東京での新生活がはじまるときには、アパートなどの賃貸物件を借りることになるかと思います。
そこでこの記事では、これから賃貸物件を借りる方に向けて、東京のおすすめエリアをご紹介していきます。
中には1LDKの間取りを希望する方もいるかと思いますので、おすすめエリアの1LDKの家賃相場についても触れていきますので、参考にしてみてください。
東京で賃貸物件を借りる!エリアを決めるポイントとは
東京での新生活をはじめるためには、まずは生活を送るための部屋を探さなくてはなりませんよね。
多くの方は賃貸物件を借りることになるでしょうが、はじめて東京で暮らしはじめるとなれば、どのエリアに住めば良いのか分からない方もいるのではないでしょうか。
そのため、この記事で東京のおすすめエリアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、エリアを決めるためのポイントをお伝えしていきましょう。
大きく3つのポイントがあります。
●家賃
一口に東京といってもさまざまなエリアがあり、エリアごとに1LDKなどの家賃相場も変わってきます。
どのくらいの予算かを明確にしておくと、どのエリアが良いかを判断することができるでしょう。
●アクセス
東京での通勤・通学などには電車は欠かせないものといえるでしょう。
そのため、目的地の最寄駅までのアクセスのしやすさも、どこに住むかを決めるポイントといえそうです。
●治安
やはり治安の良さは生活を送るうえで重要です。
特に一人暮らしとなればより不安になるでしょうから、できれば治安の良いエリアを選びたいものですね。
これらのポイントを基に、東京のおすすめエリアをご紹介していきましょう。
1LDKはどのくらい?東京で家賃相場の低いエリアはどこ?
まずは、「家賃」のポイントから、東京のおすすめエリアをご紹介していきます。
先ほどもお伝えしたとおり、東京はエリアごとに1LDKの家賃相場が違ってきます。
例えば、1LDKの家賃相場が高いエリアは「港区」や「渋谷区」、「千代田区」などといわれています。
これらはだいたい20万円近い家賃が相場のようです。
これらを見ておわかりになるかもしれませんが、都心に近いほど賃貸物件の家賃相場が高くなっています。
そのため、家賃の安さを重視するのであれば、都心から少しはなれたエリアがおすすめといえるでしょう。
例を挙げると、「あきる野市」や「武蔵村山市」などであれば、同じ東京都でも1LDKの家賃相場は6万円程度のようです。
港区などと比較すると10万円以上も差がありますね。
ほかにも青梅市や西多摩郡瑞穂町なども東京都でありながら、1LDKを6万円程度で借りることもできるようですので、家賃を抑えたい方は23区から少しはなれたエリアを選んでみるのも良いかもしれません。
ただし、都心からはなれていることでアクセスの不便さを感じることもあるようですので、とにかく家賃を重視する方にはおすすめのエリアといえそうです。
23区内で1LDKの賃貸物件を借りたいなら!家賃が低めの区はどこ?
都心からはなれるほど賃貸物件の家賃相場は低くなりますが、中には「できれば東京23区内に住みたい」と希望する方もいるかと思います。
そのような方におすすめなのは、「江戸川区」「葛飾区」「足立区」です。
これら3つの区は、東京23区の中でも家賃相場が低いエリアで、だいたい1LDKであれば9万円程度が家賃相場といわれています。
先ほどのあきる野市や武蔵村山市などと比べると、少し高いように思えるかもしれません。
しかし23区内だけあって都心へのアクセスがしやすく、複数の路線が走っているのも魅力といえます。
ファミリー層も多く住んでいる江戸川区や葛飾区などは、「比較的静かで住みやすい」という声もあるので、これから新生活をはじめる方にとってもおすすめのエリアといえるでしょう。
アクセスのしやすさで選ぶなら!どのエリアの賃貸物件が良い?
アクセスのしやすさを重視する場合、おすすめなのは東京23区内に位置する「荒川区」です。
荒川区には日暮里駅があり、日暮里駅はさまざまな路線が走っているので利便性の高い駅といえるでしょう。
例えば、旅行が趣味な方や出張が多い方などは、飛行機を使う機会も多いかと思います。
日暮里駅は日暮里舎人ライナーを利用すれば成田空港まで乗り換えなしで行けますので、アクセスの良さも申し分がないといえるのではないでしょうか。
ほかにも、山手線や京浜東北線なども利用できるので、都心部までもスムーズに行くことができますよ。
日暮里駅徒歩20分以内の1LDKの家賃相場は、おおよそ13万円程度とされています。
都心などへのアクセスが良い分、賃貸物件の家賃も少し高めですが、アクセス重視の方には荒川区の日暮里駅周辺はおすすめです。
東京23区内で治安の良さを重視する方はここがおすすめ!
賃貸物件を借りる場所を選ぶ3つめのポイントでもあった「治安」ですが、やはり治安の良さは一人暮らしをするうえでは重要なポイントともいえるでしょう。
もし治安の良さを重視するのであれば、文京区がおすすめです。
文京区は東京都内でも犯罪発生率が少ないエリアですので、治安が良いエリアといわれています。
また文京区では、夜間にパトロールを実施していることもあり、女性の一人暮らしの方も安心して生活できるエリアともいえるでしょう。
さらに、閑静な住宅街が広がるエリアが多くあるので、東京都内であっても落ち着いた環境の中で生活したい方にはおすすめといえますね。
とはいえ、1LDKの家賃相場は23区内の中でも高いほうに位置し、だいたい15万円程度とされています。
一人暮らしとなれば治安も重視したいところですが、家賃との折り合いをどうつけるかがポイントとなるかもしれませんね。
1LDKの家賃と治安、両方重視する方におすすめのエリア
「家賃も重視したいけど、治安も重視したい」「東京23区内に住みたい」など、希望条件が多い方もいるかと思います。
一度賃貸物件に入居すれば、すぐに引っ越すことはなかなかできませんから、できれば家賃や治安など全てにバランスのとれたエリアを見つけたいものですよね。
そのような方に、おすすめのエリアがあります。
それは、「練馬区」です。
練馬駅周辺には商業施設などが多くありながら、自然も豊かで住宅街に入れば落ち着いて生活することができるようです。
治安に関しては、東京都内でもトップクラスに入るくらい良いといわれています。
さらに1LDKの家賃相場は、だいたい10万円程度とされているので、23区内のなかでは比較的安いほうといえるでしょう。
家賃を抑えつつも治安は良いエリアですので、両方重視する方は練馬区も検討してみてはいかがでしょうか。
ここまでお伝えしてきましたように、何に重きをおくかによって、同じ東京都でもどのエリアにするかは違ってきます。
ただ闇雲に物件を探すのではなく、まずは家賃やアクセス、治安など、何を重視するかを決めてから、どのエリアで賃貸物件探すかを決めるようにしましょう。
東京での物件探しは重視するポイントを決めることから!
はじめて東京で暮らすことになっても、どこに住めば良いかわからない方もいるかと思います。
この記事ではエリアを決めるためのポイントと、東京でのおすすめエリアをご紹介してきました。
何を重視するかでどのエリアにするかも変わりますので、まずは自分が何に重きを置くかを決めておくようにしましょう。