マンションのベランダでガーデニングを楽しむ際の注意点とは

近年、ガーデニングをされる方が増えてきていますよね。

一戸建てのお宅ではなくても、マンションのベランダでガーデニングを楽しまれてる方も多くいます。

しかし、マンションは一戸建てとは違い、他の方もお住まいになっている集合住宅ですので注意すべき点がいくつかあるのです。

また、マンションのベランダでガーデニングを楽しむには、少しのコツが必要です。

ここでは、その注意すべき点とコツについて解説していきます。

マンションのベランダでのガーデニングは注意が必要

一戸建てのお宅であれば、広い庭に地植えしてガーデニングを楽しむパターンが多いですよね。

しかし、マンションのベランダでガーデニングを楽しむ場合は、鉢やプランターを使う場合がほとんどです。

鉢やプランターを使ってのガーデニングは手軽に始められます。

そのため、ガーデニング経験のない方が注意すべき点などを知らずに始めてしまうと、いろいろなトラブルを招いてしまうことがあるのです。

マンションは自分や家族だけではなく他人も多く居住している集合住宅ですから、マナーを守り、他の人に迷惑をかけないようにガーデニングを楽しみたいものです。

それでは、注意すべき点を順を追ってご説明していきましょう。

マンションのベランダでのガーデニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

マンションのベランダは自分の家のものではない!?

自宅マンションの窓から出られるベランダは、自分の家の一部だと思われている方が多いことでしょう。

しかし、マンションのベランダはあくまでも「共有部分」なのです。

そのため、自分の部屋のベランダだとしても、自由に使用できない場合があるのです。

そもそも、各居室のベランダがなぜ共有部分なのかと言いますと、マンションのベランダは消防法で「避難経路である」と規定されているからです。

もしも火災が起きた際、ベランダにたくさんの鉢やプランターが敷き詰められていて人が通れない場合は、住民が逃げ遅れてしまう危険性があるのです。

また、マンションによっては、「外観」を重視していることがあります。

ほとんどの居室のベランダは何も置いておらず綺麗なのに、一軒のベランダだけマンションの外観にそぐわない見た目であると、美観を損ねてしまうことになるのです。

このように、マンションのベランダは自分だけのものではありません。

各マンションには管理規約があるはずですので、管理規約に則ってガーデニングを楽しむようにしましょう。

マンションのベランダでガーデニングを楽しむには耐荷重に注意!

意外と見落としがちですが、マンションのベランダには耐荷重があります。

普通はあまり考えないことですが、マンションのベランダでガーデニングを楽しみたいのであれば耐荷重については考えるべきと言えるでしょう。

ガーデニングでは土や砂利をはじめ、鉢やプランターなどがあります。

鉢やプランターがテラコッタであれば、さらに重量は増えます。

あれもこれもと増やしていくと、あっという間に数百キロを超えてしまう場合もあるのです。

テラコッタの鉢やプランターは見た目がおしゃれで、ガーデニングを楽しむうえでも気分が上がりますが、できればベランダのガーデニング用に軽量化されているアイテムを使うことをおすすめします。

ベランダのガーデニング用のアイテムは軽いので、土が入ったままでの移動も容易にできます。

反対に、重たい鉢やプランターに土が入っているものは10キロを超えることも普通ですから、移動するのが大変な作業でもあるのです。

前の項のお話ともつながりますが、災害発生時にベランダが避難経路になる場合を考えると、簡単に場所を移動できるようにしておいた方がいいということもあります。

これらを踏まえて、マンションのベランダでガーデニングを楽しむ際にはガーデニング資材の重量について意識するように気を付けましょう。

マンションのベランダでのガーデニングは安全性にも注意が必要!

うまく植物が育ったからいろいろな人に見てもらいたいと、ベランダの中だけでガーデニングを楽しむのではなく、外側に植物を吊るしたいという方がらっしゃるかもしれません。

また、植物に日光を十分に当てたいからベランダの外側に吊るしたいという方もいらっしゃることでしょう。

しかし、これは大変危険です。

マンションの一階にお住まいであれば話は別ですが、二階以上にお住まいであれば下に別のお宅のベランダがありますし、道路に面したベランダの場合、道路に人が歩いている可能性もあります。

そのようなときに、吊るしている植物が万が一下に落ちてしまうとどうでしょうか。

場合によっては、人の命にもかかわる大きな事故となってしまう危険があるのです。

それだけではなく、下のお宅がお布団を干していて、そこに土や植物にやった水がこぼれ落ちたらどうでしょう。

そのようなことが起これば、下の住人とトラブルになる可能性があるのです。

マンションのベランダの外側に植物を吊るすことは、他人に迷惑をかけるだけではなく、命を危険にさらしてしまうことも考えられるのでやめるようにしましょう。

ガーデニングで出た古土の処分法に注意!

ガーデニングをすでにされている方であれば常識とも言えますが、植物を地植えしておらず、鉢やプランターで植物を育てている場合は定期的に植え替えが必要になります。

その際、もともと使用していた土はふるいにかけて再利用できるものは再利用しますが、どうしてももう使えない土が出てしまいます。

この場合、その土は捨てなくてはならなくなるのです。

一戸建てで庭がある場合はその庭に捨てれば問題はありません。

しかし、マンションのベランダでガーデニングを行う場合はそうもいきません。

このとき、その古土をベランダの排水口に流してしまうのはどのような理由があるにせよやめてください。

そのようなことをしてしまうと、マンションの排水管が詰まってしまい、たくさんの方に迷惑をかけてしまうことになります。

植え替えで出てしまった古土は、各自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。

マンションのベランダでガーデニングを楽しむコツとは?

ここまで、マンションのベランダでガーデニングを楽しむ際の注意点についてお話ししてきました。

最後に、マンションのベランダでガーデニングを楽しむコツについて少しお話しします。

これまでお話ししてきましたように、マンションのベランダでガーデニングを行うには、一戸建ての庭とは違うさまざまな制約があります。

そのため、マンションのベランダでのガーデニングは、植物の種類によって育てやすい・育てにくいというのがあるのです。

ですから、マンションのベランダで育てやすい植物を選ぶようにすることをおすすめします。

例えば、パンジーやコスモス、朝顔などは比較的育てやすいので、マンションのベランダでガーデニングを楽しむにはおすすめの植物です。

また、ハーブ系の植物もおすすめですよ。

ハーブ系の植物であれば、虫が寄り付きにくいという特性があります。

そのため、集合住宅であるマンションで行うガーデニングに向いているのです。

自分の育てている植物が原因で虫が大量に発生してしまうと、他の住人に迷惑をかけることにもなります。

できるだけ、他の住民に迷惑がかからないように気を付けることが必要です。

マナーやルールを守ってベランダでのガーデニングを楽しもう

マンションのベランダで行うガーデニングは、ここでお話ししたような注意点に気を付ける必要があります。

マナーやルールを守らず自由気ままにガーデニングを行ってしまうと、他の住人に迷惑をかけたり、場合によっては命の危険にさらしてしまうことも考えられます。

また、さまざまな制約のあるマンションのベランダでガーデニングを楽しむには、ここでお話ししたようなコツをぜひ参考にしてみてくださいね。

マナーやルールを守って、楽しくガーデニングができるといいですね。