要?

冒頭でも述べた通り、結婚して夫婦で暮らすことになった場合、1LDKの間取りの部屋で新生活をスタートさせるという方も多いことでしょう。

そして、結婚してしばらくすると赤ちゃんが生まれることも考えられます。

生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のうち2~3時間おきに泣いて起きますが、平均15~20時間は眠って過ごします。

とはいえ、基本的に1日中親が赤ちゃんの面倒を見ることになります。

また、親は赤ちゃんの面倒だけでなく、日ごろの家事もこなす必要があります。

そのため、生後しばらくの間は、親にとっては大変な時期で、赤ちゃんの面倒を見つつ、快適に家事をこなせるような工夫が必要となります。

1LDKの間取りの部屋で赤ちゃんと生活するためのポイント

赤ちゃんの世話をするには、おむつやミルクをはじめとするたくさんのグッズが必要です。

また、大人2人の暮らしから赤ちゃんが増えることで、3人での生活となります。

しかし、赤ちゃんは先ほどお伝えしたように、生まれてしばらくの間は2~3時間おきに泣くことはあっても、1日のうちのほとんどの時間を眠って過ごします。

このことから、赤ちゃんが眠ることができる、授乳やおむつ替えを行える、というだけのスペースがあれば、世話をすること自体は難しいことではないでしょう。

1LDKの間取りの部屋で赤ちゃんの世話をする最大のポイントを挙げるのであれば、常に赤ちゃんに目が届くように部屋をレイアウトしておくということです。

1LDKの間取りの部屋で赤ちゃんと過ごす!リビングはどうしたら?

赤ちゃんが生まれて、1LDKの間取りの部屋に帰って来てからどのように生活をするのかについて考えながら、部屋のレイアウトをしていきましょう。

恐らく、1LDKの部屋では、日中はリビングで過ごし、夜は寝室で過ごすといった様子になるのではないでしょうか。

日中・夜それぞれの場合で見ていきましょう。

まずは過ごす時間が多くなる日中の場合です。

1LDKの間取りは、寝返りを打ち始めるまでの期間であれば、機能性が高く、育児がしやすい間取りです。

と言うのも、1LDKの部屋であれば、家具など部屋のレイアウトにもよりますが、比較的部屋のどこにいても親の目が届きやすいです。

また、赤ちゃんが服を汚してしまったり、沐浴後の着替えなどを行う際にも、すぐに新しい服を準備しやすいことも育児がしやすい間取りということが言えます。

赤ちゃんを迎えるための部屋のレイアウトのポイントとしては、以下のことに注意をしましょう。

・小さなものは床に置かない

・壊れてしまいやすいものを赤ちゃんのそばに置かない

・赤ちゃんに触られては困るものは置かない

・赤ちゃんのそばに、落ちてしまいやすいものは置かない

・赤ちゃんを傷付けてしまう可能性のあるものは置かない

「生まれたばかりであれば、このようなものがそばにあっても問題ないのでは?」と考える方もいるかもしれません。

例えば、赤ちゃんの近くに、薄手のハンカチを置いておいたとしましょう。

親が見ていたときには特に問題がなくても、何かのはずみで赤ちゃんの顔にハンカチが乗ってしまうことも考えられます。

このようになると、赤ちゃんは窒息してしまうことも考えられるのです。

こうならないためにも、日中、多くの時間を過ごすリビングのレイアウトは、赤ちゃんの周りにものがないようにする必要があります。

1LDKの間取りで赤ちゃんと一緒に寝る寝室はベビーベッド?布団?

もしかしたら産前から考えている方もいるかもしれませんが、「べビーベッドを配置するか布団にするか」といったことが寝室では大きな問題になります。

それぞれ見ていきましょう。

まずはべビーベッドについてです。

ベビーベッドは近年では小さなサイズのものもあるため、部屋に与える圧迫感を少なくすることもできます。

また、布団よりも高い位置で赤ちゃんが寝ることになるため、親が誤って覆いかぶさってしまう危険がなく、ほこりを赤ちゃんが吸い込んでしまう心配も少ないでしょう。

また、寝かしつけの際やおむつ替えの際も、腰への負担が少ないため、腰痛に悩んでいる親には向いているかもしれません。

デメリットとしては、やはり、小さめなものもあるとはいえ、それなりにスペースをとってしまうということが挙げられます。

この他にも、添い寝をすることができないため、寝るまでずっとそばにいるか抱っこで寝かしつけて、ベッドに寝かせるといったようにしなければなりません。

一方、布団の場合、赤ちゃん用の布団は小さく軽いため、リビングで使っているものを寝室に運んで使うという方法を取ることも可能です。

ベビーベッドよりも通気性がよく、赤ちゃんが汚してしまっても、洗うのが容易であることもメリットとして挙げられます。

また、何と言ってもベビーベッドよりもスペースを必要としないということが最大のメリットでしょう。

あまり大きくないような1LDKの間取りでも扱いやすいです。

デメリットとしては、赤ちゃんの足の動きで布団がはだけてしまうことがある、寝返りをし始めると布団から出てしまうといったことが挙げられます。

1LDKの間取りで赤ちゃんと快適に暮らす工夫

ここからは、あまり広さがない1LDKの間取りの部屋で赤ちゃんと快適に暮らすための具体的な工夫について見ていきましょう。

これは、1LDKの間取り以外の小さな家にお住まいの方でもできる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。

【家具の配置を変える】

リビングにソファやテーブルを配置しているという人もいるでしょう。

このような大きめの家具の配置を変えることで、赤ちゃんと過ごすことのできるスペースを作ることができます。

また、大きな家具を移動することで、赤ちゃんに目が届きやすくなることもあります。

【収納一体型の家具を使う】

これから家具を新たに買うという方もいるかもしれません。

このような方におすすめなのが、収納機能のついた家具です。

スペースが限られている部屋でこのような家具を使うと、部屋全体がスッキリとして見えます。

引き出しなどで収納することができるようなものであれば、赤ちゃんが触ってしまうことも減るでしょう。

【統一感を出す】

赤ちゃんを迎えると、あれこれと必要になり、部屋の中がごちゃごちゃしてしまいがちです。

しかし、ベビーベッドなどの赤ちゃん用品を、家の家具と合うような色合いのものにすることで統一感を出すことができます。

このようにすることで、部屋がまとまった印象になり、おしゃれな雰囲気で赤ちゃんの世話ができるでしょう。

1LDKの間取りの部屋での育児はいつまでできる?

赤ちゃんが大きくなってくると、引っ越しを検討する必要が出てくることもあるでしょう。

しかし、赤ちゃんが一人であれば、あまり広くないような1LDKであっても約6年間は問題なく過ごすことができると考えてよいと言えます。

理由としては、このくらいになると、子供が小学校に上がるために学習机を購入する必要が出てくるためです。。

1LDKの間取りの部屋で、あまり広さがない場合は、学習机を置くには少々狭いかもしれません。

そのため、この頃までには、もう少し広い部屋や一戸建てに引っ越すことを検討しておきましょう。

もし、2人目の赤ちゃんが生まれる予定がある場合は、もっと早めに広めの部屋などに引っ越した方が生活しやすいかもしれません。

1LDKの間取りの部屋でも赤ちゃんは迎えられる!

1LDKの間取りの部屋で赤ちゃんを迎えるには、赤ちゃんのことを考えた、育児のしやすい部屋づくりをしなくてはなりません。

今ある家具を少し移動させるだけでも、世話をするスペースは確保することができます。

赤ちゃんの周りに危険なものはないかを気を付けながら、環境を整えてみましょう。