内窓に飾り棚!DIYでリメイクして窓をおしゃれで実用的に

今DIYで、おしゃれな窓枠を作り、インテリアと一体感をもたせたリメイクを楽しむ人が増えています。

窓のリメイクは、ただ窓枠を作るだけではなく、飾り棚を窓枠に設置し、ディスプレイコーナーにしたり、窓ガラス代わりのアイテムを使って内窓にしたりと、アイデア次第で楽しみ方は様々です。

ここでは窓に枠や棚をDIYし、お部屋をより素敵にする方法をご紹介します。

DIYで窓をリメイク!窓枠を手作りしてみよう

部屋を好みによって、スタイリッシュなモノトーンのインテリアで揃える人もいれば、ナチュラルな雰囲気の木製の棚やテーブルなどで統一感を持ってコーディネートする人もいるでしょう。

よりこだわってコーディネートすればするほど気になるのは、簡単には取り替えられない窓ガラスのアルミサッシです。

賃貸物件であれば特に、手軽に塗装することも難しく、どうしても部屋の中で浮いてしまいます。

気になるアルミサッシが目立たぬよう、手軽にリメイクする方法が窓枠の設置です。

窓枠のサイズを正確に測ったら、サイズに合わせた木材を購入し、組み立て、はめ込むだけでオリジナルの窓枠を作ることができます。

窓ガラスの周りを囲むアルミサッシを隠すことができるので、窓枠を部屋の雰囲気に馴染ませることが可能です。

また、一手間かけて窓枠を格子状にすると、窓ガラスの施錠部分なども気にならなくなり、更におしゃれになります。

木材をあらかじめ塗装して窓枠を作れば、DIYならではのオリジナリティ溢れる窓枠に変身させることができます。

そして、DIYで作る窓枠の更なるメリットは、簡単に取り外せる点にあります。

はめ込んでいるだけなので、賃貸物件退去の際や、デザインに飽きた時に便利です。

窓をリメイク!DIYで内窓を作ろう

窓のアルミサッシを隠すために、窓枠をDIYで作ることで、お部屋の雰囲気を大きく変えることができます。

DIYで作った窓枠に一手間加えて、見た目だけではなく、実用性も兼ね備えた、飾り棚や内窓を作ることも可能です。

ここでは、窓ガラス代わりの素材を使って内窓にすることで、得られる効果や作る方法をご紹介します。

内窓を作る際、窓ガラス代わりの素材にフィルムを貼ることで、フィルムが持つ遮光や紫外線カットの効果と併せて、目隠し効果も得られます。

また、内窓を設置することで二重窓となり、防音や断熱の効果が得られ、エアコン効率が上がることから、快適な部屋作りに役立つでしょう。

「内窓を作るのは難しそう」と思いがちですが、難易度は様々で、非常に簡単に作れるタイプの内窓もあるので、自分の力量に合わせて選ぶのがおすすめです。

窓枠に溝をつけてはめ込む方法や、あらかじめ既存の窓枠にレールを設置して、窓ガラス代わりの素材をはめ込む方法もあります。

DIYで作った窓枠に、プラシートのような薄めの素材をボンドで貼ったり、タッカーで固定するだけでも内窓になります。

手軽にできる方法からぜひ試してください。

窓を有効活用!DIYで実用的な飾り棚を作ろう

窓をリメイクして、見た目が良いだけでなく、実用的に使いたい人におすすめなのが、飾り棚をDIYで作る方法です。

お気に入りの雑貨を並べてディスプレイスペースとして活用したり、散らかりがちなスパイス類の収納棚としてなど、使い方はあなた次第です。

【基本的な飾り棚の作り方】

1.設置したい窓枠の内側を採寸する

幅、高さ、奥行きを正確に測り、棚の奥行きは窓枠の奥行きよりやや小さめになるよう材料のサイズを決めます。

2.材料を用意する

採寸したサイズに合わせて木材を用意します。

・上下の木材各1枚ずつ(採寸した幅-木材の厚み×棚の奥行きよりやや小さめ)
・左右の木材各1枚ずつ(採寸した高さ×棚の奥行きよりやや小さめ)
・必要な棚板の枚数分の木材(採寸した幅-木材の厚み×棚の奥行きよりやや小さめ)
・背板1枚(採寸した高さ)
・長めのビス(60mm以上がおすすめ)

3.塗装する

省いても構いませんが、棚はホコリが溜まったり、汚れてしまうことがあるので、ツヤあり塗料を塗っておくと掃除がしやすくなります。

4.木材をビス止めする

4-1.上下の木材に右の木材をビス止め

4-2.棚板の高さを置きたいものに合わせて決め、右の木材とビス止め

4-3.左の木材をビス止め

4-4.背板をビス止め

長めのビスで棚板を固定させることで、棚板の強度が高くなります。

棚の背面真ん中に背板を取り付けることで、棚そのものの強度も上がります。

5.既存の窓枠にはめ込んで出来上がり

DIY初心者におすすめ!100均のミニすのこで飾り棚を作ろう

100均のミニすのこを使って、飾り棚を作ることができます。

木材を買って一から作るよりも簡単に作れるので、DIY初心者でも挑戦しやすいでしょう。

【100均のミニすのこを使った飾り棚の作り方】

1.設置したい窓枠の内側を採寸する

2.材料を用意する

採寸したサイズに合わせて100均のミニすのこをカットします。

・左右用のカットしたミニすのこ各1枚ずつ(窓枠の高さ以内の好きな高さ×棚の奥行きよりやや小さめ)
・必要な棚板の枚数分のカットしたミニすのこ(採寸した幅-すのこの厚み×棚の奥行きよりやや小さめ
・グルーガン
・突っ張り棒(好みに応じて)

3.好みに応じて塗装する

4.木材を組み合わせグルーガンで固定する

すのこの平らな面が既存の窓枠に接するように左右の木材を配置して、すのこの裏面の出っ張りに棚板を引っ掛けるようにして設置します。

棚板の場所が決まったらグルーガンで固定してください。

フックなどを使って、かけるディスプレイをする場合は、一番上の出っ張りには棚板を付けず、突っ張り棒を設置します。

5.既存の窓枠にはめ込んで出来上がり

窓の横のサイズが大きい場合は、真ん中辺りにも棚板を引っ掛けるためのカットしたミニすのこが必要になります。

窓際の飾り棚に並べるおすすめアイテム

窓にDIYで飾り棚を作り、素敵なディスプレイスペースにするつもりが、いざとなると何を並べれば良いかわからないという人もいるでしょう。

ここでは、窓際の飾り棚に並べるのにおすすめなアイテムをご紹介します。

・ガラス製品

ガラス製の置物や、普段使いにはもったいなく感じてしまうようなグラスは、窓際の飾り棚に置くのにおすすめです。

光を通すガラス製品は、窓際に置いても明るさを遮ることがなく、色のついたガラスであればステンドグラスのように輝きます。

・グリーン

ハーブや多肉植物などを並べると、癒しを感じる素敵なディスプレイスペースになります。

鉢をマグカップや、アルミ缶を塗装したものにすると、更におしゃれ度がアップします。

・調味料やスパイス

キッチンの窓に作った飾り棚には、調味料やスパイスを並べると、使い勝手が良く便利です。

このとき、容器を揃え、統一感を出すことで、一気におしゃれになります。

容器を好みのステッカーなどで装飾すると、まるで雑貨を並べているような雰囲気を出すことができます。

更にランクアップ!窓の飾り棚をアレンジしてみよう

DIYで作る飾り棚は、設置したい窓や、置きたい物によって、自由なアイデアで作ることができるのが一番のメリットです。

ここでは窓の飾り棚に取り入れられるアイデアをご紹介します。

・100均のすのこで作った飾り棚にペーパーホルダーをプラス

先にご紹介した100均のすのこで作った飾り棚の最上段に、突っ張り棒を設置し、この突っ張り棒にペーパータオルを通すことで、ペーパーホルダーになります。

・一部を窓のようにアレンジ

棚の一部の段に、プラシートにデザイン性の高い窓ガラス用フィルムを貼ります。

窓のような部分と棚の部分を作ることで、よりハイセンスな雰囲気になるでしょう。

・引き出しを設置してより便利に

100均でも売られている木製のボックスの高さに合わせて、棚板の高さを決めます。

木製のボックスに取っ手を付けて棚に置くと、飾り棚が引き出し付きの棚に早変わりです。

一番下の段は引き出しにして細かい物の収納に使い、上の段は棚のままで見せる収納に使うことができ便利です。

DIYで作る飾り棚で窓枠を有効に使おう

「DIYで窓をリメイクするなんて難しい」と思っていた人も、ご紹介したリメイク方法の中に、「私にもできるかも!」と思えるものが見つかったのではないでしょうか。

殺風景になりがちな窓を、DIYで手軽にあなただけのディスプレイスペースに変えることができます。

まずは作りたいイメージ、置きたい物を考えてみてください。

オリジナル飾り棚で、お部屋の雰囲気はより素敵なものになるはずです。