東京でひとり暮らしをしようと考えている方におすすめのなのは、1LDKマンションです。
「ひとり暮らしだから、狭くても家賃が安い部屋で良い」と考える方もいるでしょう。
しかし、ストレスフルな東京でのひとり暮らしだからこそ、マンションに帰ったら、ゆっくりのんびりと心と体を癒して、明日への活力を養うことが大切です。
では、1LDKのマンションをおすすめする理由をお話ししましょう。
東京でのひとり暮らし!マンションの間取りは4種類
「ひとり暮らし向き」と言われているマンションの間取りは、4種類でワンルーム、1K、1DK、1LDKがあります。
一般的な間取りの違いを見ていきましょう。
【ワンルーム】
玄関を開けると部屋全体が見えてしまうような物件で、キッチンと居室の間に仕切りなどがありません。
ひとりで暮らすには問題はありませんが、キッチンと居室の区別がないので、料理を作る、食べる、寝る、くつろぐがすべてひとつのスペースで行われることになります。
自炊をされる方ですと、キッチンが狭く、油がはねたり料理の臭いが気になるでしょう。
また、たとえば冷蔵庫をベッドの近くに置かざるを得ないなど、スペースに問題が出てきます。
【1K】
ワンルームと広さはあまり変わりませんが、キッチンと居室の間に戸や仕切りなどがあり、玄関を開けても部屋全体が見渡せるようなことはありません。
ワンルームと比べると、キッチンが分かれているので、やや生活にメリハリがつけられます。
キッチンの狭さもワンルームとあまり変わりませんが、油のはねや料理の臭いなどは、仕切りがある分、それほど気にならないでしょう。
東京都内で見てみると、ワンルームよりも1Kの方が圧倒的に物件数が多いので、1Kの方が条件に合うマンションを探しやすいと言えます。
東京のマンションは1LDKが人気!
引き続き、「ひとり暮らし向き」と言われているマンションの間取りを見ていきましょう。
【1DK】
1KにD=ダイニングがついたタイプです。
4.5畳~8畳未満のダイニングスペースがあるので、ダイニングテーブルを置いて食事をとることができます。
冷蔵庫を置くスペースもあるので、食べる場所と寝る場所の区別がつけやすくなります。
キッチンもワンルームや1Kよりも広くなり、自炊がしやすいでしょう。
【1LDK】
1DKにL=リビングがついたタイプで、そのスペースは8畳以上が一般的です。
基本的に独立した居室よりも、リビングダイニングの方が広いので、居室を寝室にして、リビングでくつろぐことができます。
これだけのスペースがあれば、ゆったりと体を休めることができるでしょう。
東京都内では、2000年ごろから1LDKの人気が高まっていて、1DKのマンションは古いものが多く、物件数も少ないというのが現状です。
ひとり暮らし向きのマンション4種類の中でも、1DKは物件数が少ない傾向があります。
東京の1LDKマンションはなぜ人気が高いのか
ではなぜ、東京都内のマンションでは、1DKよりも1LDKの方が人気が高いのでしょうか。
ひとり暮らしをはじめるときに、必要となるスペースは、「睡眠」と「食事」をとるスペースでしょう。
寝ることと食べることは、人が暮らしていく上でとても大切なことです。
ひとり暮らしならば、ワンルームや1Kでも睡眠や食事をとることはできるでしょう。
しかし、良質な睡眠や食事をとるには、そのための充分なスペースや気持ちの余裕が重要になってきます。
料理の臭いがついたままの寝具で寝たり、ベッドの横で食事をしたりするのでは、良質な睡眠や食事はとりにくいでしょう。
また、寝ることと食べることが一緒くたになっているのは、生活にメリハリがつけにくく、衛生的にも良くありません。
1LDKであれば、独立した居室を寝室として使えますし、広いリビングダイニングで食事とくつろぎの場所を分けることもできます。
趣味の多い方は、趣味を楽しむスペースを確保することができるでしょう。
友達を招くことが多い方は、寝室が独立していることで、プライベート空間を覗き見られることもありません。
東京の1LDKマンションは比較的設備が充実!
東京の1LDKマンションの人気が高い理由はまだあります。
先程もお話ししたように、1LDKは2000年ごろから人気が高くなってきたので、それ以降に建てられたマンションは1LDKが多いです。
したがって、東京都内の1LDKのマンションは比較的築年数が浅く、必要な設備が充実しています。
オートロックやモニター付インターホンがついていたり、敷地内に防犯カメラを設置しているところも数多くありますし、マンションそのものも、耐震、耐火など防災設備が整っています。
また、1LDKは人気が高いので立地の良い場所にたくさん物件があり、住みたい街でのマンション探しは比較的楽にできるでしょう。
これだけ好条件が揃っている上に、人気が高い1LDKですから、家賃はやや高めに設定されています。
しかし、ひとり暮らしだからこそ、設備が充実した安心して暮らせるマンションを選びましょう。
特に女性のひとり暮らしの場合は、防犯設備が充実しているマンションをおすすめします。
東京の1LDKマンション暮らしに向いている人
東京都内で1LDKマンションに暮らすのに向いている方のタイプをまとめてみました。
【生活にメリハリをつけたい方】
述べたように、独立した寝室があることで生活にメリハリをつけることができます。
特にベッドの上などでだらだら過ごしてしまいがちの方などは、生活の場が分かれていることで、生活のリズムが作れるでしょう。
【ワークスペースが必要な方】
在宅ワークの方は、独立した作業部屋があった方が、集中できて効率が良いでしょう。
仕事とくつろぎの場所が分かれていることで、気分転換も容易にすることができます。
また、仕事に必要な書類や資料などを整理、保存しておくにも便利です。
作品を作る仕事をされている方は、材料、在庫、作業スペースなどが確保しやすいでしょう。
【趣味のスペースが欲しい方】
1LDKであれば、コレクターの方は、展示スペースやコレクションしたものを保管する場所が確保できるでしょう。
また、電子工作、プラモデル、ドールハウス、手芸、ペーパークラフト、絵画など、場所を必要とする趣味は数多くあります。
それらを楽しむには、1LDKは狭すぎず、広すぎず、最適な広さと言えるでしょう。
こんな方にも1LDKマンションの一人暮らしに向いている
さらに東京都内で1LDKマンションに暮らすのに向いている方を見ていきましょう。
【料理が趣味の方】
ワンルームや1Kではキッチンが狭いため、冷蔵庫を置く場所や調理道具をしまう場所が限られてしまいます。
しかし、1LDKであればスペースがあるので、調理道具や食器を揃えて、料理を楽しむことができるでしょう。
キッチンスペースも広くなるので、料理もしやすくなります。
【来客が多い方】
前述しましたが、友達や親などがよく遊びに来る方は、リビングの他にもうひとつ部屋があれば、プライベートを覗き見されにくくなります。
遊びに来てくれた方と、リビングでゆっくりくつろぐこともできますし、泊まってもらうこともできるでしょう。
【物が多い方】
ファッションを楽しむことが好きで、洋服をはじめ、バッグや帽子、靴などの小物が多い方にも、1LDKのマンションはおすすめです。
収納スペースが増えるので、よりおしゃれを楽しむことができるでしょう。
また、ひと部屋まるまるウォークインクローゼットのように使うこともできます。
東京でのひとり暮らしには1LDKマンションがおすすめ!
これまでご紹介してきたように、1LDKのマンションは、その広さ立地、設備の充実など、他のひとり暮らし向きのマンションよりも住みやすくなっています。
東京での暮らしはストレスフルです。
そのストレスは、ひとりでのんびり過ごしたり、趣味や友人とのおしゃべりなどで発散させている方が多いと思います。
だからこそ、くつろぎのスペースがある1LDKのマンションは、ひとり暮らしには最適と言えるのです。