マンションにお住まいの場合、掃除機をかけるときは少々気を使いますね。
上下階の方や、お隣の方から「うるさい!」などと苦情がくるのは避けたいものです。
もちろん、早朝や深夜に「ガーガーガーガガガー」などと、大きな音のする掃除機をかけるのは非常識とも思われてしまうでしょう。
当然のことですが、掃除機を使うときには時間に配慮する必要があります。
では、マンションでの掃除機の使用は、朝何時から夜何時の間であれば問題ないのでしょうか。
マンションで多い騒音トラブル
マンションに住んでいると、「騒音」は最も身近なトラブルのひとつです。
その中でも、掃除機の音は取り沙汰されて問題になることが多いです。
それもそのはず、一般的な掃除機の音の大きさは65db前後と言われています。
これは、日常生活をしている昼間でもうるさく感じるレベルであり、吸引力が強力である掃除機ではさらに騒音レベルが高いものもあります。
そのため、早朝や深夜などの時間帯に掃除機をかければ、建物の構造によっては周囲の居室にも音が響くことがあり、「うるさい!」とトラブルに発展しかねません。
では、何時からであれば、掃除機をかけても問題ないのでしょうか。
マンションにお住まいの方はどのような意見があるのか、次項でご紹介します。
マンションでは掃除機は何時からかけてOK?
この項では、マンションでは何時から掃除機をかけてもOKとされているか、さまざまな意見を見てみましょう。
■周囲の居室から朝7時前後から聞こえるので、同じく朝7時前後からかけている。
■夫が仕事で朝家を出たあと、7時過ぎから掃除機をかけているが、特に苦情が出たことがない。
■平日の朝は7時から、休日の朝は8時から、夜は20時くらいまでを目安としている。
■以前に、朝7時から掃除機の音が聞こえて不快だったため、朝は8時を過ぎてから夜は18時までと決めている。
■掃除機の音は下の階に響くので、朝は9時から、夜は19時までを目途にしている。
この他にも、朝は7時前後~9時、そして夜の時間帯にも気を付けている方がいらっしゃるようです。
また、夜勤などがあるため、「朝8時でも周囲から騒音が聞こえると辛い」という意見もあります。
マンションは部屋の数だけ異なる生活が同時進行している、ということを念頭に置いておきたいですね。
そして、たくさんある意見を平均化してみると、朝8時以降の掃除機の使用であれば、許容されやすい傾向があるようです。
お住まいのマンションの契約書・構造を確認!一般的には何時からOK?
マンションにお住まいの場合、物件によっては契約書に、掃除機を使用して良い時間帯について明記されていることもあります。
契約書類の中のマニュアルや使用細則などに、「掃除機の使用は何時から何時までにしましょう」という内容の記載がないか確認してみましょう。
もし記載がない場合は、掃除機は朝8時~夜20時の間にかけるのが一般的だと言われています。
賃貸物件を紹介する不動産会社の方も、入居者の方へ、このように説明することが多いようです。
ただし、これはあくまでも一般的な話なので、周囲に住む方のライフスタイルとの兼ね合いも考慮できると良いですね。
もし、小さなお子さんがいるご家族が、周囲の居室に住んでいるのであれば、夜は20時ではなく19時までに掃除機を終わらせるなどの配慮をすると良いかもしれません。
また、お住まいのマンションが木造であるか、鉄骨であるか、鉄筋コンクリートであるかによっても防音効果が変わってきます。
この中で最も防音性に優れているのは鉄筋コンクリートです。
逆に、木造の場合は通気性が良い反面、音を通しやすいとも言えます。
周囲の居室から日常的に音が響いてきたり、聞こえてくるようであれば、一層気を付ける必要があります。
掃除機をかけるのは何時から?「配慮」の気持ちから考えてみる
これまでにも触れてきたように、マンションにお住まいの場合は、周囲に住む方への配慮が大切になります。
そのため、「何時からであれば掃除機をかけても良い」とは一概には言い切れない部分もあります。
例えば、週末の配慮について考えてみましょう。
平日夜遅くまで仕事をしている方は、週末や祝日は朝はゆっくり寝ていたいと思うかもしれません。
このようなことを考えると、朝8時からの掃除機は避け、9時もしくは10時以降に掃除機をかける配慮があっても良いですね。
また、周囲の居室にお住まいの方がどのようなライフスタイルかにもよりますが、可能であれば、食事の時間帯を避けた方が賢明かもしれません。
食事をしているときに、周囲から掃除機の音が聞こえてきたら、やはり気持ちの良いものではありません。
神経質になるほど気を使う必要はありませんが、可能な範囲で配慮の気持ちから掃除機をかける時間帯を考えてみると良いでしょう。
早朝や深夜は掃除機以外の掃除方法がおすすめ!
マンションにお住まいの場合にも、ライフスタイルによっては早朝や深夜に掃除を済ませたい方もいらっしゃるはずです。
そのような場合は、掃除機以外の掃除方法もおすすめです。
●ほうきとちりとり
ほうきを使っての掃除は、ホコリがさほど舞い上がりません。
そして、ホコリや髪の毛をしっかりと掃き出せるので、雑菌の繁殖を防ぐことにもつながります。
ハウスダストやアレルギーのある方、小さいお子さんのいるご家庭にもおすすめです。
ほうきとちりとりの1セット用意しておくと、時間帯を気にせず掃除ができるので重宝するでしょう。
●フローリングモップ
これひとつで手軽に、掃き掃除と拭き掃除ができます。
使い捨てシートを使えば使用後は捨てるだけなので、後処理がラクで衛生的です。
ドライタイプとウェットタイプを使い分け、乾拭きと水拭きの両方できるのもおすすめポイントです。
掃除機だけに頼らず、このような掃除法を選択すれば、何時から何時までの間に掃除をしなくてはいけないということに縛られずに済みます。
なおかつ、効果的な掃除法でもありますのでぜひ、ほうきやフローリングモップなどの掃除法も取り入れてみてください。
騒音トラブルの当事者になった場合の解決法は
これまで、マンションの騒音トラブルで問題となりやすい「掃除機をかける時間」について考えてきました。
例え「朝7時前後から掃除機をかけているけれど苦情はきたことがない」という場合であっても、いま一度、本当に問題ないのか考えてみてください。
契約内容への記載、建物の構造、一般的に許容されている時間、配慮の気持ちから、「何時から何時までにする」というおおまかな目途を決めてみてはいかがでしょうか。
また、周辺の居室から聞こえてくる騒音が気になる場合には、直接クレームを出したり、手紙を投函したり、はたまた警察を呼ぶなどは賢明な対応とは言えません。
まずは、管理会社が入っている物件なら管理会社、大家さんが管理している物件であれば大家さん、分譲マンションであれば理事会を通じてその旨を伝えてみてください。
マンションの住民全体に騒音注意の貼り紙をしたり、チラシを配布したりと、平和的な解決法を選択してくれるはずです。
マンションで騒音トラブルに発展しないためには
一般的にマンションで掃除機をかけて良い時間は朝8時から夜20時とされています。
しかし建物の構造、周囲の居室に住む方のライフスタイルなどによって、臨機応変に対応するようにしましょう。
どうしても深夜や早朝に掃除をしたい場合は、掃除機以外の方法をとるのもおすすめです。
また、反対の立場として周囲の居室からの騒音が気になった場合には、すぐに苦情を出したり、警察を呼ぶなどせず、まずは管理会社や大家さんへその旨を伝えて、解決につなげるようにしましょう。