2LDKの間取りはファミリーに人気があります。
リビング、ダイニング、キッチン、2つの居室にインテリアを選ぶ際、小さな子供がいるファミリーでは、さまざまなことに気を配らなければなりません。
この記事では、特に小さな子供がいるファミリーに向けて、2LDKの空間にどのようなインテリアがおすすめなのかお伝えしていきます。
2LDKは小さい子供がいるファミリーに人気の間取り!
2LDKという間取りは、大変人気があります。
新婚やファミリーから、特に選ばれる傾向にあります。
2つの居室と、リビングダイニングキッチンが10帖以上ある2LDKは、1つの広い空間でくつろぐことができますから、子供がいるファミリー世帯にも人気の間取りといえます。
その2LDKは、例えば新婚の場合、広いリビングではお互いの時間を楽しみ、2つの居室はそれぞれのプライベート空間として使うことができます。
また、子供がいるファミリーの場合、リビングでは家族みんなで集い、時間を共有することができます。
2つの居室は、子供が小さいうちは1つの居室を家族全員の寝室にし、もう1つの居室は子供の遊び部屋や勉強部屋として使えます。
そして子供が大きくなったら、1つの部屋は夫婦の寝室、もう1つの部屋は子供部屋にできます。
このように、子供の成長に合わせて使い方を変えられることから、2LDKという間取りは長く住むことができますのでファミリーにも人気があるのでしょう。
その2LDKに住む場合、特に子供が小さいうちは、インテリア選びにも気を配らなければなりません。
次項から、小さい子供がいるファミリーにおすすめのインテリアをご紹介していきます。
2LDKのリビングで小さな子供が安心して過ごせるインテリア
2LDKのなかで、リビングは家族がくつろぐ空間となります。
小さな子供にとって、安全な空間にすることも大切なことです。
そこで重要になるのがインテリア選びです。
では、小さい子供がいる場合でもリビングを安全な空間とするためには、どのようなインテリアを選ぶのがいいのでしょうか。
小さな子供は、不意に転んだり、ぶつけたりして床や柱で怪我をしてしまうこともあるでしょう。
特に小さい子供のうちは、リビングは一日の大半を過ごす場所になります。
そこで、小さな子供がリビングで安全に過ごすためにはベビーサークルがおすすめです。
例えば、ベビーサークルのなかで過ごしてもらうことで、目の行き届く範囲で洗濯物を干したり、畳んだりするといった家事がスムーズにできますね。
ベビーサークルの床には、クッション性のあるマットやラグを敷くことで万が一転んでも、大きな怪我をする可能性を低くすることができます。
リビングの雰囲気に合わせて、白やナチュラルといった木製のベビーサークル、黒でスタイリッシュなベビーサークルなど、さまざまな種類から選ぶことができます。
ときには一緒にベビーサークルのなかで遊んだり、一人遊びに夢中なのであればソファから眺めたりして大切な時間を過ごしてくださいね。
小さな子供にも安全なダイニングに!おすすめのインテリアは?
2LDKのDといえば、ダイニングです。
ダイニングのインテリアといえば、ダイニングテーブルとチェアを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
そのダイニングテーブルやチェアを選ぶ際、小さな子供がいるご家庭におすすめしたいポイントがあります。
●角がないデザイン
ダイニングテーブルやチェアを選ぶ際、丸みを帯びたデザインのものを選ぶようにしましょう。
角ばったデザインは、万が一ぶつけてしまうと怪我をしてしまう可能性もがあります。
なお、小さな子供でいる期間は一時的と考えるのであれば、角ばったデザインのテーブルを選んだとしても、コーナークッション等で衝撃緩和することができますから、そういったアイテムを活用するのもいいでしょう。
●テーブル裏がシンプルなつくり
テーブルの裏は小さな子供の目線から見てみると1つの部屋のような空間になります。
その部分が複雑な形をしていると、思わぬ怪我をしてしまう可能性もあるでしょう。
ですから、シンプルなつくりのテーブルがおすすめです
●ベビーチェアの活用
ダイニングテーブルとセットのチェアは、子供がある程度大きくならなければ一人で座れません。
小さな子供は、ベビーチェアがおすすめです。
ベルトで支えられ、目線が同じくらいの高さになるのでファミリーで楽しい食事の時間になりますね。
ベビーチェアは、足が置ける台があり、テーブルの取り外しや折りたたみが可能なものがいいでしょう。
2LDKのキッチンは子供の怪我防止を第一に考えよう!
2LDKのなかでも、もっとも怪我をしやすいのがキッチンです。
キッチンは、コンロや包丁、キッチンバサミなど、小さな子供にとって危ないアイテムがたくさんあります。
そのほかにも、電気ケトルやポット、炊飯器など蒸気がでる家電製品にも小さな子供は興味を示します。
そのようなアイテムで怪我をしないためにおすすめのインテリアは、ベビーゲートです。
キッチンの入り口部分にゲートを取り付けることで、キッチンに入れないようになります。
扉のように開閉できるタイプや、跨ぐタイプがありますので、検討してみてください。
また、ベビーゲートを設置するのが難しい場合もあるでしょう。
その際は、キッチンの引き出しが簡単に開けられないようにロックするアイテムを取り入れてみましょう。
さらに、蒸気のでる家電製品は高い場所に置くようにしましょう。
寝室も小さな子供にとって安全な空間にしよう!
2LDKには2つの居室があります。
そのうち1つは寝室として使うことが多いでしょう。
子供が小さいうちは、家族全員で寝室に寝ることになる場合もあると思います。
寝室のインテリアといえば、ベッドですね。
新婚時代はシングルベッドをそれぞれ使ったり、ダブルベッドを使ったりすることが多いでしょう。
しかし家族が増え、子供が小さいうちは一緒に寝ることになります。
シングル2つのベッドを繋げ、夫婦の間に子供を寝かせることで転落の可能性も回避できますね。
さらに、ベッドガードはベッドに簡易の柵を設置でき、お布団や子供の転落を防止することができます。
ダブルベッドの場合、お布団を一組用意することで、ベッドには母親と子供、お布団には父親などに分かれて寝ることで、窮屈感なく寝ることができますね。
また、ベッドよりお布団が便利という意見もあります。
お布団の場合、ベッドほどの高さがありませんから、その分安全といえるでしょう。
そして畳んで収納することで、寝ていない時間は広い空間を確保することができます。
子供部屋を安全な空間にするためにおすすめのインテリアとは?
2LDKの2つの居室のうち、1つを子供部屋として使う場合もあるでしょう。
その際、小さな子供でも安心して過ごせる子供部屋にする必要がありますね。
そこで取り入れたいインテリアをご紹介します。
小さな子供の場合、子供部屋に置かれるものといえば、絵本やおもちゃでしょう。
使った後は片付けできるように、それらを収納する家具が必要になります。
子供向けの家具は、危険がないように面取りがされていたり、転倒防止ストッパーがついていたりします。
さらに、小さい子供の場合舐めてしまう場合もありますから、有機物資が含まれていない塗料を使っているといった工夫がされています。
複雑なつくりの場合、面倒と感じて片付けをしなくなってしまいますから、簡単な引き出しやケースといったものなら、サッとしまえるので楽ですね。
そのような家具のほかにも、クッション性のあるラグを敷くとより安心ですね。
最後に、子供部屋だけではなく2LDK全体で注意することですが、電気コードやブラインドの紐などで怪我をしないように、小さな子供の手が届かないように配慮しましょう。
また、コンセントの差し込み口は興味を示さないようにカバーをすることで感電予防になります。
小さな子供に合わせて2LDKのインテリアを選ぼう!
2LDKにファミリーで住む場合、特に子供が小さい場合はインテリア選びが重要になります。
小さな子供でいる間はとても短い期間ですが、その間でも安心して暮らしていけるように配慮する必要があります。
リビング、ダイニング、キッチン、2つの居室、それぞれの部屋ごとで安心できるインテリアを選び、部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか。