念願の一戸建て!狭い庭でもおしゃれに仕上げるコツとは?

念願叶って建てた一戸建て。

土地が狭くても、庭が少しでもあったら嬉しいですよね。

そこでこの記事では、狭い庭でもおしゃれに仕上げるコツをご紹介していきます。

この記事をきっかけに、庭がお気に入りの空間になりましたら幸いです。

一戸建て建築の際は外構計画をしっかりと!

土地が狭くて、庭をまったくつくるスペースがないということもあるでしょう。

しかし、ほんのわずかなスペースでも、ちょっとした「庭」をつくることができます。

また、土地が狭く、隣家との間隔が狭い地域ほど、庭をはじめとした「外構」をしっかりとつくる必要があるとも言えます。

その理由は、外構がしっかりとつくられていないことで、他人が勝手に敷地内に入り込みやすいという点にあります。

特に、子供は悪気なく敷地内に入ることもあり、その際に自分の家のものを勝手に触られたり使用されたりする可能性もあります。

また、「庭はなくてもしょうがないけど、洗濯物を干すスペースくらいはほしい」という方もいらっしゃるでしょう。

念願叶って建てた一戸建ても、外構にまでしっかりと目を向けていないと、暮らし始めてから「住みにくい家」ということにもなりかねません。

これらのことから、一戸建てを建築する際は庭をはじめとした外構デザインをどうするかをよく考えるようにしましょう。

それではこの記事の本題である、狭い庭でもおしゃれに仕上げるコツを次項よりご紹介していきます。

狭い庭でもおしゃれに仕上げるコツ

念願叶って建てた一戸建ても、土地が狭いとなかなか思い描くような庭をつくることができないかもしれません。

しかし、ひと工夫加えることで見た目がガラリと変わります。

まず、玄関のすぐ前が道路である場合を想定して考えてみましょう。

この場合、玄関ドアを開けると家の中が丸見えになってしまうので、玄関前には目隠しになるように塀や柵をたててみるのはいかがでしょう。

そして、玄関ドアと塀や柵との間にあるちょっとしたスペースに、シンボルツリーを植えるのです。

シンボルツリーの根元には、下草を植えることでよりおしゃれな印象となります。

家のデザインによっては、塀や柵の下にお花などを植えることでもおしゃれになりますよ。

物理的にどうしても塀や柵を設置できないということであれば、玄関先に植木鉢を置くことで華やかになります。

最近では、寄せ植えも流行っていますので、ご自分のお好みの植物で植木鉢を埋め尽くすというのもおすすめです。

狭くても機能的でおしゃれな庭に仕上げるコツ

狭くても、機能的でかつおしゃれな庭に仕上げることも可能です。

例えば、隣家との間は狭く、境界線がブロック塀であると殺風景な印象の庭となるでしょう。

このような場合、境界線のブロック塀のすぐ手前に家に合うフェンスを設置することをおすすめします。

ナチュラルな雰囲気の家であれば木目調、スタイリッシュな雰囲気の家であれば色がシルバーのフェンスなどです。

そして、そのフェンス前に植栽を行います。

そうすることで、ちょっとしたおしゃれな庭ができるだけではなく、もしもそこに窓があるなら、家の中からその植栽を見ることもできます。

窓から見える雰囲気がいいと、家で過ごす時間に心が満たされ、家に対する満足度も上がるのではないでしょうか。

せっかく建てる一戸建てですから、どの点からしても満足のいくものにしたいですよね。

一戸建てならでは!庭をライトアップしておしゃれに!

一戸建て住宅はマンションとは違い、庭を好きなようにアレンジすることができます。

庭をおしゃれに仕上げるアイデアはたくさんありますが、その中でも「照明」を効果的に使うとモデルルームのようなおしゃれな庭になります。

土地が狭く、近隣との距離が近いような地域であれば、敷地を囲む塀を高くするケースも多いかもしれません。

そのような場合、高い塀をライトアップすることで圧迫感のない雰囲気にすることが可能です。

また、庭にちょっとした植栽を植えることができるのであれば、その植栽もライトアップすることでより一層おしゃれな空間が生まれることでしょう。

植栽をライトアップするのは下からが一般的で、その方法であれば初心者でも簡単にできるのでおすすめですよ。

少し高度なテクニックになりますが、光量をおさえて、ほんわかと月明かりのようなライトアップにするとリラックス効果も生まれます。

もしももう少し庭の広さに余裕があり、ウッドデッキやタイルデッキがあれば、さらに雰囲気のいいおしゃれな庭になるのではないでしょうか。

庭の前に隣家の玄関が!この場合どうする?

狭い土地に一戸建てを建てるのであれば、庭の目の前が隣家の玄関というパターンも中にはあるでしょう。

庭の前に高い塀やフェンスを建ててしまうと、隣家に悪い印象を与えてしまう可能性も考えられます。

ですから、このような場合は目隠しになるような植栽を数本植えてみてはいかがでしょう。

そうすることで、目隠しになるだけではなく、植栽のグリーンが庭をおしゃれに演出します。

隠したい部分の幅が大きいようであれば、生垣にしてしまうというのも一つの方法です。

最初のうちの生垣はまだ植物が成長していないことから、十分な目隠しができないこともあります。

しかし、時間を追うごとに植物の密度が増していくので、最終的にはグリーンの壁ができます。

塀などと異なり植物の壁には圧迫感がないのも、利点の一つでしょう。

一戸建ての庭をカフェ風に!

これまで、狭い土地にある庭についてお話ししてきましたが、最後は少し視点を変えたアイデアをご紹介しましょう。

それぞれの土地では、隣家とのブロック塀にあまり高さがなかったり、隣家の2階からの庭への目線が気になる場合もあることでしょう。

このようなケースでは、「オーニング」を取り入れてみるのもおすすめです。

オーニングとは、カフェなどでよく見かける日よけのことです。

このオーニングを効果的に取り入れることで庭の目隠しにもなるだけでなく、おしゃれな空間にもなります。

オーニングにもデザインがたくさんあるので、家の外観と合うものをセレクトすることも可能でしょう。

例えば、真っ白の壁の家であれば黒のオーニングを設置することで、庭にワンポイントができます。

家の外観に木があしらわれているようなデザインであれば、ナチュラルなベージュがなじむでしょう。

他のお宅とは一線を画したいということなら、真っ赤なオーニングもおしゃれですよ。

オーニングの下のスペースに少し余裕があるのであれば、デッキチェアやガーデンテーブルを置くとさらにおしゃれな庭になることでしょう。

最近では一戸建てのお宅でもオーニングを目にする機会が多いですので、住宅街を歩く際は少し意識していろいろなお宅の庭を参考にさせていただくといいかもしれません。

狭くても工夫すればおしゃれで機能的な庭に!

「家」は、建物だけではなく外構も整えて初めて「完成」と言えるのではないでしょうか。

土地が狭くても、工夫することで庭はおしゃれで機能的な空間になります。

せっかく建てる一戸建てですから、庭にもこだわることで、ますますお気に入りの「家」になるのではないでしょうか。

この記事が、少しでも庭づくりのご参考になりましたら幸いです。