日本の中心地である東京の、2LDKのマンションを探している方もいるのではないでしょうか。
「東京」と一口に言っても場所は様々ですが、マンションの相場はどれほどか気になりますよね。
そこで今回は、人気の高い2LDKのマンションの相場やマンションを「安い」だけでは決めない方がいい理由などについてご紹介していきます。
安い物件に住みたい!東京の2LDKの住宅の相場はどれくらい?
東京の賃貸住宅に暮らすことを考えた時、家計に直結する家賃はできれば安い方がいいですよね。
特に、大人2人+子供で住みやすい間取りとされている2LDKであれば、なおさら安い家賃でいい物件を探したいところです。
では、東京の賃貸マンションに住むとしたら、その相場はどれほどなのでしょうか。
「東京」と一口に言っても、家賃はどこも同じというわけではなく、やはり場所によって値段に差が出てきます。
都心である23区における2LDKの賃貸相場は約15万円ほどです。
特に高いとされているのは港区・目黒区・渋谷・恵比寿です。
港区はで約24万円で、人気の高いエリアとされている目黒区は約20万円、渋谷・恵比寿では約30万円と非常に高いです。
一方、比較的家賃が安いとされているのは、鶯谷周辺です。
また、新築マンションを購入することで考えると、人気が高いのは品川区となっており、相場も高くなっています。
ちなみに、比較的安い相場となっているのは足立区です。
東京で2LDKの安い物件を見つけたい!探し方は?
東京の2LDKの相場が分かったところで、安い物件を始め、自分に合った条件の物件の探し方について見ていきましょう。
今回は、新築マンションの探し方について見ていきます。
探し方には主に3つの方法があげられます。
【住宅情報サイトを見る】
インターネットがつながる環境下であれば、住宅情報サイトを見ることで、物件を探すことができます。
多くは自分に合った条件で絞り込み検索ができるため、大変便利です。
もし、好みの物件が見つかった場合には、インターネット上から直接資料請求・見学予約をすることができます。
【住宅情報誌】
「インターネットで探すのではなく情報誌の方が物件が探しやすい」と考える方も多くいます。
このような住宅情報誌はコンビニなどで無料で入手することができます。
無料で入手できる住宅情報誌は、そのエリアの物件を中心に掲載されているので、住みたいエリアで入手しましょう。
【不動産会社】
不動産会社で物件を探す場合、不動産会社の担当者に「どのような物件がいいか」などを詳しく話をします。
安い物件がいいのであれば、始めに伝えておくようにしましょう。
希望の情報をもとに、担当者が物件を紹介してくれます。
東京の2LDKの物件を決める時の注意!「安い」だけで決めないで!
東京に限らず、分譲マンションの資産価値は一般的に下がりにくい傾向にあります。
そのため、住むことを考えているエリアや2LDKを始めとする間取りの種類に応じた価格相場と販売価格に大きな差が出ることは少ないです。
しかし、時折「格安物件」を謳った物件を見かけることがあります。
このような安い物件は、一見するとお得なようにも思えてしまいますが、実はそれが落とし穴なのです。
異常に安い物件を見かけた際に、まず考えておきたいのが「なぜ安いのか」ということです。
相場よりも異常に安い物件というのは、何かしらに理由があると考えられます。
例えば、以下のようなことがあげられます。
・内装や壁の内部などに安い建材を使っている
・騒音がひどい
・マンションの周辺環境に問題がある
もちろん、すべての物件にこれらのことが当てはまるとは限りませんが、このような格安になる理由というのは、実際にマンションに足を運び、見てみないと分からないことです。
「希望している2LDKの間取りで安いからここでいいか!」などと安易に決めてしまわずに、きちんと確認をするようにしましょう。
東京の2LDKマンションを購入!住宅ローンはしっかりと相談を
2LDKの新築マンションを購入するということになれば、その金額は高額になります。
東京のマンションともなれば、非常に高額であることが多いので住宅ローンは必須となるでしょう。
また、新築マンションの場合消費税もかかりますので、これだけでも相当な金額となります。
住宅ローンは、銀行によって様々なプランがあり、同じ銀行の住宅ローンでも返済方法に違いがあるということもよくあることです。
新築マンションを扱っている不動産会社は銀行とも提携していることが多いので、その銀行の住宅ローンを勧められるということもあります。
しかし、その勧められた住宅ローンが思い描いていた返済計画と異なっている場合には注意が必要です。
特に注意しておきたいのが、「提携期間のみ金利を安い金額に設定しておく」というプランです。
一見、お得に感じやすいですが、逆を返せば「提携期間が終了すれば、金利が上がる」ということですので、必ずしも「お得なプラン」とは言い難いです。
提携期間が終了してしまえば、月々の金利が上がっていってしまうので、むしろ損をしてしまう可能性があるのです。
このようなことを避けるためにも、住宅ローンについては紹介されたもの以外にも検討してみることをおすすめします。
東京のマンションを購入する際にはこんなことにも注意!
東京などのマンションでよく聞くトラブルといえば「騒音」でしょう。
特に新築マンションでは、この問題は軽視できません。
中古マンションの場合では、見学などの際に事前に「どのような人が住んでいるのか」を知ることができます。
しかし、新築マンションの場合では、このように確認するのは難しいことから騒音トラブルが多くなってきていると考えられます。
いざ住み始めないと、どんな人が住んでいるのかが分からないため、難しい問題と言えるでしょう。
2LDKの間取りのマンションであれば、先ほどもお話したようにファミリー層に人気のため、家賃が相場くらいの安い物件では、騒音トラブルが多くなりやすいです。
特に小さな子供のいる家庭が近くに住んでいるのであれば、泣き声や子供の走り回る音などが聞こえてくるかもしれません。
そのため、防音対策の整った物件を選ぶと比較的快適に生活することができるでしょう。
「その物件が安いかどうか」にばかり注目してしまいがちですが、防音性についても忘れないようにしてください。
東京のマンションを投資目的で購入するならセキュリティの高い物件を
東京で人気の高い2LDKのマンションを、不動産投資目的で購入するという方もいるかもしれません。
このような方は、セキュリティの整ったマンションを購入するといいでしょう。
「不動産投資」と聞くと、アパートのことが頭をよぎるかもしれません。
アパートはマンションと比較すると、家賃が安い傾向にあります。
しかし、マンションと比較すると、セキュリティが万全な物件というのは少ないものです。
人が多く集まっている東京では、高いセキュリティの整ったマンションの方が安心して生活できることでしょう。
「マンションのセキュリティ」というのは、何も建物自体のセキュリティだけを指しているのではありません。
マンションのある周辺環境のことも指しています。
2LDKのマンションでは小さな子供のいる家庭が住むことも十分に考えられるので、治安のいいエリアの方がより人気を集めるかもしれません。
自分の足でマンションを見に行くことはもちろん、専門家に意見を求めてみてもいいでしょう。
東京のマンションは値段だけに注目せずに他にも目を向けて決めよう
東京の2LDKのマンションの相場とともに、マンション選びの注意点についてお話してきました。
長く住むためのマンションは、決して安い買い物ではありません。
そのため、「格安物件」を謳ったものには特に注意が必要となります。
納得した物件を購入するためにも、様々ことに注目して、素敵なマンションを選んでみましょう。