新築の2LDKの賃貸マンションは、ファミリーや新婚、同棲をする方に人気があります。
その2LDKの物件を選ぶ際、新築といったことに加え他の特徴を求めてみてはいかがでしょうか。
では、その特徴を見ていきましょう。
2LDKってどのような間取り?
まずは、2LDKの間取りからご説明します。
2LDKとは、リビング+ダイニング+キッチン+2部屋のことです。
リビング、ダイニング、キッチンが10帖以上の同じ空間にあり、そのほかに2部屋あります。
LDKの空間をゆったり使うことができ、ほかに2部屋使えるので、お子様のいるご家庭や、新婚やカップルにも人気があります。
例えば、1部屋は夫婦の寝室、もう1部屋は子供部屋といった使い方ができます。
また、同棲するカップルの場合は一部屋ずつプライベートな空間を確保するという使い方もできますし、1部屋は寝室にして、もう1部屋は趣味や収納に使うという方法もあります。
このような2LDKの間取りに住む場合、昨今では中古物件をリノベーションするのも人気ですが、やはり新築物件に住みたいといった方は多いでしょう。
ひと昔前は2DKの間取りが多い傾向にありましたが、近年は2LDKのほうが人気のある間取りなので、これから新築物件も増えていくことでしょう。
2LDKの賃貸マンションを新築で探す場合、より快適な生活を送れるように、こだわりをもって見つけてみませんか。
では、どのような特徴があるのか見ていきます。
新築のマンションなら充実の水回り設備!
2LDKの新築マンションとなると、主にカップルや夫婦、家族といった構成になりますから、家事が効率よくできるよう考慮された水回りになっていると大変助かりますね。
新築なら、キッチンをはじめとした水回りの設備が充実している物件も少なくありません。
では、どのような設備があるのかご紹介します。
●キッチン
水回りといえばキッチンです。
ほぼ毎日、食事の準備から後片づけまでしなければなりません。
そこで、ディスポーザーが設置されていると、とても便利でしょう。
ディスポーザーは、生ゴミ処理機です。
排水口に設置されており、野菜くずなどを細かくして流すことができます。
生ゴミの悪臭等に悩まされることがありませんし、生ゴミの量を減らせることができるので、人気の設備となっています。
●浴室
梅雨などで雨が続くと洗濯物が乾かなくて困ってしまうこともありますね。
そのようなときに便利なのが「浴室乾燥機」です。
浴室乾燥機は、お風呂に洗濯物を干して乾かすことができるので役に立ちます。
さらに、暖房や冷風といった機能もありますから、夏や冬でも快適なバスタイムになりますね。
また、家族の場合、お風呂に入る時間がバラバラの場合もあるでしょう。
その際、お湯がぬるくなってしまっても「追い炊き機能」のボタンを押すだけで、再びお湯を快適な温度にしてくれます。
新築2LDKのリビングは床暖房で快適に!
2LDKの新築マンションでは、床暖房がついている物件も多数あります。
新婚の場合、今後家族が増えることもあるでしょうし、すでにお子様がいるご家庭にも床暖房はおすすめです。
床暖房は床を熱であたため、ふく射熱により部屋全体をあたためることができます。
エアコンやファンヒーターなどの暖房器具は、温風を出し、冷たい空気とあたたかい空気を混ぜ合わせてあたためますが、どうしても下に冷たい空気が溜まってしまいます。
さらに、風が吹くことで床のほこりやチリが舞ったり、温風で体が乾燥したりという点にも気をつけなくてはなりません。
このことから、お昼寝やハイハイをする赤ちゃんや小さいお子様がいるご家庭には、特に床暖房がおすすめです。
2LDKの物件の場合、広々としたリビングダイニングの部分に床暖房がついていることが多いので、みんなが集う場所は冬でも温かく快適に過ごすことできます。
クローゼットは2LDKのどこにある?
服やバッグなど収納したいものがたくさんある場合、どこに収納したらいいかと悩むことでしょう。
2LDKの新築マンションには、LDK部分に大きなクローゼットがある物件はあまりないようです。
主に、LDK以外の2つの部屋にそれぞれクローゼットがある間取りが多く見受けられます。
ウォークインクローゼットは1つの部屋に、もう1つの部屋は通常のクローゼットとなっているパターンもあります。
また、2つの部屋が並んでいる場合、部屋を挟むようにそれぞれ同じ大きさのクローゼットが設けられているパターンもあります。
収納したいものがたくさんある場合は、クローゼットが豊富にある物件を選ぶのもいいかもしれません。
1つの部屋に1つのクローゼットとは限らず、クローゼットが2つ並んでいる間取りもあります。
このように、収納量に合ったクローゼットにも注目して間取りを選ぶようにするといいでしょう。
メゾネットの2LDKマンションは新築以外でも検討しよう!
2LDKの新築マンションのなかには、メゾネットと呼ばれる物件もあります。
メゾネットとは、マンションのなかに一戸建ての家が入っているようなイメージです。
具体的にいうと、LDKは1階部分、2つの部屋は2階部分というような間取りです。
内階段で2階にあがるので、一戸建てのような感覚で住むことができます。
このような間取りは、特にお子様のいるご家庭に人気があるようです。
大抵の場合、バルコニーがあるので家族分の洗濯物を干すのにも困らないでしょう。
メゾネット物件には1階に広々とした専用の庭がついている物件もあります。
専用庭があることで、目の届く範囲でお子様を遊ばせることができます。
物件によっては、自宅の庭でプールをすることも可能です。
ただ、このような庭つきの物件は数が少ないため、新築にこだわると見つからない場合もあります。
そのようなときは、新築という条件を少しゆるめて、築3年くらいまでの物件で探してみるといいかもしれませんね。
来客時はマンションのゲストルームを利用しよう!
2LDKの新築マンションのなかには、ゲストルームがある物件もあります。
2LDKの間取りには、広いリビングダイニングがありますから、友人や知人を招くことはできますが、2つの部屋それぞれの使い方によっては、来客が宿泊するスペースを確保するのは難しいこともあるでしょう。
そのようなときは、マンション内のゲストルームを利用してみましょう。
ゲストルームとは、来客が宿泊できるように用意されたマンションの共有施設です。
ホテルほどのサービスはありませんが、安く利用することができるのが利点です。
マンションによって取り決めは違いますが、一つの例を見てみると、
①コンシェルジュに予約
②来客が宿泊
③ゲストルームの片づけ
④支払い
このような流れになります。
例えば、遠方からの来客などを迎えるとき、宿泊するならゲストルームを使っていただくほうが気兼ねなくゆっくり休んでいただけるでしょう。
遠方からの来客が年に数回想定しているといった場合は、ゲストルームのある物件を選ぶのもいいかもしれませんね。
2LDKの新築マンションには条件に合う特徴を求めよう!
2LDKの新築マンションを探すのは、同棲をするカップルや新婚、ファミリーが多いことでしょう。
一人暮らしとは違いますから、リビングダイニングでは一緒に集い、2つの部屋は目的に合わせて使うことができます。
ご紹介したような特徴の他にもさまざまなこだわりに合わせた物件を探すことができます。
条件にあった特徴を見極めることで、より快適に生活することができるでしょう。