1LDKで一人暮らし!インテリアの配置を工夫してより快適に!

1LDKは昨今人気な間取りで、特に一人暮らしであればとても快適に過ごせるイメージですね。

せっかく1LDKに住むなら、インテリアにもこだわりたいものです。

ただ、あまり考えずに好きなインテリアを配置すると、暮らしにくくなってしまうかもしれません。

1LDKでより快適に過ごすために、インテリアの配置する際に抑えるべきポイントや配置方法などについてご紹介します。

1LDKとは?

インテリアの配置についてご紹介するにあたり、1LDKについてご紹介しましょう。

昨今人気の1LDKですが、一人暮らしやカップルに人気の間取りです。

8帖以上のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)と1つの居室で構成されているので、一人暮らしであればゆとりをもって生活できるでしょう。

1LDKは、LDKで食事をしたりくつろいだりして過ごすスペースとして使い、居室を寝室として使うのが一般的です。

1LDKの専有面積の平均は35平方メートルから38平方メートルです。

特徴として、1LDKの物件は築年数が浅いものが多く、「オートロック」などの防犯設備が充実しているところも多くあります。

その分、家賃が高めに設定されているため、経済的に余裕が無い場合にはおすすめできません。

家賃面から考えて、1LDKにカップルで入居する場合も多いようです。

カップルであれば支払う家賃を抑えやすいといえるでしょう。

1LDKで一人暮らし!LDKにインテリアを配置する前に考えること!

1LDKで一人暮らしであれば、LDKにゆとりあるスペースがあるので配置するインテリアの自由度は高いといえるでしょう。

ただ何の計画もなく購入し、配置していくと後々後悔してしまうかもしれません。

快適に暮らせる空間を作り上げるために、これからご紹介することを参考にしてください。

インテリアの配置を考える前に、まず、部屋のテイストや色などを決めましょう。

最初にこれらを決めないでインテリアを揃えていくと、ちぐはぐな印象の部屋になってしまうためです。

シンプルならシンプル、ナチュラルならナチュラルのようにまずはテイストを決めて、インテリアを考えていきましょう。

テイストに合わせて、インテリアは同系統のもので統一しましょう。

続いて、部屋の配色についてお話ししていきます。

さわやかな印象の空間を作り上げたいなら、白や明るいベージュのインテリアでまとめていきましょう。

落ち着いた雰囲気のに仕上げたいなら、黒やダークブラウンなどのインテリアを中心にレイアウトするといいでしょう。

部屋のテイストに合わせて、イメージする雰囲気を取り入れながら配色を考えていくことが大切です。

次の項では、部屋の動線やインテリアの占有率についてご紹介しましょう。

1LDKで快適に暮らすために!知っておきたい動線やインテリアの占有率!

テイストや配色について考えがまとまったら、部屋の動線やインテリアの占有率についても考える必要があります。

ではまず、1LDKで一人暮らしをする際の動線についてお話ししましょう。

部屋の動線は、部屋の中で人が移動するときに通る道筋を指し、この動線がしっかり確保されることなくインテリアが配置されると暮らしにくい部屋になってしまいます。

また、動線が確保されることで、暮らしやすいだけではなく、見た目にもゆとりのある広々とした空間を作り出すことができます。

動線は、動線上にあるインテリアとインテリアの間に人がゆとりをもって通ることができる距離を持たせて配置することで確保できます。

1LDKで一人暮らしの場合、動線上は最低でも60センチ、できることなら100センチくらいインテリアとの間の距離をとることで、移動しやすく広く見える空間に仕上げることができるでしょう。

続いて、部屋に配置するインテリアの占有率についてお伝えします。

部屋をすっきり見せたい場合、部屋の広さに対して配置するインテリアは部屋の広さの3分の1におさめることをおすすめします。

例えば、1LDKのLDKが8帖の場合、インテリアの配置に使える広さは3帖弱と覚えておくとよいでしょう。

8帖の場合、ダイニングセット・ソファ・ローテーブルなど比較的大きいインテリアを全て配置してしまうとごちゃごちゃとした印象の部屋になってしまうこともあるので気を付けましょう。

1LDKのLDKが8帖の場合のインテリアの配置方法について、後程詳しくご紹介します。

「視線の抜け」やインテリアの背の高さを意識してLDKに配置しよう!

動線やインテリアの占有率を意識することで、より快適に暮らせる空間に仕上げることができます。

さらに、インテリアを部屋に配置する際覚えておきたいことが、「視線が抜ける場所を作る」ということです。

例えば1LDKのLDKに配置されているソファに座った際、目の前が「壁」ではなく、視線の先が窓であり、その向こうにグリーンが見えると、視線を抜けさせることができます。

視線が抜けるように工夫することで、部屋に圧迫感を感じず、空間を広く感じることができるのです。

また、部屋に置くインテリアを低めのもので揃えることでも、どこを見渡しても視線が抜けるため、実際より広く見せる効果が期待できます。

1LDKで一人暮らしであればLDKに十分ゆとりがある場合が多いですが、これらのことを意識することでより快適に過ごせそうですね。

次の項では、1LDKのLDKの形に目を向けていきます。

1LDKのLDKの形に合わせたインテリアの配置方法!

1LDKのLDKの形はいくつかあります。

LDKの形によって、インテリアを配置する場所が変わってくるのでご紹介しましょう。

LDKが10帖程度あれば、ダイニングセット・ソファ・テーブルなど全て置いても、置き方次第でゆとりある快適な空間を演出できます。

同時に「部屋の動線」や「視線の抜け」も考慮に入れておきましょう。

●L字型

L字型のLDKは、ダイニングスペースとリビングスペースをきっちりと分けて使うレイアウトをおすすめします。

ダイニングスペースに動線を確保できるコンパクトなダイニングセットを配置しましょう。

食器棚や植木といったインテリアは、全て壁に沿わせて配置します。

リビングスペースには、ダイニングに背を向ける形でソファを置いて下さい。

こうすることで、リビングスペースとダイニングスペースを分け、生活にメリハリを持たせることができます。

●長方形

長方形のように、細長いLDK場合、ソファやテレビは壁に沿わせて配置させましょう。

この時、ソファに奥行の少ないものを置くことで、動線を確保することができます。

背の低いソファを選ぶことで、「視線の抜け」をつくることもできますね。

長方形の部屋に合わせて、縦長のダイニングセットを縦に配置することで、動線を邪魔することなく快適な空間を作り上げることができます。

1LDKのLDKが狭い場合!インテリアはどう選んで配置する?

一般的に1LDKのLDKが10帖程度あれば、お伝えしてきたようなポイントを抑えることでダイニングセット・ソファ・テーブルといったアイテムが全て配置できるでしょう。

しかし、前述したように1LDKのLDKが8帖程度の場合、これらを全部置いてしまうと狭くなってしまうかもしれません。

お伝えしたような、「インテリアの占有率」も大きく上回ってしまいます。

せっかくの1LDKで一人暮らしするなら「ダイニングセットはいらないけどゆっくりくつろげるソファが欲しい」といった方は多いようです。

そのような場合は、ダイニングセットを置かず、ゆっくりくつろげるソファを配置しましょう。

ダイニングセットがない分スペースにゆとりが生まれるので、「少しだけ大きめのソファにしよう」などソファの選択肢も広がりそうです。

また、ダイニングセットを配置しない場合、おすすめなのが「カウンターテーブル」です。

壁に沿わせて配置すれば場所もとらず、広いスペースを確保できます。

動線の邪魔にならなけらばキッチン近くに配置してみてはいかがでしょうか。

キッチンの作業台兼テーブルとして活躍してくれそうです。

セットで脚の長いチェアを使用すれば、ダイニングスペースがおしゃれになりますね。

インテリアを配置する際のポイントを知って1LDKの一人暮らしをより快適に!

1LDKで一人暮らしというと、ゆとりある暮らしがイメージできますが、配置する際に抑えるべきポイントを知らないと快適に暮らせるスペースが確保できないかもしれません。

LDKの形や広さによっても配置する際に気を付けるポイントが変わってきます。

この記事を参考にして、1LDKでの一人暮らしを快適になものにしていきましょう。