地番を知りたい!住所がわかっているときの調べ方とは

「住所は分かるけど地番が分からない…どんな風に調べたらいいの?」と悩んでしまうこともあるでしょう。

しかし、実は地番の調べ方は複数あります。

そこで今回は、簡単に調べる方法から、地図を使った調べ方までそれぞれご紹介していきます。

有料の方法、無料の方法もありますので、ぜひチェックしてみてください。

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住所から調べられる?調べ方も気になる「地番」とは?

地番は、登記事項証明書、固定資産評価額、相続税評価額などを管理するために使われます。

このような不動産の登記などで必要となる地番は、日常生活ではあまり意識しないものですよね。

そのため、いざ必要になったときに調べようと思っても「調べ方が分からない」ということが多いでしょう。

何となく「地番は住所と同じ」と考えてしまいそうになりますが、全くの別物ですので注意しましょう。

簡単にそれぞれの違いを表すと、以下のようになります。

【地番】

登記されている土地1筆ごとに割り振られた番号

【住所】

建物が建てられている土地に割り振られた番号

住所に関しては「住居表示」と呼ばれることもあります。

もう少し具体的に言うと、例えば「A県○○市××町△丁目◇番」というように表示があったとしたなら、「◇番」が地番となります。

登記した土地に地番が存在するため、すべての場所に地番があるというわけではありませんので注意しましょう。

住所が分かれば地番も調べられる?調べ方にはどんな方法があるの?

地番がどのようなものか分かったところで、気になるのがその調べ方ですよね。

地番は有料で調べる方法と、無料で調べる方法があります。

まずは、無料でできる調べ方についてご紹介していきましょう。

【法務局に電話する】

地番を知りたい土地の住所が分かっている場合には、最も手軽にできる調べ方です。

方法は簡単で、地番を知りたい土地を管轄としている法務局に電話でその住所を伝えるだけで、地番を教えてもらうことができます。

【ブルーマップ】

これは、最寄りの法務局、図書館、市町村役場などで閲覧することができます。

一部有料ではありますが、基本的には無料で調べることができます。

ブルーマップの見方については、後ほどくわしくお話ししていきます。

【インターネット検索】

「地番検索サービス」というものが「登記情報提供サービス」を利用する上で使えます。

これは、「登記情報提供サービス」の利用を前提としたものですので、利用するたびに登録するという手間がありますが、「一度だけ利用したい」という方でも簡単に登録が行えます。

【市役所などに問い合わせる】

法務局では電話で問い合わせることが可能でしたが、市役所などでは電話で対応してくれることは少ないです。

そのため、直接市役所に行って調べなくてはならないという手間があります。

【地番図(WebGIS)】

これは、インターネット上で国土地理院などが公表している情報をもとに公開しているものです。

とても手軽な調べ方ではありますが、そもそも情報が少ないため、必ず知りたい地番が見つかるとは限らないので注意しましょう。

地番を知りたい!有料での地番の調べ方

ここまで、地番の無料での調べ方についてご紹介しましたが、有料での調べ方についてもご紹介します。

有料の調べ方には「公図を使う」という方法があります。

有料ということもあり、大まかな地番のみしか掲載されていないブルーマップよりも、さらに詳しい地番まで調べることも可能です。

公図を取る方法は2つあります。

・法務局で取得する
・登記情報提供サービスで取得する

公図を取得するには申請書を記入するのですが、申請書には以下のようなことを記入します。

・氏名
・自分の住んでいる住所
・公図が欲しい土地の住所
・証明か閲覧かのチェック
・取得したい図面の種類(公図)

インターネット上の登記情報提供サービスでは、公図の他にも、たくさんの登記に関する書類を取得することができます。

しかし、それらすべてが「証明書」としては使うことができませんので注意しましょう。

地番を知りたい土地の住所が分かるときにはブルーマップを活用しよう!

おそらく、地番を知りたいときには、「お金をかけずに知りたい」と考える方が多いでしょう。

そこで、ここからはブルーマップを使っての調べ方についてご紹介していきます。

ブルーマップは、簡単に言うと「不動産関連に携わる方が知りたい情報を調べるときに使う地図」です。

つまり、一般的な住宅地図では知ることのできない情報が掲載されている地図というわけです。

先ほどご紹介した「公図」であれば、住所さえ分かっていれば、詳しい情報を得ることができます。

しかし、この調べ方ではお金がかかるうえ、地番が分かるまでに時間もかかってしまいます。

こういったことから、公図と住宅地図を重ね合わせて、住所から地番を調べることができるようにしたものが「ブルーマップ」なのです。

ブルーマップには、地番の他にも、以下のことが一緒に記載されています。

・公図界
・公図番号
・用途地域
・容積率
・建蔽率

ブルーマップの注意点としては、「ブルーマップが発行されているエリアが限られている」ということです。

つまり、ブルーマップにはすべての地域が記載されているわけではないので、忘れないようにしましょう。

ブルーマップで住所から地番を知る調べ方

ブルーマップで住所から地番を調べるときの調べ方についてご説明していきます。

住宅地図と公図を重ねたものですので、一般的な住宅地図を使うときと同じような感覚で使ってみましょう。

まずは、ブルーマップを数ページ開けてみてください。

そうすると、始めの方に住所の索引ページが見つかるかと思います。

索引ページは「市」「町」「丁目」といった順番で記載されていますので、順番に見ていってください。

ブルーマップの中には、1つの市のみ掲載されているものもありますので、こういったものは気にせずに調べていきましょう。

索引ページから、地番を知りたい住所が見つかったら、ブルーマップの何ページに記載があるかが書いてありますので、そのページを開いてみます。

ここまでできたら、一般的な住宅地図と同じように、その住所にあたる場所を探すだけです。

地番は、小さな青い数字で記載されています。

ブルーマップで地番を調べるとこんなことも分かる

ブルーマップを使って住所から地番を知る調べ方がお分かりいただけたでしょう。

先ほど「地番を調べるときに使うブルーマップでは公図界・公図番号・用途地域・容積率・建蔽率も記載されている」ということをお話ししました。

これらについて、どういったものなのかをもう少し詳しくお話ししていきます。

【用途地域・用途地域界】

普段の生活ではあまり耳になじみがないため、意識することはありませんが、土地には用途に合った建物のみしか建てることができません。

例えば、「この土地に高層ビルを建てたい」と考えたとしても、用途地域によっては、高層ビルを建てることはできないのです。

こういった土地を用途地域といい、用途地域を区分しているエリアを「用途地域界」といいます。

ブルーマップでは、青い文字で用途地域名が楕円形の中に記載があります。

【容積率・建蔽率】

これらは、建物を建てるときの決まりで、「敷地面積の〇%以内で建物を造り(建蔽率)、総床面積は敷地面積の×%まで(容積率)」といったものを表すものです。

ブルーマップには、楕円形を2つに区切って、上半分に容積率、下半分に建蔽率が記載されています。

地番の調べ方は自分にあった方法で

地番は、電話一本で知ることができる他、地図やインターネット上でも知ることができます。

地図を使う場合には、ブルーマップを使うことが多くなるかと思いますが、田畑の多いエリアでは、おおまかに記載されていることがあるということは忘れないようにして下さい。

このような場所では、公図の方が確実に調べることができるでしょう。