収納の少ないアパートをDIYで改造!棚の増設がポイント

アパートの収納が少ないことが原因で、荷物があふれかえり困っている方はいませんか?

もし、そのような悩みを抱えているなら、DIYで棚づくりにチャレンジしてみましょう。

これから、アパートでできる棚のDIYや収納方法についてご紹介していきます。

加えて、収納や片付けのコツについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

アパートは収納が足りない!DIYで棚を増設しよう!

戸建ての一軒家に比べると、アパートには十分な収納スペースが用意されていないことが多いです。

そもそも、一つひとつの居住空間が狭く、収納のためのスペースをそれほど確保できないのです。

また、限られた空間に収納がつくられていることも多いため、使い勝手もそれほど良いものではないでしょう。

そこで、部屋の収納を増やすためによく使われるのが、タンスなどの家具ではないでしょうか。

たしかに、大型の家具を部屋に置けば、多くの荷物を収納できます。

しかし、それと引き換えに居室スペースは狭くなり、ただでさえ広さに限りがあるアパートの部屋がさらに狭く感じることでしょう。

そんなときにぜひ試してほしいのがDIYです。

自分でも簡単に行えるDIYであれば、大きな工事の必要もなく、賃貸物件であるアパートでもチャレンジしやすいはずです。

アパートの収納を増やすためには、棚を設けるということがポイントです。

デッドスペースに棚を増設することで、部屋の空間を狭くすることなく、収納スペースもつくり出せるはずです。

賃貸物件であるアパートでDIYをするときの注意点

この記事では、賃貸物件であるアパートの収納を増やすための棚のDIYや収納方法についてご紹介しますが、その前にまず賃貸物件ならではの注意点についてお話ししておきます。

賃貸物件は管理者から一時的に部屋を借りているだけに過ぎません。

そのため、部屋に傷や汚れがつく可能性があるDIYは避ける必要があります。

では、DIYで棚を増設したときに、アパートの壁などに傷や汚れをつけてしまった場合はどうなるのでしょう。

そのような場合は、アパートの退去時に修繕費用が発生するかもしれません。

これは、賃貸物件に原状回復の義務が定められているためです。

原状回復の義務では、賃借人の故意や過失でつけてしまった建物への損耗は、賃借人の責任のもと復旧しなければならないと決められています。

DIYをしたばかりに、敷金の返金額が大幅に減ってしまうのは避けたい事態です。

そこで、アパートなどの賃貸物件でDIYをするのであれば、建物自体に損傷を与えない範囲で行える方法を選びましょう。

それでは、さっそくDIYで棚を増設して、アパートの収納力を上げる方法をご紹介していきます。

突っ張り棒でアパートの壁に棚をDIY!

アパートの壁際に突っ張り棒を利用し、DIYで棚をつくれば、たくさんの荷物を収納できます。

突っ張り棒を手前と奥の2か所に設置し、そこに棚板をのせるだけの簡単DIYです。

突っ張る力だけを利用した突っ張り棒であれば、アパート自体に傷を付けることはないはずです。

また、突っ張り棒は100円ショップでも手に入れられるほど、安価で便利なアイテムのため、DIY初心者の方でもチャレンジしやすい方法なのではないでしょうか。

ただ、突っ張り棒を使うことで生活感が出てしまうのは否めません。

もし、突っ張り棒の無機質な感じが気になるのであれば、マスキングテープなどを利用してみましょう。

木目調のマスキングテープを利用すれば、ナチュラルな仕上がりにできるはずです。

見た目をさらに重要視したいのであれば、素材やデザイン自体がおしゃれな突っ張り棒を選ぶと良いでしょう。

少し価格帯は上がりますが、部屋の雰囲気に合った、デザイン性の高い突っ張り棒が販売されているはずです。

ネットショップでもさまざまな突っ張り棒が展開されていますので、一度検索してみてはいかがでしょうか。

大容量の壁面収納は『ディアウォール』におまかせ!

アパートに傷をつけずに、大容量の収納スペースを確保したのであれば、『ディアウォール』によるDIYを選んでください。

ディアウォールは、突っ張り棒の進化版と言ったところでしょうか。

突っ張る力を利用した簡易的な柱を、任意の場所につくりあげられます。

柱自体はアパートの設備ではないので、釘を打ち付けたり、穴を開けたりすることも可能です。

そのため、好きな場所に好きなデザインで棚を増設でき、収納力を大幅にアップさせることができるでしょう。

ディアウォールを利用しておしゃれ感を演出したいのであれば、ライトを設置してみてはいかがでしょうか。

また、見せる収納を意識して置く荷物を厳選したほうが、部屋がごちゃごちゃして見えないはずです。

あるいは、棚にカーテンを設置して収納した荷物を隠すことで、部屋がスッキリと片付いて見えるのではないでしょうか。

アパートの水回りは棚のDIYが役立つ!

お風呂場や洗面所、トイレ、キッチンなど、アパートの水回りは小物が多くなりがちです。

そのわりには、収納スペースが足りていないことも多く、ごちゃごちゃと物で溢れかえることも多いでしょう。

そんなときにも、棚のDIYが役立ちます。

限られたスペースを有効利用するためにも、棚のDIYで水回りの収納力アップにチャレンジしましょう。

水回りにDIYで棚を設置するためには、デッドスペースになりがちな上部の空間を使いましょう。

洗濯機やトイレの上部は空間が上手に使われていないことが多いです。

そこに、突っ張り棒や棚を設置することで、洗剤やタオル、トイレットペーパー置き場として利用できます。

また、キッチンに突っ張り棒やすのこを利用して棚を取りつければ、調味料類を収納できます。

突っ張り棒の部分はキッチンペーパーホルダーとしても利用できるでしょう。

調味料を棚に収納するときのポイントは、収納ボトルやケースのデザインを揃えることです。

見た目が揃っているだけで、料理がしやすく使い勝手の良いキッチンにできるはずですよ。

アパートの収納や片付けのコツとは?

アパートでできる棚のDIYについてご紹介してきましたが、いくら収納力をアップできたとしても荷物をため込みすぎたり、乱雑に収納したりしては意味がありません。

そこで、収納や片付けのコツについてご紹介します。

〇定期的に不用品を片付ける

荷物は収納するためにあるのではなく、使うためにあるのです。

そのため、長期間にわたって収納したままの荷物は、思い切って処分してしまいましょう。

収納している荷物が少なければ、アパートを退居するときも引っ越し作業が楽になるはずです。

〇ケースごとに分類する

棚などの収納場所をDIYでつくったら、そのまま荷物を収納するのではなく、ケースに入れて収納するようにしましょう。

その際、ケースごとに収納する荷物を分類すると、出し入れが簡単になります。

また、「用意したケースに収まりきらない荷物は処分する」と決めておくと、必要以上に収納する荷物が増えるということはないでしょう。

アパートの棚づくりには突っ張るアイテムが役に立つ!

アパートの収納力を増やすために棚をつくるのであれば、まず突っ張り棒を利用しましょう。

設置の際に傷をつけない突っ張り棒があれば、どこでも簡単に棚を生み出すことができます。

突っ張り棒よりも強力に、そして大容量の収納を目指すなら、ディアウォールを選んでも良いでしょう。

とはいえ、収納スペース以上に荷物が増えてしまったら、思い切って処分することも考えてくださいね。