新築ホヤホヤのマイホームなら、家具や家電も新品にして新たなスタートを切りたいと考える方が多いと思います。
新しいものを購入して、キレイにコーディネートしたいですよね。
一体全体、どのくらいの予算があればいいのでしょうか。
「家具や家電にいくら必要か」「どこで購入するのがいいのか」「初期費用を抑えるにはどうしたらいいか」ということについてご説明します。
新築マイホームの家具!予算はどのくらい必要?
まず、新築時にどのような家具を購入するのかリストアップしてみましょう。
ソファ、テーブルや椅子、カーテン、ベッド、テレビボード、ラグ、照明器具など、どの部屋にいくつ必要かイメージしておきます。
ソファやテーブル、カーテンなどは、大きさやメーカーによって値段が違います。
テレビを壁掛けにする場合は、テレビボードは必要ありませんね。
家族構成や、インテリアのこだわりによっても予算はそれぞれ異なります。
高級ブランドの家具を、ベッドやソファ、照明器具からすべて揃えようと思ったら100万円では足りません。
一方、必要なものだけを、見た目にはそれほどこだわらずに集めようと思えば、20万円~30万円で済むかもしれません。
分かりやすいように事例を挙げてみます。
<Aさんの場合>
・3人家族
・もともと使っていた家具も利用
●購入したもの
・3人掛けソファ 8万円
・照明器具(4つ) 4,000円
・カーテン(2部屋) 2万5千円
総額 10万9千円
<Bさんの場合>
・5人家族
・インテリアコーディネーターと相談しながら家具を新調
●購入したもの
・ダイニングテーブル 10万円
・椅子(6脚) 8万円
・ソファ 22万円
・テレビボード 6万円
・照明器具(3つ) 20万円
・ベッド 15万円
・ラグ 2万円
・本棚 1万円
・収納棚(2つ) 8千円
・カーテン(4部屋) 7万円
総額 91万8千円
新築の家具・家電の予算はケースバイケース
新築の家具の予算は人それぞれちがう、ということが分かっていただけたと思います。
家具以外にも高価な時計やアートなどを購入したいなら、当然、予算は高く見積もらなければいけないでしょう。
そして、忘れてはならないのが家電です。
家具は古びていても味わいのあるものがありますが、家電は新しければ新しいほど見ばえがよいものです。
昭和レトロなインテリアにしたいという場合は別ですが、せっかくの新築マイホーム。
家電はなるべく新しく買い替えたいという方も多いのではないでしょうか。
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器など、そのすべてを買い替える必要はないかもしれません。
しかし、古い型のものは新築の家に置くと、どうしても浮いてしまいます。
家電の値段もピンからキリまでありますので、欲しい商品によって予算を決めることが必要でしょう。
エアコンやテレビは何台必要か、工事費はいくらかかるかということも考慮しなければいけません。
家具だけなら予算100万円も必要なくても、最新の家電を含めると100万円オーバーしてしまうケースが多いでしょう。
家具や家電をどこで買う?安く購入するためには
新築マイホームに置く家具や家電を、どこで、いつ、どのように購入するかということによっても準備する予算は変わってきます。
実店舗で新商品を定価で購入するか、型落ち商品をネット通販やオークションサイトで買うか、ということを考えておきましょう。
店舗型の家具店、家電量販店のメリットは、実際に目で見て触って確認できるということです。
さらには、値引き交渉ができる場合もあります。
特に、冷蔵庫、テレビ、洗濯機など高額な家電をまとめて買う場合は、ネット通販の値段を見せて交渉すれば、値引き、もしくはお得な情報を教えてくれる可能性があるでしょう。
また、組み立て式でパーツだけを販売することで価格を安くしているお店もありますね。
一方、ネット通販の場合は現物を見ることはできませんが、値段が安く、節約の強い味方になります。
サイズを間違えないように注意して材質や色をよく確認すれば、満足できるお買い物をすることができるでしょう。
大きな家具で組み立て式のものは時間と手間がかかりますので、届いて後悔しないようによくご確認ください。
カーテンにおいては、布地のサンプルを取り寄せることができる場合もあります。
新築前に情報収集!インテリアコーディネーターに相談すると失敗しにくい
新築の家具をとびきり素敵にコーディネートしたいと思う方は、インテリアコーディネーターに相談することができます。
無料相談を受け付けている店舗型家具店もあります。
また、インターネット検索で、「インテリアコーディネート 相談」と入力して探せば、相談できる場所を見つけることができます。
経験豊かでセンスのいいインテリアのプロに依頼すれば、自分では思いつかないようなアイディアを知ることもできるでしょう。
インテリアフェアでも相談できますし、相談窓口がないような家具店でも、店員さんに聞けば的確なアドバイスをもらえる可能性があります。
一緒に家具を選んでくれたり、必要な家具をリストアップしてくれれば、「失敗したらどうしよう」と悩むこともないかもしれません。
とことん美しいマイホームを手に入れたいという場合は、予算を決めた上でプロに相談することをおすすめします。
予算を抑えたい!新築マイホームで本当に必要なものは?
セール品を購入したり、値引きしたりして安く買うことはできますが、すべてを完璧な状態で揃えようと思ったら予算は跳ね上がります。
まず、どのくらいの金額を予算として回せるのか決めて、それを超えないように注意することが大切です。
高級な商品を買ってしまい、お金が無くなって暮らしが厳しくようでは、せっかくのマイホームでも楽しめないかもしれません。
ここからは、新築時に初期費用を安く抑えられた方の声を参考にして、安く済むポイントをお伝えします。
●本当に必要なものだけを買って、後から少しずつ揃えていく
最初にすべて揃えようとはせず、照明器具やラグなど後に買っても困らないものは少し待つことをおすすめします。
そうすることで、必要なものにこだわって予算を決めることができ、長期的に見て満足できるインテリアになるでしょう。
もしかしたら、わざわざ買わなくても困らないものがあるかもしれません。
あまり使わない部屋の家具は後回しにしてもいいでしょう。
新築時に初期費用を抑える!使えるものは使う
●今まで使っていた家具や家電は無理に買い替えない
「新築だからといって、家具や家電をすべて新しくする必要はない」と思えば、節約することができるということはお分かりいただけたと思います。
新築マイホームに古い家具は少し目立つものですが、時間が経てば馴染んでくるかもしれません。
お気に入りの家具なら、なおさら買い替える必要はありませんよね。
また、家電も高価なものが多いので、使える状態のものなら少し我慢して新居に持ち込むケースもあります。
冷蔵庫の下には下敷きを敷いたり、よく動かす椅子の足にカバーをつけたりすると、床を傷める心配をする必要もないでしょう。
初期費用の中で負担が大きいのは家電であることが多く、ここを妥協できれば、家具と家電にかかる金額を合わせても100万円を下回るかもしれません。
もし家電を買い替えるなら、最新モデルではなく型落ち品を選ぶのもおすすめです。
このように、新築マイホームで家具・家電に必要な予算を抑えるためには、ある程度妥協して買うか、買うのを少し待つか、足りない状態に慣れるか、ということになります。
新築マイホームで新しいスタートを切ろう!
ピカピカの家に心が弾んでいると、つい必要ないものや高級なものを買ってしまうことがあるかもしれません。
冷静に出費をコントロールするためにも、予算を決めておくことは大切です。
こだわりはじめるとキリがありませんが、安くて品質のいい家具もたくさんあります。
忙しく、いろいろなことを考えなくてはいけないときに一度に買うのではなく、少しずつ揃えていくのもおすすめです。