新築でマイホームを購入し、引っ越しの日が近付いてくるとワクワクしますね。
引っ越しは非常に労力がかかることですが、早めに準備に取りかかり、事前にできることを済ませておくとかなり楽になります。
引っ越し後にもしなくてはならないことが山積みですが、計画的にやっていけば簡単に終わることがほとんどです。
引っ越し前日までの準備と引っ越し後にしなくてはならないことをご紹介していきます。
新築の住宅に引っ越す2ヶ月前にしておくこと
新居に引っ越す前には準備がいろいろとありますが、早めに手をつけておくことで慌てずに済みます。
そこで、2ヶ月以上前にしておくとよいことをご紹介していきます。
まず新築であれば、新居に家具や家電も新しく揃えたり、現在の住居とは収納スペースの形態が異なることも多いでしょう。
そのため、新居での家具や家電の配置を考え、不要となる大型家電や家具を処分する準備を始めます。
当日まで家にないと困るもの、すぐに処分しても困らないものに分け、少しずつ計画的に処分していきます。
続いて、意外と時間がかかるのが、引っ越し業者を決めて見積もりなどを取ることです。
引っ越しの時期が繁忙期にかかってしまうと、予約が取りにくくなったりすることもあるため、早めに動くことをおすすめします。
新築戸建てに引っ越しをする場合は特に、インターネットなどの手続きも行わなくてはなりません。
回線工事も予約を取るのに時間がかかることもあり、また早期割引がある場合もあるので、早めに見積もりを取るなどの準備をするとスムーズです。
引っ越しまで1ヶ月!それまでにしておきたい準備
続いて、1ヶ月前までにしておきたい準備についてみていきます。
まず、引っ越し前の住居が賃貸物件の場合、不動産会社への解約の連絡が必須です。
解約の連絡は1ヶ月前が予告期限となっているところが多く、1ヶ月をきってしまうと、翌月の家賃など余分なお金がかかってしまうため、忘れずに連絡するようにしてください。
そしてこの頃には引き渡し日が決まり、引っ越しの日程も決められるので、大型家具や家電を見に行き始めましょう。
即決できるとは限らず、複数の店舗に何度も足を運ぶことになることもあるため、早めに購入準備を始めることをおすすめします。
更に、新築に引っ越しをする場合は特に、引っ越ししたその日から必要になるものがいくつかあります。
カーテン・照明器具・ガムテープ・カッターやはさみ・トイレットペーパー・洗面用具・タオル類・着替えなどです。
新築だとカーテンレールが付いていないこともあるため、事前に確認し、付いていなければカーテンといっしょに必ず購入してください。
当日は買い物に行く時間を作るのは難しいため、必要なものをリストアップしておき、早めに買いそろえて1つの段ボールにまとめておくと安心です。
新築に引っ越す2週間前になったら始める準備
いよいよ引っ越しまで2週間となると、やらなくてはならないことが更に増えてきます。
引っ越し2週間前から、役所に転出届の手続きができるようになります。
引っ越しが近くなると忙しくて忘れてしまいがちなので、早めに手続きを完了させておきましょう。
その足で、郵便局への転居届の申請もしておくと良いです。
続いて、電気・ガス・水道などの公共機関に開栓連絡をし、立ち合いの予約を取ります。
このときに、クレジットカードや保険など住所変更が必要なもののリストを準備しておくと、後で手続きがスムーズです。
この頃から、荷造りを始めます。
新築に引っ越した後、すぐに必要なものもあるため、しばらく使わないものから順番に梱包していくと、新居で荷物を開けるときに楽になります。
梱包した段ボールには、中身と運び先の部屋を記入しておくことも忘れずに行ってください。
引っ越し目前!1週間前から前日までの準備
1週間前になる頃には、引き渡しが完了していることでしょう。
新築だと、きれいだと思いがちですが、床などは意外と汚れています。
当日に、荷物を搬入しながら拭き掃除もしなくてはならないという状況にならないように、1週間前に新居の掃除をしておくと引っ越しがスムーズです。
ただし、新居まで距離があるという場合は、事前に掃除をするのは難しいかもしれません。
その場合は、当日スムーズに掃除ができるよう、必要なものを準備しておきましょう。
また、引っ越しの前日までにご近所に挨拶もしておくことをおすすめします。
引っ越し当日はトラックが出入りしたり、大きな音がしたり、迷惑をかけることが多いからです。
この挨拶をしっかりとしておくことで、引っ越し後の人間関係も築きやすくなります。
もし冷蔵庫や洗濯機をそのまま新居に持っていくのであれば、水抜きを忘れないようにしておきます。
最後に梱包した段ボールと翌日の日程の確認をして、前日までの準備は完了です。
いよいよ新築のマイホームに引っ越し!当日にすること
引っ越し当日に一番大切なのは、引っ越し業者が荷物を運び出すときの指示と、新居での受け取り指示です。
1人ずつ、引っ越す前の住居と新居にいて、指示を出しながら運搬してもらうとスムーズです。
搬入後は、そのまま業者立ち合いで荷物の数などを確認します。
この日にガス開栓の立ち合い予約を入れておき、ガスや電気、水道の開栓をします。
当日に必要な荷物として準備しておいた、カーテンや照明器具などを荷ほどきし、まだ日が明るいうちに取り付けてしまうと安心です。
引っ越し当日には、引っ越し業者への支払いのほか、電気が水道の清算が発生することも稀にあります。
そのため、現金は少し多めに準備しておくことをおすすめします。
いよいよ新築のマイホームでの生活が始まります。
あとは必要なものから順番に荷ほどきをしていくことになりますが、収納家具など収納するスペースを確保してから1つずつ開けていくとスムーズに片付きます。
引っ越し後にしなければならないこと
無事に新築のマイホームへの引っ越しが終わったら一息つきたいところですが、引っ越し後にも、やらなくてはならないことが山積みです。
引っ越し後14日以内にすることを中心に、手続きの際に準備して持って行くものも挙げていきます。
まず、他市からの引っ越しであれば役所に転入届、同市内の引っ越しであれば転居届を提出します。
国民健康保険・国民年金加入者であれば、その変更手続きもします。
子供や福祉関係の手続き、原付のナンバー変更手続きも行います。
このとき、印鑑・身分証・保険証・年金手帳・前年度の課税証明書・原付の車検証・預金通帳を忘れずに持って行ってください。
引っ越し後に何かと必要になるので、住民票を数枚取っておくこともおすすめします。
役所に続いて、警察署での手続きは、運転免許証の変更と車庫証明の申請です。
運転免許証・住民票・印鑑を忘れずに持って行ってください。
その他には、変更期限はありませんが、引っ越し後すぐに車の買い替えなどの予定がある方は、印鑑登録の手続きもここでやっておくと2度手間にならずに済みます。
しなければならないことを手早く済ませて新生活のスタートを!
引っ越しは、前後にやることがとても多くて、体力も精神力も消耗してしまいます。
ただ、その先に待っている楽しい新生活のことを考えると、乗り越えられます。
やることをリストアップし、計画通りに1つずつこなしていくと消耗も最低限に抑えられます。
早めに手続きなどを済ませ、夢の新築マイホームでの新生活をスタートさせてください。