1LDKで一人暮らしをする場合、せっかくなら、センス良くコーディネートされた部屋で快適に過ごしたいものですよね。
それには、家具の選び方や部屋全体の配色がポイントになります。
今回は、1LDKで快適に暮らすための家具選びや部屋の配色についてご紹介していきます。
この記事を参考にして、自分好みの素敵な部屋を作ってください。
1LDKの一人暮らし!そのメリットデメリット
それでは、1LDKで一人暮らしをするメリットを見てみましょう。
【独立した寝室】
1LDKで一人暮らしをするメリットは、何と言っても独立した寝室があることでしょう。
食事をしたり、TVを見たりする場所と、寝室が分かれていることで、生活にメリハリが出ます。
寝るためだけの部屋であれば、体を十分に休ませられ、質の良い睡眠が取れるでしょう。
また、来客の際も、寝室が独立していれば、プライベート空間を見られる心配もありません。
【広いキッチン】
ワンルームや1Kと違って、1LDKですとキッチンも広くなるので、料理を楽しむことがしやすくなります。
キッチン収納も増えるので、料理好きの方は調理器具を揃えて、本格的な料理にもチャレンジできるでしょう。
【広いリビング】
リビングが広いので、家具を揃えてコーディネートを楽しむことができます。
自分好みのこだわりの空間を作るのも良いでしょう。
くつろぎのスペースが広いと、友達も呼びやすいですね。
【デメリット】
1LDKのデメリットは、家賃が高くなること、部屋数が多いので照明や冷暖房費が掛かることなどが挙げられます。
その他、収納スペースが増えた分、物が増えやすいのもデメリットと言えるかもしれません。
1LDKでの一人暮らしは「ライフスタイル」に合ったコーディネートを考える
1LDKの一人暮らしですと、自分の好きな家具を揃え、コーディネートを自由に楽しむことができます。
しかし、ライフスタイルに合った家具でないと、持て余してしまうことになります。
そこで、ライフスタイルに合った家具の選び方を見てみましょう。
【友達が多い方】
部屋に友達が集まる機会が多い方は、拡張できるテーブルがおすすめです。
自分だけで過ごしているときは、それほど大きなテーブルは必要ありませんし、邪魔になります。
しかし、拡張できるものであれば、人数に合わせて広げることができます。
イスも一脚ずつ用意するのではなく、インテリアとしても利用できるベンチやスツールなどにすれば、収納に困ることもありません。
【一人の時間を大切にしたい方】
部屋の中で一人で過ごすのが好きな方は、一人掛けのゆったりとしたイスやソファにサイドテーブルを組み合わせてみてはいかがでしょう。
空間を贅沢に使うことで、心の余裕も生まれそうですね。
【生活にメリハリをつけたい方】
オンとオフの切り替えがしやすいように、寝室に重点を置きましょう。
少し大きめの質の良いベッドで、寝室をホテルのように上品なコーディネートにしてみてはいかがですか。
寝具にも気を使うことで、より上質な睡眠を得られるでしょう。
1LDKの一人暮らしの家具選びのポイント
先程は、ライフスタイルに合わせた家具選びについてお話ししました。
ライフスタイルの中で、どこに重点を置くか考えていくと、家具の配置や全体のコーディネートが決まってきます。
次は、1LDKで一人暮らしの家具選びのポイントについて見てみましょう。
【デザイン】
1LDKの一人暮らしと言っても、限られた空間です。
どうせなら広々として開放的な方が良いでしょう。
部屋を広く見せるには、「背の低い家具」を選ぶことです。
家具が低いと天井が高く感じるので、部屋を広く見せることができます。
また、奥行きも大切で、家具の奥行きがありすぎると部屋が狭くなってしまうので注意しましょう。
収納を多くしたい場合は、壁全体を使う方法もあります。
この場合も、奥行きのあまりないものを天井まで配置することで圧迫感を軽減できます。
【機能性】
例えば、座面の下が収納スペースになっているソファやベッド、カバーが変えられるソファ、組み合わせが変えられる棚など、ライフスタイルの変化に対応できるものは使い勝手が良いでしょう。
また、先程ご紹介した拡張できるテーブルも、機能性の高い家具です。
1LDKのコーディネートは色がカギ!
これまで、1LDKの一人暮らしの家具についてお話してきましたが、「色」も部屋のコーディネートでは大切です。
部屋の中の家具やファブリックの配色が合っていないと、落ち着きません。
特に寝室のカラーコーディネートが良くない場合は、眠りを妨げてしまうこともあると言います。
それでは、部屋をカラーコーディネートする基本を見てみましょう。
カラーコーディネートの基本は、「配色比率」と「色の組み合わせ」です。
部屋の配色の黄金比率は、ベースカラー70:アソートカラー25:アクセントカラー5と言われています。
ベースカラーは部屋の中でもっとも使われている色のことで、壁や天井、床などです。
1LDKの賃貸の場合は、好きな色を選ぶことはできないので、そのまま壁などの色がベースカラーになります。
アソートカラーは、部屋の雰囲気を決めるメインの色のことで、カーテンやソファ、ラグマットなど面積の広い家具やファブリックがこれにあたります。
部屋のカラーコーディネートをする場合は、このベースカラーとアソートカラーを決めることからはじまります。
最後に、クッションや雑貨、壁の装飾にアクセントカラーを使って、部屋の配色バランスを取ります。
一人暮らしの1LDKの部屋をカラーコーディネート
先程、「配色比率」についてお話ししましたが、この比率は基本であって、絶対ではありません。
一人暮らしの1LDKの部屋に合わせて、少し比率を変化させてみるのも良いでしょう。
次にカラーコーディネートに大切なのは、「色の組み合わせ」です。
いくつか例を挙げてみましょう。
【落ち着いたイメージ】60:25:15
・ベースカラー:アイボリー
・アソートカラー:ダークブラウン
・アクセントカラー:グリーン
【オリエンタルなイメージ】65:25:10
・ベースカラー:オフホワイト
・アソートカラー:ナチュラルブラウン
・アクセントカラー:パープル
【リゾートを思わせる爽やかなイメージ】60:25:15
・ベースカラー:アイボリー
・アソートカラー:ダークブラウン
・アクセントカラー:ブルー
【暖かみのあるイメージ】65:25:5:5
・ベースカラー:オフホワイト
・アソートカラー:ダークブラウン
・アクセントカラー:レッド、オレンジ
配色比率を少し変えたり、アクセントカラーを変更するだけでイメージがガラッと変わります。
また、オレンジとブルー、レッドとグリーンなど、反対色を使うと賑やかで明るいイメージが作れます。
そして、ブラウン系やグリーン系の同系色で合わせると落ち着いた雰囲気や高級なイメージになりますし、オレンジとイエロー、グリーンとブルーなどの類似色は、まとまりやすい配色です。
1LDKの寝室もカラーコーディネート
1LDKの寝室もカラーコーディネートして、より快適な睡眠を手に入れましょう。
寝室に合う色は4色あります。
【ブルー系】
ブルーは、精神を集中させ、安定させる効果があると言われています。
シーツやカーテン、ベッドカバーなどをブルーで統一させると、気持ちが落ち着いてぐっすり眠れるでしょう。
【パープル系】
パープルは、非日常を感じさせてくれる色です。
仕事で疲れたときは、パープル系の寝具に包まれて、日常を忘れましょう。
【ピンク系】
ピンクには情緒を安定させ、優しい気持ちにになる効果があると言われています。
また、ピンクは心と体を若返らせる色とも言われているので、上手に取り入れましょう。
【ベージュ系】
ベージュは、リラックス効果が期待できる色です。
また、安心感や落ち着き、穏やかなどのイメージがあるので疲れた体を癒してくれるでしょう。
いずれの色も薄めのものを選んでください。
あまり鮮やかな色ですと、視覚を刺激し過ぎてしまいます。
この4色を組み合わせても良いですし、同系色や類似色でまとめても良いでしょう。
一人暮らしだからこそ、寝室が自由にコーディネートできます。
寝室を充実させて質の良い睡眠を取りましょう。
1LDKの一人暮らしはコーディネートで快適に
一人暮らしの1LDKだからこそ、空間に余裕ができます。
そして、余裕のある空間だからこそ、自分好みにコーディネートすることができるのです。
今回は、1LDKの家具の選び方やカラーコーディネートのやり方をご紹介しました。
家具を買い替えなくても、配置やカラーコーディネートで快適な空間は作れます。
ぜひ、試してみてください。