マンションのリビングを、個性的でおしゃれな空間にしたいと思いませんか。
その場合は、照明が印象を変える大切なアイテムになります。
照明を変えることで部屋の印象を一気に変えることができます。
さらに、照明にプラスしていくつかのアイテムを取り入れることでリビングがより個性的になります。
では、照明の選び方や照明以外におすすめのアイテムをご紹介します。
マンションのリビングをおしゃれにするためには?
一般的なマンションのリビングは大抵、シンプルなデザインとなっているでしょう。
シンプルであることから、個性が感じられないと思う方も少なくないのではないでしょうか。
そのマンションのリビングに個性を出しておしゃれにしたいと思いませんか。
・照明
・床
・壁
この3点を変更すると、リビングの印象が一気に変わります。
しかし、すぐに「変更しよう!」と行動に移してはトラブルにつながる場合があります。
賃貸マンションの場合、照明が備え付けられている場合も少なくありません。
その場合、勝手に変更するのではなく、必ず管理会社へ連絡をする必要があります。
連絡をしたうえで、許可をもらえれば変更できます。
もちろん、退去時には「原状回復する」決まりですから、備え付けの照明は処分したりせず、しっかりと保管しておき、退去時には備え付けの照明を戻しておきましょう。
また、照明だけでなく壁や床も変更する場合は「原状回復する」ということを忘れないようにしなければなりません。
もし分譲マンションの場合であっても、勝手に変更を進めるのではなく、事前に管理組合に連絡し確認をとるようにしましょう。
マンションのリビング照明って簡単に交換できるの?
リビングの照明を変更したい場合、天井部分のコンセントの確認をしなければなりません。
天井についているコンセントは引掛シーリング呼ばれ、数種類あります。
・角形引掛シーリング
・角形フル引掛シーリング
・引掛埋め込みローゼット(ハンガーなし)
以上の3点は、5kgまでの重量に対応します。
・引掛埋め込みローゼット
・フル引掛ローゼット
以上の2点は、耳と呼ばれる部分の補強をすることで10kgまでの重量に対応します。
天井にこれらの引掛シーリングがある場合、照明器具の部品を差し込むだけなので、比較的簡単に取り付けができます。
作業自体は5分から10分程度なので、女性でも取り付けは可能でしょう。
また、賃貸マンションの場合、引掛シーリングは経年劣化を除き、照明変更等で破損してしまうと借主負担で修理することになる場合が多いので、作業前は契約書をしっかり確認しておきましょう。
マンションのリビングを照明でおしゃれに!
マンションのリビングを照明でおしゃれにしたい場合、どのようにしたらいいのでしょうか。
照明は明るく照らすという目的と同時に、リビングの雰囲気も決めるアイテムとなります。
そして、目的に合わせて選び、配置することで贅沢な空間をつくりあげることができます。
リビングの照明は、「一室多灯」にすると雰囲気を大きく変えることができます。
リビングに複数の照明を自分好みに組み合わせるのがおすすめです。
●全体照明
・シーリングライト(部屋全体を均一に明るく照らす)
・ペンダントライト(コードやチェーンで吊り下げて照らす)
・シャンデリア(デザイン性が高く豪華で華やかに照らす)
・ダウンライト(天井に埋め込みされている)
●補助照明
・フロアスタンド(移動ができるので部屋の隅やテーブル付近などに置く)
・スポットライト(特定のインテリアを照らし、直接目に明かりが当たらないように注意する)
●間接照明
・ブラケットライト(壁面に取り付け華やかさを出す)
・コーニス(天井から壁を照らし奥行きを出す)
・コーブ(天井を照らし広がりを与える)
では、この3つの照明を用いて、リビングでどのように組み合わせるのか、次項にてご紹介します。
リビングの照明は「一室多灯」上手に組み合わせて照らそう!
リビングは一つの照明だけでなく、複数の照明を取り入れるとおしゃれになるのでおすすめです。
では、例をいくつかご紹介します。
【カフェのような明るいリビング】
シーリングライトでリビング全体を明るく照らし、補助照明としてテーブルの場所にフロアスタンドや卓上ライトで照らします。
明るいので読書もゆったりできるカフェのようなリビングになります。
フロアスタンドや卓上ライトはコンセントがあれば手軽に設置できるので、賃貸マンションでも比較的簡単に取り入れられる方法です。
【スポットライトで演出するリビング】
補助照明のスポットライトは数を多くすることで全体照明にすることができます。
まず、ダクトレールを引っ掛けシーリングに取り付け、スポットライトをいくつか付けます。
それぞれのスポットライトの方向を変えて部屋全体を照らしましょう。
取り付けるだけなので、10分程度で簡単にできます。
さらにダウンライトでリビングの四隅を照らせば、シーリングライトがなくても明るいリビングを演出できます。
ダウンライトが天井にない場合は、フロアスタンドや卓上ライトなどの補助照明を取り入れて明るくしましょう。
【シャンデリアでラグジュアリーなリビング】
リビングのセンターにシャンデリアを取り入れ、全体を華やかに照らします。
さらに、テーブルやサイドボードなどの上にも卓上ライトで照らすことで高級感漂うラグジュアリーなリビングになります。
照明とともに壁の雰囲気を変えてみよう!
せっかく照明でリビングの雰囲気を変えるなら、壁や床も合わせて変更したいですよね。
分譲マンションの場合、冒頭でお伝えしたように事前に管理組合に伝えてから変更するようにしましょう。
そして賃貸マンションの場合は特に、「原状回復」して退去しなければなりませんから、壁や床の雰囲気を変えるのは難しいと悩んでしまうことでしょう。
そこで、分譲マンションはもちろん、賃貸マンションでも壁や床の雰囲気を変えたい場合、どうしたらいいのかお伝えしてきます。
まず、壁からご紹介します。
・貼って剥がせる壁紙
貼って剥がせる壁紙は、不織布でできていて剥がした後、残ったのりは水拭きできれいにできます。
壁を全体的に変更するのもいいですが、一部だけステッカーやマスキングテープで貼るのも手軽でおすすめの方法です。
・ウォールステッカー
好みのステッカーを選び、壁紙に貼るだけで、華やかな壁になります。
その部分に照明を当てるととてもおしゃれに演出できます。
・ペンキ下地用粘着シート
壁紙に合わせてクローゼットや扉も好きな色にしましょう。
ペンキを塗りたい部分に「ペンキ下地用粘着シート」を貼り付けてからペンキを塗ります。
ペンキ下地用粘着シートを剥がせば、元通りになるので退去時にも安心ですね。
次項では、床の雰囲気を変える方法をお伝えします。
照明とともに床の雰囲気も変えてみよう!
リビングの照明とともに壁や扉を変更するなら、合わせて床も変えてみましょう。
・剥がせるフロアシート
剥がせるフロアシートは、さまざまな種類から選ぶことができます。
シールタイプなので、貼ったらズレにくく、不要になったらきれいに剥がせます。
・はめこみ床
好みの床をはめこんで使うことができます。
タイルのように敷き詰め、のりは使わないので、取り外したら他の部屋でも使うことができます。
・タイルカーペット
吸着するタイルカーペットは、接着しなくても滑りません。
汚れた場合は、水洗いもできるので、清潔に使うことができます。
色を変えることで単調にならず、おしゃれに見せることができます。
・クッションフロア
クッションフロアは、さまざまな柄から選ぶことができ、手軽な方法です。
専用の接着剤を使うことで、貼った後に剥がすこともできます。
壁や床の雰囲気を変えるためにご紹介した方法は、簡単に元に戻せるものなので賃貸マンションでも取り入れらます。
マンションのリビングは照明・壁・床でおしゃれな空間に!
マンションのリビングはシンプルの場合が多いですが、照明・壁・床に変化を加えることで、個性的でおしゃれな空間にすることができます。
照明は、「一室多灯」にすることで、一気にリビングの雰囲気を変えることができます。
さらに、お気に入りの壁紙にしたり、床も変更してみたりしてはいががでしょうか。
オリジナリティーあふれるリビングになりますよ。