窓用の換気扇は小型でも大活躍!一体どんなもの?

「換気扇」と言われたら、部屋の天井部分についているものや、壁についているものを思い浮かべることが多いですよね。

しかし、窓に取り付けられる小型の換気扇も販売されています。

あまり馴染みのないものですが、一体どのようなものなのでしょうか。

当記事では、窓用の小型換気扇がどのようなものなのかについてご紹介していきます。

窓に付けられる小型の換気扇?どんなものなの?

皆さんは「換気扇」と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか。

恐らく、冒頭でもお話したように、天井部分や壁についているもの、他にもキッチンについているものを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、窓に取り付ける小型の換気扇というものも販売されています。

一般的によく知られている換気扇は、室内の空気を文字通り「換気」するためのものになります。

しかし、窓用換気扇は、2つのファンが縦に並ぶような作りをしていて、それぞれ役割が異なります。

上のファンは部屋の空気の換気、下のファンは外気を送風するのです。

なお、窓用換気扇にも種類がありますので、「送風」の役割がないものも販売がされています。

用途に合ったものを選んでみてください。

この2つのファンがあるタイプは、夏に使うとエアコンが必要のないくらいの涼しさを味わうことができます。

換気と送風を同時に行うことができる作りなので、室内に自然な風を生み出すことが可能で、夏でも涼しさを実感できるのです。

エアコンが苦手な方におすすめです。

窓用小型換気扇の電気代は?

夏に大活躍する家電といえば以下のようなものではないでしょうか。

・壁掛けエアコン
・窓用エアコン
・扇風機

これらを使う上でどうしても気になってしまうのは「電気代」です。

購入費も高い上に電気代もかかるものもあるでしょう。

壁掛けエアコンは、どの家庭にも1台は必ずあると言っても過言ではないほどポピュラーなものですが、新たに購入するとなると約40000円からの価格が多く、ものによっては10万円を超えるものもあります。

しかし、窓用のツインファン式小型換気扇は、20000円ほどと壁掛けエアコンよりも大幅に価格が安いです。

また、気になる電気代は、壁掛けエアコンの消費電力が500ワットで1時間使ったと仮定して約13.5円なのに対して、窓用ツインファン式小型換気扇は、消費電力が37.6ワットで1時間使ったと仮定して約1.0円です。

ここから分かるように、窓用ツインファン式小型換気扇の方がコストは低いということが言えます。

取り付けに関しても、消費電力が小さいことから、専門の業者でなくても取り付けることが可能です。

もし、取り付けができない場合などには、工事付きの価格での販売もありますので、検討してみても良いかもしれません。

窓用小型換気扇の使い心地とは?

窓用ツインファン式小型換気扇は、先ほどもお伝えしたように、取り付けは自分で行うことができます。

必要となる部品も一緒に入っていますので、簡単にできるでしょう。

また、リモコン操作が可能なものもありますので、操作も楽に行うことができます。

窓用ツインファン式小型換気扇のリモコンには、エアコンのリモコンのように、タイマー機能や温度設定を行うことが可能なものもあります。

寝室で使っているときに、逐一本体のところまで行って操作をせずに済むのは嬉しいですね。

また、気になる運転音ですが、窓用エアコンと比較するとファンが動く音は聞こえるものの、コンプレッサーの音や振動がないため、とても静かです。

壁掛けエアコンのように、部屋を急激に冷やすことはできませんが、使い心地は決して悪いものではありません。

使わないときには、窓を閉めておくことも可能なので、防犯面も安心です。

窓用小型換気扇の隙間対策!

窓用小型換気扇は、窓枠にはめ込むようにして取り付けを行います。

自分で取扱説明書を見ながら取り付けを行った場合、窓のサイズが合っているときには隙間が空いてしまうことはありませんが、窓によっては換気扇の周囲に隙間ができてしまうことがあります。

これでは、涼しさを感じることができないのはもちろん、夏に悩まされることの多い虫の被害を受けてしまうことになります。

蚊などが部屋に入ってきてしまうのはとても不快ですよね。

そこで、隙間を埋めるための対策が必要になってきます。

①隙間テープ

簡単にすぐできる方法として、隙間テープを活用する方法があります。

隙間テープは、ホームセンターやインターネットで購入することができます。

この隙間テープを、窓用換気扇の隙間に敷き詰めるように貼っていきます。

②枠を自作する

手先に自信のある方は、自分で木枠を作り、隙間ができないように窓枠に入れてしまう方法もあります。

木枠の塗装も、既存の窓枠の色に合わせて行うことで違和感のない窓にすることができます。

また、ファンが動くときの振動を、木枠によって抑えることができるので、より快適に使うことができるでしょう。

雨の日に窓用換気扇を使っても大丈夫?

窓用小型換気扇を使うのは、決して晴れている日だけとは限りません。

雨の日にも使うことがあるでしょう。

この時気になるのは「雨の日でも使っても故障してしまわないか」ということではないでしょうか。

窓用小型換気扇を使っている方の意見としては、「雨の日に使っても大丈夫だった」ということです。

ただし、夏の時期に多いゲリラ豪雨や、夏から秋に多くなってくる台風などといった、大雨の日に関しては使うことはおすすめできません。

少し雨が降っているくらいの日であれば、問題なく換気扇を使うことができます。

また、本体についている紐を引っ張ることで、換気扇の蓋が閉まる仕組みになっているものもありますので、換気扇を使わないときには、閉じておくのも良いかもしれません。

窓用小型換気扇にはどのようなものがあるの?

ここまで、窓用小型換気扇についてご紹介してきました。

最後に、どのようなものが販売されているのかについてご紹介していきます。

【東芝:窓用換気扇VFW-20X2/25X2】

ファンが一つのタイプのものです。

工具を使うことなく取り付けることが可能で、女性でも簡単に取り付けができます。

オイルパックがついているため、キッチンの窓に使うこともできます。

また、専用の虫除けネットが販売されているため、これを使うことで、虫の侵入を防ぐことができます。

【パナソニック:窓用換気扇FY-25WF2】

スイッチが内蔵式で、引き紐を使うことで、オン・オフを切り替えることができます。

また、カーテンの巻きこみを防止するためのガードがついているので、カーテンのついている部屋でも使うことができます。

【高須産業:ウインドツインファン】

ファンが2つついたものです。

エアコンを使わなくても、涼しさを感じることができます。

また、温度センサーがついているため、エアコンのように自動運転することが可能です。

さらに、初めから虫除けフィルターがついているため、虫の侵入を防ぐことができます。

夏場の涼しさを求めている方におすすめです。

窓用換気扇で快適生活に

ツインファン式の窓用換気扇であれば、部屋をエアコンを使わなくても涼しくすることができます。

そのため、夏の夜にエアコンをつけっぱなしで寝ると「なんだかだるい…」と感じる人におすすめできます。、

これを使うと、スッキリ目覚めることができるでしょう。

暑い夏を、エアコン以外で涼しく快適にすることを考えている方は、ぜひ検討してみてください。