住宅密集地の一戸建てにも庭を!玄関前をスモールガーデンに

住宅密集地の中に建つ一戸建てだと、庭のスペースを十分に取ることは難しくもあります。

しかし、「小さくてもいいから庭が欲しい」と思われている方も多いのではないでしょうか。

そこで、玄関前のちょっとしたスペースに「スモールガーテン」をつくることをご提案いたします。

限られたスペースで、自分だけの庭づくりをしてみませんか?

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住宅密集地に建つ一戸建ての庭は玄関前に!

住宅密集地の一戸建ては、庭のスペースを十分に取ることが難しいことが多いです。

しかし、せっかくの一戸建てですから、できることなら自分だけの庭が欲しいというのが誰しもの本音ではないでしょうか。

玄関前のちょっとしたスペースであれば、小さな庭、つまりスモールガーデンを工夫次第でつくることも可能でしょう。

小さくても庭らしく見せるには、「シンボルツリー」のを植えるといいでしょう。

玄関前に小さな花壇をつくり、そこにシンボルツリーを1本植えるのです。

しかし、シンボルツリー1本では「庭らしい」雰囲気とはなりにくいので、根元に低木や下草もレイアウトしてみましょう。

ここで肝心なのが、植栽の選び方です。

植えるのは小さなスペースですから、シンボルツリーは成長がゆっくりなものを選ぶことをおすすめします。

と言いますのも、樹種によっては短期間で大きく成長するものがあるからです。

大きく成長すると、玄関前の小さなスペースにはアンマッチなうえ、敷地から道路側に枝葉がはみ出してしまうことにもなります。

ですから、シンボルツリーは好みだけではなく、どのような性質の樹木なのかをしっかりと調べて植樹するようにしましょう。

玄関前に植えるシンボルツリーは目隠しにも!

シンボルツリーは庭らしく見せるだけではなく、玄関前の目隠しにもなります。

住宅密集地ですと、外からの視線は気になるものです。

特に、玄関前が何もない状態の一戸建てであれば、ますます他人の視線が気になるのではないでしょうか。

そのような場合は、目線が気になる場所にシンボルツリーを植えてみましょう。

玄関前に窓があれば、窓の形に合うようなシンボルツリーを選びます。

例えば、「ウバメカシ」はどうでしょう。

ウバメカシは常緑樹なので、冬でも枯れることなく葉がついています。

そのため、いつでもグリーンのさわやかな印象がありつつ、窓の目隠しを担ってくれます。

しかも、日陰でも生育に問題がないことから、玄関が北向きのお宅でも向いている樹種と言えるでしょう。

また、「ソヨゴ」も人気のシンボルツリーです。

ソヨゴは適切に剪定すればそこまで高くならず、玄関前の目隠しにちょうどいいサイズにすることができます。

ソヨゴもある程度の明るさのある日陰であれば、生育に問題ありません。

一戸建ての玄関前の小さな庭にはあえて必要な「空間」

一戸建ての玄関前につくる小さな庭にはあえて「空間」をつくることで、立体感を出すことができます。

先ほどは、シンボルツリーを1本決めて根元に低木や下草をレイアウトしてみることをご提案しましたが、びっしりとそれらを植える必要はありません。

そうではなく、低木や下草を植えない部分にカラー砂利を敷いてみるのです。

砂利には数多くの種類がありますので、家の外観に合わせた色を選ぶといいでしょう。

例えば、シンプルモダンな一戸建てであれば白玉砂利、南欧風のかわいらしい一戸建てであれば赤玉砂利がおすすめです。

和風な庭にしたいということであれば、黒石砂利がシックでモダンな印象になることでしょう。

あえてそのような「空間」をつくることで、庭に立体感を出すことができます。

それだけではなく、植栽で埋め尽くすことがないので、植物にとってもいい環境となります。

狭く横に細長い玄関前スペースの庭のつくり方は?

あらかじめ、玄関前のスペースに小さな「庭」がつくられていることもあります。

しかし、そのような一戸建ての庭は狭く、横長であるという場合も多いようです。

横長の庭に同じ樹種の植栽を整然と並べると、規則性があって綺麗には見えるものの、なんとなく単調な印象になります。

小さくてもせっかくの庭ですから、できるだけ華やかな印象にしたいものですよね。

ですから、横長の庭の場合は複数の種類の植栽を選ぶことをおすすめします。

また、その際は色のグラデーションも意識するといいですよ。

例えば、シンボルツリーは緑にして、下草はイエローリーフやレッドリーフにするなどです。

樹木によっては花が咲くものもありますので、その色と合わせて低木や下草をレイアウトしてもいいかもしれません。

植栽の種類や色が違うことで庭に立体感が出て、おしゃれな印象の庭にすることができるのではないでしょうか。

もちろん、先述したように砂利を組み合わせることで、より立体感のある庭を演出することができるでしょう。

土面がまったくない一戸建てで庭はつくれる?

住宅密集地、特に都市部ともなれば、土面がまったくない一戸建てもあることでしょう。

そもそも、土面がないと植栽を植えることができないですから、庭を持つことは夢で終わってしまうと思いがちです。

しかし、土面がなくても小さな「庭」をつくることはできます。

「庭」をつくるには、「コンテナ」を活用するのです。

昨今ではテラコッタや金属製、あるいは木製など、コンテナの種類も豊富です。

ですから、好みのものを探すのにも苦労することはないでしょう。

コンテナには、やはりお好みの植栽を植えます。

大きめのコンテナであれば、高さのある植栽とカラー豊富な花や下草をレイアウトすることもできます。

そのコンテナを玄関前に置くだけで、自分だけのスモールガーデンをつくることができるのです。

多少のスペースを確保することができれば、コンテナの数を複数個にすることで印象もまた変わります。

コンテナであれば移動も容易にできますので、案外おすすめの方法でもあります。

庭をつくる際の注意点

これまで、一戸建ての玄関前に庭をつくるアイデアについてご紹介してきました。

最後に、庭をつくる際の注意点をお伝えいたします。

まず、植栽を行う上で欠かせないものと言えば、「水道」です。

新築であれば散水栓はもともと設置されているものですが、立水栓はオプションとなることも多いです。

しかし、立水栓があることで庭の作業にすぐ取りかかることができるので、できればつけることをおすすめします。

散水栓しかなくても、立水栓は後付けできますよ。

また、「屋外用の照明」もスモールガーデンには必須とも言えるべきものです。

夜間、庭をライトアップさせるだけで、小さくても雰囲気のあるおしゃれな庭に見せることができるからです。

そして、庭をつくったはいいものの、植栽は生きているので放置はできません。

雑草を抜いたり、大きく育った枝葉を切ったりなどのお手入れを行わないと、せっかくつくり上げたスモールガーデンが台無しになってしまいます。

ですから、当たり前ではあるのですが、庭をつくったからには定期的に水やりやお手入れをすることを欠かさないようにしましょう。

玄関前にお気に入りのスモールガーデンをつくろう

庭のスペースを十分に取ることが難しい一戸建てにお住まいの方も多いことでしょう。

しかし、ここでご紹介したように、工夫すれば小さな庭を手に入れることができるのです。

玄関前のちょっとしたスペースに自分だけの庭ができれば、さらに満足度の高いマイホームにもなるのではないでしょうか。