できれば1LDK?憧れの東京デビュー!ベストな賃貸物件を選ぶ

「東京で一人暮らしをはじめよう」「できれば間取りは1LDKで」と考えている方は、まずは1LDKの住みやすさや家賃相場、デメリットなどを知っておくといいでしょう。

どんなことに注意して賃貸物件を選ぶといいのか、いくつかのポイントもご紹介します。

後で後悔しないように、できるだけ条件のよい物件を見つけてください。

東京の賃貸物件は高い!1LDKの家賃はどのくらい?

1LDKは、キッチンスペースを料理だけでなく、リビングスペースとダイニングスペースとしても使える間取りです。

その他に独立した居室があるため、プライベートなスペースとお客様を招くスペースを分けることができ、インテリアを楽しむこともできる人気の間取りと言えるでしょう。

平均的な広さは35~38平方メートルくらいで、必要な家具を置いてものびのびと生活できます。

東京の1LDKの家賃相場は、地域によっても違いますが、6万円をきることはめずらしいようです。(平均的な広さの場合)

家賃が5万円程度で1LDKを探そうとすると、駅から遠く利便性が低い物件だったりと、周辺の環境に不人気な理由が隠されている物件があるでしょう。

新宿区や台東区では、築20年以内の1LDK賃貸物件の平均家賃は、15万円~16万円となっています。

葛飾区や江戸川区などは10万円を下回りますし、あきる野市や武蔵村山市では家賃が低めに設定されているところもあります。

しかし、東京で一人暮らしデビューするとしたら、安定した収入が約束されていないと難しいでしょう。

「1LDK・1DK・2DK」で迷っている方もいるのではないでしょうか。

1LDK・1DK・2DKの違い!1LDKがおすすめになる理由

1LDK、1DK、2DK、それぞれの違いは、キッチンスペースの広さ、そして部屋の数です。

1、2というのは、仕切られた部屋の数を指します。

Dがダイニング、Kがキッチン、Lがリビングスペースになりますが、これは同じ空間で「どれだけ広いか」ということを表わしています。

1LDKは、さきほども書きましたがキッチンスペースが広く、収納するにも食事をするにも便利で、ゆったりと使うことができます。

実は、1LDKは東京でも2000年頃に増えた間取りなので、比較的築年数が浅いことも多く、部屋がキレイな賃貸物件も見つかりやすいでしょう。

2DKというと、独立した部屋が2部屋あるため「1LDKより人気が高いのでは」と思う方もいるかもしれませんが、古いという理由で1LDKより家賃が低いことも多いのです。

どの間取りに住むか迷っているなら、金銭的なことはもちろん、友人を招きたいかということを考えてみるといいかもしれません。

築年数の浅い1LDKなら、仲間と集まってホームパーティを楽しんだり、作った料理の数々を並べてSNSにあげたりと、色々な楽しみ方があります。

また、在宅で仕事をしたり、同棲する予定がある場合でも1LDKはおすすめです。

1LDKであれば、食事をする場所やリラックスする場所と仕事をする場所をハッキリと分けられますし、同棲するとしても余裕があります。

2DKも同居する方がいる場合におすすめな間取りですが、キッチンスペースは狭くなるので収納方法を工夫する必要があるでしょう。(同棲ができない物件もありますので事前に確認が必要です)

1LDKの間取りを考える

1LDKと一口に言っても、賃貸物件のデザインは様々です。

東京だけに限ったお話ではありませんが、知っておくと役立つかと思いますので参考にしてください。

玄関から入って、キッチンスペースを通り抜け、奥に部屋があるタイプの1LDKは、キッチンスペースが広い場合も多いですが、日当たりについては確認が必要でしょう。

南向きなら、水回りがある場所やリビングスペースなどは日当たりが悪くなりがちです。

同じ条件であれば、角部屋でキッチンスペースやバスルームにも窓がある間取りは人気が高くなるでしょう。

意外と住みやすいのがL字型です。

キッチンスペースと居室が横並びになっている間取りは、それぞれに窓があり便利なものの、夏場は両方の部屋を冷やすために電気代が高くなってしまうことがあります。

とはいえ、収納スペースが多かったり、キッチンスペースが使いやすい間取りも多いので、L字型はねらい目です。

1LDK賃貸の電気代と掃除の手間!東京の暑さを乗り切ろう

さきほど、電気代のことについて触れましたが、1LDKを選ぶ時に考えておきたいのが光熱費です。

当然ながら、ワンルーム、1Kよりも多くの電気代がかかることになります。

東京の夏は暑いです。

2020年東京オリンピックの暑さを懸念する声も多く聞かれました。

平均気温は少しずつ上昇し、40度近い猛暑日もあります。

5月頃から30度を超えることもあり、10月まで残暑が残り、エアコンを使う期間も長くなっています。

一人暮らしをはじめる前には、生活費が何にどのくらい必要なのか把握しておきたいですね。

また、「掃除の手間がかかる」というのもデメリットになります。

広いスペースをきちんと片付けて、清潔にしておきましょう。

賃貸物件は、いずれは貸主に返すものですから、頑固な汚れが付着したままにしないように注意することをおすすめします。

時間が経つと落ちなくなってしまったり、カビや腐敗などで部屋が傷んでしまうことがありますので、定期的な掃除が欠かせません。

東京で一人暮らしスタート!賃貸物件のおすすめポイント

東京の1LDK賃貸物件で一人暮らしをする前に、どんな点に気を付けて物件を選ぶべきなのか考えてみましょう。

〇騒音

実家に住んでいる時は音に対して神経質に反応しなかった方でも、アパートやマンションで他人が出す音には過敏になってしまう場合があります。

足音やシャワーの音など、生活していて当たり前に発生する音は注意しにくいものですが、音の大きさや時間帯などによってはストレスを感じることもあるでしょう。

ですから、壁の薄さや構造の確認などは要チェックです。

周辺に騒音の原因となるものがないかどうかも確認しましょう。

〇セキュリティ

女性なら特に気になるところかと思いますが、オートロックやカメラ付きのインターホンなどは重視して選ぶといいでしょう。

〇都市ガス

プロパンガスと都市ガスとでは大きく違ってきます。

料金が高いと、時間のかかる煮込み料理をしたくなくなったり、朝シャワーを浴びたくなくなったりと何かと不便です。

賃貸物件を選ぶならココに注意!東京は駅近が便利

〇室内洗濯機置き場

1LDKでは心配ないかもしれませんが、洗濯機置き場がベランダにあると不便ですし、家電の劣化も早まります。

冬には水が凍ってしまったりして洗濯できなくなる可能性もあるでしょう。

室内の洗濯機置き場は、広さをよく確認して置いてください。

メジャーで測っておいて、持ち込む洗濯機と合っているか確認しましょう。

〇なるべく駅から近い場所

東京に住んで電車で移動するなら、駅からの近さは大きなポイントです。

内覧のタイミングで、最寄り駅からその賃貸物件まで歩いてみることもおすすめです。

そうすると、「交通量が多い」など、安全性についても確認できます。

〇バストイレ別

ユニットバスでも問題ないと考える方は多いですが、もし友人をお招きすることを考えているなら、やはり別々になっている間取りがいいでしょう。

清潔なバスルームで湯船につかり、リラックスすることもできます。

1LDKで一人暮らし!楽しく暮らせるような物件を選ぼう

1LDKは家賃が高めになっていますが、収入面で不安がなければ一人暮らしの部屋としておすすめです。

友人をお招きしたり、同棲することを考えている場合、ワンルームや1K、1DKだと少し狭いと感じるものですが、1LDKなら使い勝手が良いでしょう。

予算があれば、後悔せずに長く住めるように、条件のよい賃貸物件を選んでみてください。