マンションのモデルルームを見学!画像では分からないこと

好きなものを見ていると、時間が早く過ぎていきます。

マンションのモデルルームを見るのが好きで、お休みの日にフラッと見学に行ってみたり、画像を検索してスクショしたりしている方も多いのではないでしょうか。

カフェや美術館のようなインテリアは、なかなか完全にコピーするのは難しいですが、コーディネートの参考にすることもできますよね。

今回は、モデルルームの画像でチェックすべき点や、実際にモデルルームに行かないと分からないポイントなどをお伝えしていきます。

雑誌とコラボしたモデルルーム

マンションのモデルルーム画像についてお話しする前に、ワクワクするようなモデルルームについてご紹介します。

ファッション誌とコラボしたモデルルームをご存知でしょうか。

「美的」、「AneCan」、「Oggi」、「リンネル」など、それぞれのテイストを取り入れたコラボレーションハウスがあります。

「美的」「AneCan」「Oggi」のモデルルームのお披露目会では、人気モデルのトークショーやエクササイズタイムなどがあり、和気あいあいとした楽しいイベントが行われました。

「美的」はマンションの中のインテリア、「AneCan」は共用部のキッズルームやブックラウンジ、「Oggi」は共用部ゲストルームをプロデュース。

SNS映えや、女性のライフスタイルを重視した空間造りにこだわり、洗練されたインテリアにこだわったモデルルームが誕生しました。

画像を見ると、カフェのような温かみのある雰囲気だったり、ガラスを使って開放的な空間にしていたり、「住んでみたい!」と思わせるポイントが盛りだくさんになっています。

「リンネル」とのコラボでは、北欧テイストでまとめた機能的なモデルルームが誕生しました。

ふんわりとした優しい印象の人気雑誌ですので、モデルルームも心地よく暮らせる工夫がギュッと詰まったものになっていました。

「casa liniere」で検索すると、家づくりの様子を画像でも確認できますので、見てみると良いかもしれません。

公式タブロイド紙やMOOK本も作られています。

マンションのモデルルーム画像から発見!広く見せるコツ

インテリアに興味がある方は、雑誌とコラボしたモデルルームはチェック済みだったかもしれませんね。

SNSやインターネットで好きなテイストのインテリア画像を見ることもできますが、プロの手によって生み出されたモデルルームの画像は圧巻です。

「ここはマンション?美術館?」と思うような画像があります。

そんな芸術的なモデルルームを見ていて、いくつかの共通点に気が付いた方も少なくないのではないでしょうか。

まずは、「広々としている」ということ。

「モデルルームだから当たり前では…」と思うかもしれませんが、限りある空間を広く見せるために様々な工夫をしています。

淡い色だけでまとめる、生活動線を意識した家具の配置など基本的なことはもちろん、壁の色を変えて奥行きを出しているケースもあります。

玄関、または部屋へとつながる廊下の先に、ビビッドな赤の壁や印象的な照明があると、奥へと視線を誘導するような空間になります。

本当の面積よりも広く見えるように、どんなところに工夫しているのか探してみるのも楽しいかもしれません。

モデルルームの画像でチェック!色や素材の使い方・機能性

マンションのモデルルーム画像を見ていて、「色」に注目する方も多いでしょう。

インテリア初心者では難しいような、グレーと黒を基調としたシックな空間や、何色もの色を壁に使っているのに統一感を感じるインテリアがあります。

「モノトーンで、いかに温かさや可愛らしさを出すか」

「空間にアクセントを付けるにはどうしたら良いか」

そんなことも、モデルルームは教えてくれます。

素材や機能性にも目を向けてみましょう。

「木」と一口に言っても、オーク、ヒノキ、ウォルナットなどでは印象がちがいます。

壁や柱など細部までこだわり抜き、アイアンなどで引き締めた部屋があれば、装飾や高級家具を用意せずにシンプルにまとめるだけでハイセンスな家になります。

機能面についても見逃さないでください。

壁とつながったカウンター、隠し収納、ニッチなど、機能性の高い空間には美しさがあります。

リンベーションやマイホームの新築を考えていて参考にしたいという場合は、こうした細部をチェックすることも大切です。

マンションのモデルルームに行ってみよう!画像だけでは分からないことも

モデルルームは、気軽に見に行ける場所です。

お近くの住宅展示場では、子供向けのイベントや女性が楽しめるようなイベントが定期的に開催されています。

一度も行ったことがないと、「押し売りされてしまうのではないか」「個人情報を書かなければならないのでは?」と思うかもしれません。

個人情報を書く流れにはなりますが、そこまで細かく書かなくても大丈夫ですし、押し売りされることはないようです。

たくさんの人が集まるイベントがあれば、担当者とマンツーマンになる時間も少なく、さりげなく観察できるでしょう。

マンションのモデルルームは、画像だけでは分からないことも多々あります。

素材感や、自然光に照らされたときの見え方、実際の広さ、暮らしやすさなどは見学してみて分かることも多いものです。

「いつかは買いたい…」と何となく考えているだけでも、気軽に見学してみると楽しいかもしれません。

憧れのマンションを購入したい!予約がおすすめ

マンションを購入することを目的としたモデルルーム見学でしたら、事前予約がおすすめです。

予約せずに見学に行くと、ゆっくりお話を聞くことができなかったり、場合によっては断られたりするケースもあります。

予約することによって担当者の指名もできますし、こちらの要望を使えることもできます。

また、マンションの資料をとりよせ画像や情報をチェックしてから見学すると、より細かいところまで確認することができます。

モデルルームの見学には、ざっと見て回って担当者とコミュニケーションをとるのであれば30分、間取りやオプションについて掘り下げた質問をしたいなら1時間~2時間くらいかかります。

スマホやメモ帳、筆記用具、資料、周辺の地図、メジャーなどを持っていくと良いでしょう。

デジカメなら、スマホよりハッキリとした写真が撮れますのでおすすめです。

ご家族で住むなら、みんなで行って感想を話し合うのもおすすめですよ。

モデルルーム見学のチェックポイント

マンションのモデルルームを見て購入しようと考えているときには、他にも注意することがあります。

●コンセントの数・位置

モデルルームの画像を見ていて、コンセントの位置までチェックすることはないかもしれません。

思った以上に家具選びを左右するのが、コンセントやテレビの接続口です。

電源は家電製品を使う上で必要不可欠なものですから、よく確認しておいてください。

●共用部分の利便性・防犯性・デザイン

駐車スペースの広さ、オートロックの有無、監視カメラなど、共用部分についてもしっかりと確認するべきです。

もちろん、デザイン性、清潔感なども見ておきます。

●水回り・収納スペースを確認

楽しく暮らすためには「おしゃれ」だけではダメです。

「キッチンやバスルーム、トイレなどを美しく保てるかどうか」「片付けやすい収納スペースがあるか」といったことも重要です。

日々の疲れを癒せる空間になるかもしれませんし、逆にストレスが増える空間になるかもしれません。

ただし、あまりにも高機能な設備は必要ないこともあります。

●モデルルームがそのまま手に入るとは限らない

インテリアコーディネーターがセンス良く配置した家具などは空間のイメージをランクアップさせています。

モデルルームによっては、家具や家電、照明器具をセットで買える場合もありますが、標準仕様ではないことが多いでしょう。

また、壁や床の素材もオプションだというケースは多いです。

さらには、そのマンションの中で一番条件の良いパターンを公開しているということがありますので、よく確認することが必要です。

マンションのモデルルームに行ってみよう!

マンションのモデルルームは画像だけでも、カラーコーディネートや奥行きを出すコツ、使われている素材や照明器具の印象など、たくさんのことが分かります。

しかし、見学に行ってみると、より多くの情報をゲットできるでしょう。

購入の予定がある方も、ない方も、美しいモデルルームを見ることで気分がリフレッシュできるかもしれませんよ。