マイホームは人生で最も大きな買い物だと言っても過言ではないでしょう。
だからこそマンションか戸建てか、新築か中古か、東京か地方かなど、迷う点がたくさんあると思います。
そのような悩みをお持ちの方に向けて、マンションと戸建てのメリットやデメリット、新築と中古それぞれを購入した人の意見、東京と地方の特徴などについてご紹介します。
マンションと戸建のメリット・デメリット
マイホーム購入にあたり、まず最初に悩むことはマンションか戸建どちらにするかということではないでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットがありますので、ご自身にはどちらが合っているかを考えてみましょう。
【マンションのメリット・デメリット】
エントランスや廊下などの共用スペースは基本的に管理会社が清掃してくれるので、居住者の負担は軽減されます。
24時間ゴミを出せるマンションが増えているので、どうしてもゴミが多くなるファミリー層は、家の中にゴミを置いておく必要がなく、とても便利で清潔に生活することができますね。
また、防犯上もメリットがあります。
入口がオートロックになっているマンションがほとんどなので、不審者の侵入をある程度防ぐことが可能です。
女性や小さい子どもがいるご家庭にとってはうれしいポイントでしょう。
便利な点が多いですが、マンションは管理費や修繕積立金を毎月払う必要があります。
金額はマンションによって異なりますが、大体月1万~3万程度かかるケースが一般的です。
車を保有している場合は駐車場代もさらに必要になるため、金銭的な負担は戸建てより増えてしまう点はマンションのデメリットです。
特に東京のマンションは駐車場代が高額なので、車を持ちたい人にはデメリットとも言えるでしょう。
【戸建てのメリット・デメリット】
新築の戸建てを建てると「自分の城を持てた!」という気分になれるでしょう。
戸建ての場合リフォームや修繕、増改築などを自由に行うことができます。
家族が増えた時や老後の生活など、自身のライフスタイルに合わせた空間をつくりやすいというのは大きな魅力でしょう。
建物が独立しているので、マンションで多く発生する足音や騒音などのトラブルもほとんどありません。
このように、自由度が高いのが戸建ての最大のメリットです。
ただし、自由度が高い分、自身の負担が大きいということにもなるのです。
マンションと違って敷地内の管理やゴミの管理は全て自分で行うことになります。
住宅密集地であれば、ある程度のご近所つきあいも必要になるので、ご近所つきあいが好きな人にはメリットになりますが、あまり周りからは干渉されたく無いという人にはデメリットにもなりえます。
新築と中古で迷ったら!購入した人の意見も参考に検討しよう
マンションか戸建てかだけでなく、新築にするか中古にするかで悩む人もいるでしょう。
せっかく購入するなら新築の方が良いと考える人が多いのではないでしょうか。
ただし、新築となると中古より費用は高くなってしまいます。
少し予算が高くなっても新築にこだわるか、予算をおさえるために中古にするか、これは自身の予算と考え方によって変わってきますね。
ここでは実際に新築、中古物件を購入した人の意見をご紹介しましょう。
【新築】
・新築の方がキレイで耐久性の面でも安心できる
・前にどんな人が住んでいたのかなど気にならなくていい
【中古】
・費用をできるだけ安くおさえ、気になるところはリノベーションをすればいい
・新築かどうかより広さやエリアを重視したい
新築か中古かどちらがいいかは人によって異なります。
何を重視して住宅を購入するかによりますので、ご自身でそれぞれのメリットとデメリットを比べてみて新築にするか、中古にするかを検討してみるといいでしょう。
東京では最近中古マンションも値段が上がっています。
意外と新築と値段が変わらない場合もありますので、両方探してみるといいでしょう。
マイホームを購入するなら東京と地方どちらがいい?
マイホーム購入にあたり、とても重要なのが場所です。
そこで、東京と地方それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
【東京】
日本の中心地で、多くの企業が社員を東京に集めているようです。
2020年のオリンピック開催に向けて物価も上昇しており、投資用に東京に物件を購入する人も増えています。
地方に比べると価格は高くなりますが、逆に売る時も高い値段で売れる可能性が高くなるでしょう。
賃貸として貸す場合も、高い賃料を得ることができますね。
東京の場合は東京オリンピックの効果もあり、ホテルが多く建設されています。
そのため、新築マンションの供給が減っており、なかなか手に入らなくなっています。
【地方】
東京都内に比べると物価は安いのが何よりの魅力です。
若いうちは都会に住んでいたけれど、ある程度歳を重ねてから、生まれ育った故郷に帰る人もいるようです。
ただし、転勤などで万一その地を離れることになった場合、売る場合も貸す場合も値段が安くなってしまう場合があるでしょう。
東京で新築マンションを購入したい人が多い
自分にはどのような物件が合っているか、イメージはついたでしょうか。
最近は、「中古でもいいから場所や広さを重視したい」という人が増えてきているようです。
とはいえ、「中古もいいけどマイホームを持つならやっぱり新築がいい!」という人も多いようです。
新築マンションは、キッチンや水回りなどに最新設備が整っている物件が多いので、とても使い勝手がいいということが、住みたいと思う理由の一つでしょう。
マイホームという「自分の城」を持つなら、誰も住んでいない新しい家に住みたいと思う方も多いです。
また、マイホーム購入を検討し始める30代~40代の層は働き盛りの人が中心です。
東京に職場がある方は、勤務地に近くて通勤がしやすいため、都内での購入を検討する人が多いようです。
都内でマイホームを購入できれば、通勤時間が短くなるため、家族との時間や趣味の時間も持てますね。
そこで、東京で仕事もしやすくて、暮らしやすい新築マンションを購入するのにおすすめのエリアをいくつかご紹介します。
ファミリー層が東京で新築マンションを購入するなら文京区がおすすめ!
文京区は東京都内の中でも治安がいいことで知られています。
犯罪件数も少なく、ファミリー層には特に人気があります。
東京メトロとJR線が通っており、交通面でも非常に便利です。
そのため、車を保有していなくても問題のない環境だと言えるでしょう。
最近は車を保有しない人が増えています。
車の維持費より、必要な時にレンタカーやカーシェアリングを利用した方が経済的だからです。
車にかかる分のお金を物件や生活資金に回すことができそうですね。
こうした傾向を踏まえ、都心部では駐車場を設けずに費用を抑えたマンションが増えています。
文京区は多数の有名大学をはじめ、国立の小学校もいくつかあり、教育面にも力を入れています。
ファミリー層向けはもちろん、学生の一人暮らし向けマンションなども豊富です。
伝統的に人気のあるエリアなので、資産価値も下落しにくい点も文京区のメリットです。
新築マンション購入を検討されている人は是非文京区をチェックしてみてください。
投資用としてもおすすめな東京都港区の新築マンション
港区といえば、麻布や白金台など都心の中でもオシャレで洗練されたイメージが強いエリアです。
特に品川駅周辺地域は、東京が国際的な拠点であり続けるための都市づくりにおいて、特に重要なエリアだと位置づけられ、街のさらなる発展が期待できますね
新幹線アクセスはもちろんのこと、空港アクセスも良いので、海外からの人気も高く、値段も下がりにくいため、将来的な資産価値の上昇も期待できそうなエリアと言えます。
空港が近いので、海外出張が多い人にとっては便利です。
価格は都内の中でも高くはなりますが、居住用はもちろん、投資目的として新築マンション購入を検討してもいいかもしれません。
資産価値を重視して不動産を購入したいと言う人にもおすすめのエリアですね。
憧れのマイホーム!しっかりと事前リサーチを!
マンションにせよ戸建てにせよ、新築にせよ中古にせよ、マイホーム購入は大きな買い物になることは間違いありません。
自分のライフスタイルにはどのような形態が合っているのかよく検討することが大切です。
そして東京には魅力的なエリアが多数あります。
しっかりと事前リサーチをした上、自分にはどのエリアがいいのかをじっくり検討してみてください。