窓のカーテンレールを交換する!カーテンレールの必要性とは

カーテンレールを、新しいものに交換しようとお考えの方もいるでしょう。

長年使い続けたことでビスがはずれやすくなったり、レールがゆがんできたり、交換の理由はいろいろ考えられます。

カーテンレールはカーテンを取り付けるための重要なものであり、私たちの生活に必要なものです。

今回は窓のカーテンレールの必要性についてのお話を中心に、カーテンレールの交換方法もご紹介していきましょう。

窓にカーテンレールがなくて困ることとは

窓にカーテンレールがなければ、当然カーテンをつけることはできません。

もしカーテンがなかった場合、私たちの生活はどのような問題が発生するのでしょうか。

まずは、カーテンの必要性についてお話ししていきましょう。

●プライバシー保護の問題

窓にカーテンがないと、家の中の様子が外から丸見えになってしまいます。

例えマンションの高層階に住んでいたとしても、カーテンがないと落ち着かない方も多いでしょう。

人の精神を安定させるためには、ある程度カーテンで部屋を目隠しすることが必要なのです。

●直射日光の問題

夏、窓から部屋に入り込む直射日光も無視できない問題です。

窓から熱となって入り込んだ日光は、エアコンで冷やした部屋の温度を上昇させてしまいます。

また、紫外線は日焼けの原因となりますので、人の肌だけでなく、家具やフローリングも劣化させてしまうでしょう。

●防寒の問題

カーテンがないと、夏だけでなく、冬も部屋に問題が起こります。

窓を通して部屋の中へ冷気が流れ込み、室温を下げてしまうのです。

厚めのカーテンをかけて、窓をしっかりと断熱をすることで、冷暖房の効率を上げることができるでしょう。

以上のことから、カーテンレールに何か不具合があった場合は、早急にカーテンレールの交換が必要となるのです。

種類が豊富なカーテンレール

窓のカーテンレールの交換をお考えの方は、どのようなレールにするか考えましょう。

カーテンレールにはさまざまな種類があり、その特徴もさまざまです。

大きく2つに分類して、その特徴をご紹介していきましょう。

●機能性カーテンレール

主に機能性を重視したカーテンレールになります。

ステンレスやアルミ、鋼などの素材が多く、ホワイトやシルバー、または木目調のタイプも販売しています。

カーテンの開け閉めがスムーズに行える、走行性の高いレールなどが多いです。

走行性の高いレールは開閉時のストレスが少なく、またカーテンの寿命も長持ちするため、メリットが多いと言えるでしょう。

価格は2mあたり、1,000円~10,000円と、幅広いです。

●装飾性カーテンレール

主に見た目を重視した、デザイン性に富んだカーテンレールとなります。

見栄えが良いため、部屋のインテリアの1部となり、女性からの人気が高いという特徴があります。

カーテンを吊るす部分がリング状のデザインになっていることから、おしゃれではありますが、走行性は少し不満に感じるかもしれません。

価格は2mあたり、3,000円~100,000円と、こちらも幅広いです。

業者用のカーテンレールはDIY用のカーテンレールと異なる?

窓のカーテンレールは業者に依頼して交換することが多いですが、自分でもDIYで取り付けることが可能です。

ここでは、取り付けるカーテンレールの違いを見ていきましょう。

まずは、業者からです。

●業者用カーテンレール

業者用のカーテンレールは、1本の長いレールを必要な長さ(窓の長さ)にカットして使用します。

そのため、カーテンを開閉する際に引っ掛かることがなく、スムーズに動作が行えるでしょう。

また、見た目も良く、選べる種類やグレードも豊富です。

業者用のカーテンレールは一般の方でも購入できますが、カーテンレールにあったサイズのビスやブラケットなどの部品をバラで揃えなければないないため、取り扱うのは少し大変でしょう。

●収縮カーテンレール

一般の方がDIYなどで取り付けることが多いのが、収縮カーテンレールです。

ホームセンターで販売しているカーテンレールのほとんどはこの収縮カーテンレールであり、部品もすべてセットになっているため、誰にでも安心してDIYできるカーテンレールなのです。

購入時は短くなっているレールを、部屋の窓の長さに合わせ、伸ばして使用するといった形になります。

収縮タイプはレール上にどうしてもつなぎ目ができてしまうため、開閉の際に若干の引っかかりができてしまいます。

窓のカーテンレールの交換方法!注意点とは?

ここからは、自分でカーテンレールをDIYで交換していきましょう。

まずは、現在ついているカーテンレールを取り外すことから始めます。

レールとブラケットをつなぎ留めているビスをドライバーで外し、先にレールをはずしてください。

その後、壁についているブラケットのビスをはずして、ブラケット2つを壁から取り外してください。

ここで、1つ注意点があります。

新しくブラケットを付ける際ですが、必ず壁の「下地」に取り付けるようにしてください。

一般的な住宅の部屋の壁は、「下地」「石膏ボード」「壁紙」の順番でできあがっています。

ビスが下地に届かず、石膏ボードについているだけの状態だと、カーテンレールは十分な重量に耐えられないため、落下してしまいます。

とはいえ、下地を探すのは素人には難しいと感じますよね。

しかし、もともとついていたカーテンレールは、きちんと下地についていたこととなります。

そのため、開いているビスの穴の延長線上、窓の少し上あたりに新しいビスを打ち込むことにしましょう。

実際に窓のカーテンを交換しよう

下地の位置を確認したら、まずは新しいブラケットを取り付けていきましょう。

今までついていた位置から、少しだけ上の位置に取り付けます。

この時、以前使用していたビス穴は使用しないようにしてください。

1度空いた穴を使用すると、カーテンレールが十分な重量に耐えられない可能性が高いためです。

水平にブラケットを取り付けたら、次にレール部分を取り付けていくことになります。

取り付けるカーテンレールが「機能性カーテンレール」だった場合、両方の窓枠から10cmほど長い位置が理想となります。

また、「装飾カーテンレール」を取り付ける場合は、両方の窓枠から15cmほど長い位置が良いでしょう。

装飾カーテンレールはレールの隅に飾りがついていることが多いため、余裕を持って長さを確保しましょう。

窓のすぐそばにエアコンがある場合、ぶつからないように調整をとる必要があるため、注意してください。

理想の長さのレールをブラケットにビス留めしたら、カーテンレールの交換は完了となります。

窓のカーテンレールを交換!業者に依頼した場合の価格相場は?

窓のカーテンレールは自分でDIYを行い、交換することが可能です。

しかし、女性の1人暮らしや、仕事が忙しい方、また、質の良いものを扱うプロにお任せしたいと考える方も多いでしょう。

カーテンレールの交換を業者に依頼した場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

一般の工務店に依頼した場合、1か所で10,000~15,000円くらいの費用がかかると言われています。

また、カーテン専門店で購入して、そこで取り付けを依頼した場合は、2,000円程度の費用で済むことが多いようです。

しかし、これはカーテン代金に工賃が含まれていることが多いため、トータルの金額でどちらが高いのか、よく検討する必要があるでしょう。

また、業者によっては20,000円ほどの高額な費用がかかることもあります。

そのため、さまざまな業者で見積もりを取って、総合的に判断することをおすすめします。

カーテンレールは自分で交換できる

カーテンレールはカーテンを取り付けるための重要なもので、私たちの生活になくてはならないものです。

そのため、カーテンレールに何か不具合があったら、新しいものに交換する必要があります。

さまざまな種類のレールが販売しているので、好みのレールを見つけましょう。

また、カーテンレールは自分でDIYで取り付けることができます。

自信のない方は業者に依頼しても良いですが、その場合いくつかの業者で見積もりを取り、よく検討してください。