2DKは一人暮らしにも、二人暮らしにも適している間取りです。
ここでは、一人暮らし・二人暮らしそれぞれのライフスタイルに合わせて、おすすめな部屋の使い方をご紹介していきます。
インテリアにこだわって、快適な空間を作っていきましょう。
2DKとはどんな間取りなのか
引っ越しを考えている方は、どんな間取りに住み、どんなインテリアにしようか想像を膨らませているのではないでしょうか。
住む人数やライフスタイル、荷物の量や家で仕事をするかどうかなどさまざまな条件を加味して新たに探す家の間取りを決めることでしょう。
そんな中で、2DKは一人暮らしにも二人暮らしにもおすすめの間取りです。
2DKとは、ダイニング・キッチン部分が6帖以上あり、その他に二部屋ある間取りのことを指します。
2Kに比べるとダイニング部分が広く、それに伴いキッチン自体も大きいものになっている場合があります。
しっかりと自炊をしたい方にはおすすめですね。
一方、2LDKはリビング・ダイニング・キッチン部分が10帖以上にプラスして二部屋がある間取りです。
リビングスペースを大きく取りたい方や部屋数が欲しい方には2LDKの間取りの方が向いています。
2DKは、一人暮らしで荷物が多い方や、部屋数が欲しい方、仕事部屋が欲しい方におすすめです。
一人暮らしにおいては、広さに余裕があるので大きな家具を置くなどしても問題ないでしょう。
二人暮らしの場合には、物件の新しさよりも部屋数が欲しい、家賃を抑えたいという方々に向いているでしょう。
2DKの間取りで一人暮らしする部屋の使い方
2DKは一人暮らしをするにもおすすめの間取りです。
1LDKよりも部屋数が欲しい方や、2Kよりもダイニング・キッチン部分に広さが欲しい方は2DKの間取りを選ぶと良いでしょう。
2DKで一人暮らしをする場合は、部屋数も部屋の広さも十分に余裕がありますから、自由な部屋の使い方ができます。
一人暮らしでおすすめの2DKの使い方をご紹介していきましょう。
◯一部屋をウォークインクローゼットとして使う
荷物が多い人の中でも特に洋服などの服飾品が多い人におすすめなのが、一部屋をウォークインクローゼットとして使う方法です。
高さのあるラックや棚を壁一面に設置したり、通路を作るようにチェストを並べることで、ウォークインクローゼットのような空間を作ることができます。
服を掛けるだけでなく、靴もディスプレイしたり、バッグ類も並べることでショップ風のインテリアとして演出しても良いでしょう。
特に、玄関が狭い場合には靴をウォークインクローゼットにする部屋に収納することで、おしゃれに見える上に玄関の収納問題も解決しますね。
一人暮らしに2DKは広い間取り!インテリアにこだわれる
2DKに一人暮らしする際の部屋の使い方として、一部屋をウォークインクローゼットのようにする方法をご紹介しました。
他にもおすすめの部屋の使い方があります。
◯趣味の部屋として使う
ダイニング・キッチンではない一部屋を趣味の部屋とするのはいかがでしょうか。
本・フィギュア・DVDなどのコレクション系の趣味がある方は、壁に賃貸でも取り付けられる棚などを設置し、壁面収納を作るのがおすすめです。
壁を全て収納にすれば、たくさんのコレクションを飾ることができますね。
また、映画が趣味の方は、プロジェクターで壁に映像を移せばシアタールームになりますし、DIYが趣味の方は、床や壁を養生すれば作業場を作ることができます。
このような部屋の使い方をすれば、思いっきり自分の好きなインテリアにすることができますね。
◯仕事をする部屋として使う
在宅の仕事をしている方や、持ち帰りの仕事が多い方は、一部屋を仕事部屋とするのもおすすめです。
リラックスするリビングスペースや寝室と仕事部屋を分けることで、生活にメリハリが生まれます。
仕事部屋を設けることでオンオフがはっきりし、仕事を早く終わらせることができるかもしれませんね。
家具も、見た目ではなく使い勝手にこだわると良いでしょう。
◯1LDKのような間取りとして使う
ダイニング・キッチン部分ともう一部屋がふすまなどの引き戸で繋がっている場合は、その扉を全開にして、リビング・ダイニング・キッチンとして使うこともできます。
住み始めてみて、部屋数よりもリビングの広さが欲しいと思ったときに試してみてください。
2DKで二人暮らしするメリット
2DKは、一人暮らしにもおすすめの間取りですが、二人暮らしにも適しています。
その理由はいくつかあります。
①家賃が安い傾向にある
1DK・2DKの間取りは、築年数が経過している物件が多く、比較的家賃が安い傾向にあります。
最寄り駅からの距離などの利便性を考えたときに、同じ条件の1LDKよりも2DKの方が家賃が安い場合があるのです。
1Rや1Kは家賃が安いですが、二人では入居することができない場合もあります。
築年数よりも家賃を重視するというカップルに2DKはおすすめです。
②プライベートを保ちやすい
ダイニング・キッチンの他に二部屋ありますから、それぞれの個室として使うことができます。
一緒にくつろぐスペースはダイニング・キッチン、趣味のスペースや寝室はそれぞれの個室という使い方です。
個室なので、それぞれが好きなインテリアにできるのも嬉しい点ですね。
プライベートを確立したいカップルにおすすめです。
③部屋の使い方の自由度が高い
先述した②のような使い方とは対照的に、二部屋のうち一つを二人の寝室に、もう一つを二人のリビング・仕事部屋・趣味の部屋として使うこともできます。
生活時間の合わないカップルは、このような部屋の使い方をすることで家の中では常に一緒に生活することができます。
2DKでの二人暮らしのインテリアはどうする?
2DKに同棲する場合、一人暮らしに比べて少々手狭になってしまうことは仕方ありませんね。
圧迫感がある、収納が足りないなどの可能性がありますので、インテリアを工夫して広く見せる、収納を増やすということが大切です。
◯色を工夫する
寒色系のインテリアにすると、家具を実際よりも体積がないように見せることができます。
家具のメインの色は、白・ベージュ・水色などで揃え、ワンポイントに原色や暖色などのお好みの色を使いましょう。
◯家具の戸数を抑える
インテリアショップなどに行くと、おしゃれな家具がたくさんあり、あれもこれも欲しくなってしまいますよね。
しかし、家具が多すぎる部屋はおしゃれに見えないだけでなく、使い勝手も悪く圧迫感のある部屋になってしまいます。
家具は、部屋の三割程度におさめるのがおすすめです。
◯収納付き家具を活用する
収納付きベッドの他、収納付きソファも販売されています。
収納付き家具を使えばデッドスペースを有効活用できますので、何かと狭くなりがちな二人暮らしには便利ですね。
以上のような工夫をしてみることで、2DKという間取りに同棲する狭さを軽減できるでしょう。
2DKでは和室がある間取りも多い!おしゃれなインテリアにするには?
2DKは、築年数が経過している物件が多い間取りであるため、和室がある場合も少なくありません。
和室は、使い方やインテリアのステレオタイプがあるかもしれませんが、工夫しだいではおしゃれかつ自由なインテリアにすることができます。
和和室はどのような工夫をしたら良いのでしょうか。
◯脚がないベッドを置く
和室を寝室にする場合、畳みの上にベッドを置くのは畳が傷む可能性があるので気が引けてしまいますよね。
しかし、布団ではなくベッドで寝たいという方も多いと思います。
そこでおすすめなのが、脚が付いていないロータイプのベッドです。
脚が付いていないタイプのベッドなら、重さが一点に集中しないため、畳がへこみづらくなります。
ただし、脚のないタイプのベッドなら必ずしも畳に跡が付かないということではありませんので注意してください。
◯畳を隠す
インテリアのテイストがどうしても畳に合わないという場合には、畳をラグなどで隠してしまうのも一つの方法です。
また、畳の上から敷くだけで見た目がフローリングのようになるウッドカーペットというものもありますので、インテリアにこだわりたい方におすすめです。
2DKは便利な間取り
2DKの部屋のインテリアについてご紹介してきました。
2DKは一人暮らしでも二人暮らしでも使い勝手が良く、1LDKなどと比べると家賃も安いことが多いのでとてもおすすめの間取りです。
インテリアを工夫することで、快適でかつおしゃれな空間を作ることができますので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。