マンションのリノベーション!ブログを参考にポイント解説!

近年人気の高まっている、中古マンションのリノベーション。

お部屋を自分好みの間取りや内装に変えられるため、憧れている方も多いはずです。

この記事では、マンションリノベーションのメリット・デメリットなどをご紹介しながら、ネット上で閲覧できるブログでの意見なども参考にまとめてます。

リノベーションに興味のある方は、ぜひご一読ください。

「リフォーム」と「リノベーション」の違い

まずはじめに、「リフォーム」と「リノベーション」の意味合いについてお話ししていきます。

ブログでも取り上げられることの多い言葉ですが、その違いは一体どこにあるのでしょうか。

まず、この2つの言葉には、厳密には使い方の線引がないとされています。

しかし、様々な情報でよく使い分けされています。

そこで、その使い分けされているそれぞれの意味合いをお伝えします。

《リフォーム…壊れた部分や劣化した部分を修復する》

リフォームは、広範囲な意味合いで使われます。

模様替えから間取りの変更、壁紙の張り替え、耐震改修などに使われることが多いです。

このように「修繕」の意味合いとして使われることが多く、設備交換などの工事を示すことが大半です。

《リノベーション…時代や流行に合わせて物件を改良する》

リノベーションは、「修繕」というよりも「改良」という意味合いで使われます。

主に、物件(マンションなど)の価値を高めるための内容で、ライフスタイルに合わせることが目的の改修工事などを指すことが多いです。

それぞれ、こういった意味合いで使い分けがされることが多いでしょう。

中古マンションをリノベーションするメリットとは

それではここから、リノベーションについて考えていきます。

まず、中古マンションをリノベーションすることのメリットを、いくつか挙げてみます。

●コストを抑えやすい

新築物件を購入するよりも、初期費用を抑えることが可能です。

リノベーション工事費用を含めて計算しても、数百万ほど得をするケースは少なくないと言います。

●居住エリアの選択肢が広がる

首都圏であれば、利便性の高い土地はすでに埋まっていることが多いです。

駅近で新築住宅を建てることは難しくなりますから、立地の良い中古物件を探す人が増えています。

こうした好立地の中古マンションならば、古くなっても価値が下がりにくいのでおすすめです。

●デザインの自由度が高い

インテリアにこだわりのある方であれば、「内装のデザインを自分で決めたい!」という願望をお持ちのはずです。

思い通りのデザインが実現できますから、とことんこだわってみてはいかがでしょうか。

人気のリノベーションブログを覗いてみると、細かいところまで工夫されています。

●物件の価値が上がることもある

同じ条件の物件と比べてみると、リノベーションされた物件のほうが買い手がつきやすい傾向にあります。

新しい設備や流行の内装デザインであれば、それだけ需要は高まるということです。

●環境にやさしい

一から新築住宅を建てるとなると、工事による廃棄物がたくさん出てしまいますし、二酸化炭素の排出量も増えてしまいます。

しかし、中古マンションのリノベーションであれば、使用材料を抑えられるため資源の節約になりますね。

そのためリノベーションは、環境問題への意識が高い方にもおすすめです。

中古マンションのリノベーションにはデメリットも!

続いては、デメリットについても見ていきましょう。

●管理規約による制約がある

マンションの構造によっては、間取りの変更に制約があることも忘れてはなりません。

特に、キッチンや浴室などは配管の位置なども関わってきますから、必ずしも全てが自分の思い通りになるというわけではないのです。

●共用部分には手が加えられない

基本的に、マンションリノベーションで変更できるのは、専有部分(居住空間)になります。

ベランダや玄関のドア、窓などは共用部分となりますから、手を加えてはならないという決まりがあります。

そのため事前に、外観やエントランス、共用廊下、エレベーターのデザインなどもしっかりとチェックしておくと良いでしょう。

●工事が追加される可能性がある(想定以上に費用がかさむ)

リノベーションブログなどを参考にしていると、「思っていたよりお金がかかってしまった…」という意見も見受けられました。

想定外だったインフラ設備の工事が必要になったり、イメージ通りにするため急遽プランを追加したりなど、さまざまな理由があるようです。

はじめから完璧なプランを組み立てるのは難しいかもしれませんが、多少の誤差は避けられないということも覚えておきましょう。

「リノベーション体験ブログ」を参考にするとイメージが膨らむ!

ここまで、マンションリノベーションのメリットやデメリットをお伝えしてきました。

少しでも興味があるという方は、実際にリノベーションした例を紹介しているブログを探してみましょう。

リノベーション業者が運営しているサイトの情報を参考にするのも良いですが、一般の方が書いているブログのほうが、リアルな本音を載せている印象です。

成功例だけでなく失敗例を取り上げている場合もあるので、今後の参考になるはずです。

「ここにこだわって良かった!」「ここはもっとこうすれば良かった…」など、依頼者側の声を聞くことは大切でしょう。

また、ビフォーアフター画像なども掲載されていると、よりイメージが湧きやすくなりますね。

スペースごとのインテリアコーディネート例が載っていたり、さまざまな角度から見られる実例画像が豊富なブログがおすすめです。

ブログを読んだらリノベーションしたくなった!何からはじめよう?

それでは、ブログを読んでいて「実際にリノベーションについての話を進めていきたい」と考えたとき、どういったアクションを起こせば良いのでしょうか。

①無料セミナーに参加してみる

リノベーション会社によっては、無料セミナーや個別相談会、見学会などをもうけています。

開催している日時などを確認し、一度足を運んでみると良いでしょう。

そういった場所には、同じく中古マンションのリノベーションに興味を持った方が集まります。

知識を深めつつ、情報交換するのもおすすめです。

②リノベーション会社に連絡してみる

気になる会社がある場合には、直接電話やメールをしてみましょう。

具体的な要望や相談などがあれば、メモを取っておくとすぐに質問できるはずです。

実際にコンタクトしてみることで、信頼できる会社なのか見極めやすくなります。

ブログでも人気!マンションのリノベーション箇所

それでは最後に、リノベーションブログでもよく紹介されている施工箇所を挙げていきます。

●天井

天井の内装をはがし、高さを出す実例は多く見られます。

お部屋に開放感が出て、一気に広々とした印象となるでしょう。

●壁

クロスの張り替えだけでなく、間仕切り壁の撤去や移動も人気です。

大がかりな工事になりますので、ライフスタイルの変化にも目を向けながら慎重に判断しましょう。

●キッチン

マンションの構造上で問題がなければ、海外風のアイランドキッチンも夢ではありません。

アイランドキッチンとは、アイランド(島)の言葉通り、システムキッチンなどの一部を壁から離れた場所に設置し、部屋でくつろぐご家族と対面でお話しできるキッチンです。

換気扇の位置や配管の位置を確認しながら、部屋の広さなども含めて検討してみてください。

●室内ドア

ドアのデザインは、空間全体のイメージに直結します。

備えつけクローゼットのドアなどもリノベーション可能です。

●玄関ドア

こちらに関しては、内側(居住側)だけの範囲でアレンジ可能となります。

主に、ペイントし直す実例が多いようです。

中古マンションを自分好みにリノベーション!

中古マンションのリノベーションには、さまざまなメリットがあります。

しかしながら、事前に建物の構造や制約にも目を向ける必要があるでしょう。

参考になるリノベーションブログはネット上で数多く見つかりますから、ぜひ検索してみてください。

理想の住まいを手に入れるため、まずはリサーチすることからはじめましょう。