マンションが狭い?駅から遠い!?どんなことに後悔する?

マンション購入は、人生に一度あるかないかの大きな買い物です。

金額が大きい分、後悔はできるだけしたくないものです。

しかし、マンションを購入したことに少なからず後悔している方もいます。

そのような方々は、どのようなことで後悔しているのでしょうか。

蓋を開けてみると、「マンションが狭い」「駅から遠かった」など、いろいろな意見があります。

マンション購入を後悔しないために、購入者がどのようなことを後悔しているのか検証していきましょう。

マンション購入者後悔ランキング上位!思っていたよりも「狭い」!

マンションを購入された方は、いったいどのようなことに後悔しているのでしょうか。

マンションを購入された方の後悔ランキング上位に食い込むのが、「想像以上にマンションが狭かった」という意見です。

特に、新築マンションの場合はモデルルームを見学し、実際の住戸は契約してから初めて入るということも多いでしょう。

新築マンションのモデルルームは、すべての住戸の間取りがあるわけではありません。

そのため、広いモデルルームを見学してから契約した住戸に入ると、狭いと感じてしまうのです。

ですから、モデルルームを見学するときは、実際に購入を検討している住戸とどれぐらい広さが異なるのかということをしっかりと頭に入れておくことをおすすめします。

また、子供が増えるなど、家族構成に変化があり、部屋が足りなくなってしまって後悔しているという意見もあります。

昨今ではマンションのリノベーションをする方も多くなっていますので、将来的に使い勝手が悪くなった場合には、リノベーションを検討してみるのもいいかもしれません。

マンションの立地条件で後悔している人も!

「マンションが狭いから後悔している」というケースがあることをお話ししましたが、立地条件で後悔している人もいるのです。

マンションでも一戸建てでも、購入する場合には誰もがしっかりと物件の立地について調べるのではないでしょうか。

それなのになぜ、立地に後悔してしまうことがあるのでしょう。

立地に後悔している多くのケースは、「希望の立地では予算内に収まらなかった」というものです。

つまり、予算内で購入できるマンションの立地の悪さはわかっていたものの、暮らしてみると、やはり毎日の通勤には不便だったと後悔してしまうということなのです。

マイホームを購入したら、なかなか簡単には買い替えることができません。

毎日不便さを感じながら生活することを考えると、多少の予算オーバーは許容範囲とするのがいいのかもしれません。

また、マンションは高層階になるほど眺望がいいことが一戸建てにはない大きなメリットですが、将来的に近隣に同じような高さ、もしくはそれ以上の建物が建つかもしれません。

そうすると、せっかくの眺望のよさが失われてしまいます。

マンションの高層階の住戸を購入の際は、近隣に建物が建つような場所はないかなど、下調べしておくことも必要かもしれません。

住民のマナーやトラブルに辟易!集合住宅ならではの後悔点

一戸建てとは違い、マンションは多くの住民が暮らす集合住宅です。

そのため、一部にはマナーの悪い住民がいたり、最悪の場合はトラブルになってしまうこともあります。

特に新築マンションは多世帯がほぼ同時期に入居になることが多いので、どのような方が暮らしているかまではわからないのです。

しかし、中古マンションを購入するのであれば、どのような方が暮らしているかを事前に調べることが可能です。

購入してから後悔することのないように、しっかりと下調べすることをおすすめします。

また、新築・中古に関係なく、近隣トラブルで多い問題が「騒音」です。

生活音はどうしても出てしまうものですが、その音が、もしかしたら階下や左右にお住まいの方に迷惑をかけてしまっているかもしれないのです。

必要以上に神経質になる必要はありませんが、お互い気持ちよく暮らすためにもある程度騒音に関しては気をつけることをおすすめします。

マンション購入をされた方の中には、これまでご紹介してきた他に「収納スペースが狭い」ことで持っている荷物をしまいきれず後悔しているという意見もあります。

それでは、次の項でご紹介していきましょう。

マンションあるある?収納が狭いから荷物がしまいきれない!

一般的に、一戸建て住宅よりマンションの方が収納が狭いと言われています。

そのため、荷物が多いとものが収納しきれず、いつも散らかっているという状態になってしまうのです。

このことからマンション購入を後悔する人もいるのですが、解決策はあります。

マンションの収納は最初から決められていますから、まずはそれらの収納を効率的に活用するのです。

例えば、クローゼットの中はものをただ入れるのではなく、「上」「中間」「下」とゾーン分けをして、スペースをくまなく使用します。

そうすることで、スペースを無駄なく使うことができます。

また、収納つきの家具を活用する手もあります。

ベッドやソファには、下部分が収納になっているものがあります。

そのような家具を取り入れると、想像以上に便利です。

マンションの収納は限られていますから、効率よく荷物を収納して、マンションの収納の狭さというデメリットを克服しましょう。

駐車場が狭い!居住スペース以外でも後悔することがある!

マンションにもよりますが、場合によっては駐車場のスペースがかなり狭いというケースがあるようです。

住戸数が多いマンションだと駐車場もそれなりに確保する必要があることから、一台一台のスペースが狭くなってしまうのです。

また、マンションの駐車場は機械式のことも多いです。

機械式駐車場は狭いことから、駐車できる車のサイズが定められていることもあります。

車を買い替えるときには大きな車種のものは無理なので、いつまでも軽自動車しか乗れないと後悔している方もいるようです。

もともと大きな車種の車を保有していたり、これから購入しようと思っていた方は、マンション購入前に駐車場の広さについてしっかりと確認を取りましょう。

毎月の支払い額で後悔?

これまで、マンションの広さや立地、他の住民とのトラブルや収納や駐車場が狭いことで後悔しているケースについてお話ししてきました。

最後に、マンション購入後の毎月の支払額について後悔しているという意見について検証していきます。

一戸建てやマンションを購入すると、多くの方が住宅ローンを組まれることかと思います。

そのため、毎月どれぐらいのローン返済額になるかをマンション購入前にしっかりと検討するでしょう。

マンションには、一戸建てにはない「管理費」と「修繕積立金」が発生します。

つまり、購入した住戸自体の支払い以外にかかる費用があるということです。

分譲マンションには管理費や修繕積立金があることは多くの方がご存知だと思いますが、その毎月支払う費用の支払い額で後悔している方が多いのです。

マンションにもよりますが、管理費や修繕積立金が当初の金額より増額されることがあります。

場合によっては、購入当時より2万円も値上がりしたというケースもあります。

毎月のローン返済額に加え、当初より金額が上がった管理費や修繕積立金の支払いが苦しく、後悔する方も中にはいます。

ですから、管理費と修繕積立金はいつまでも同じ金額ではない可能性があることを覚えておくようにしましょう。

マンション購入を後悔しないために事前調査は念入りに!

マンション購入は、人生で一番大きな買い物です。

マンション購入を後悔しないために、事前に調べられることについては念入りに調査することをおすすめします。

また、マンション購入経験者が後悔したというポイントは、マンションを購入する際の参考になるかと思います。

ここでご紹介してきた例以外にもたくさんありますので、マンションの購入をお考えの方は一度インターネットなどで検索してご覧になってみてはいかがでしょうか。