マンションのバルコニーをおしゃれで癒しを感じる空間へ

マンションのバルコニーを洗濯物を干すためだけに使用している人もいるでしょう。

それだけでなく、癒しを感じられるおしゃれな空間にしてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、バルコニーのスペースはかぎられているので、スペースを上手に使うことがポイントです。

では、バルコニーをおしゃれにするためにはどのようにすればいいのかお伝えしていきます。

ただし、お住まいのマンションによっては許可されていない場合もありますので、必ず管理会社に確認しましょう。

そもそもバルコニーって?

マンションのバルコニーをおしゃれな空間にする前に、バルコニーがどういうものか、またベランダやテラスとの違いを簡単にご説明します。

バルコニーは「戸外に張り出した屋根のない空間」です。

屋根がないので日当たりがいいという特徴があります。

次にベランダですが「戸外に張り出した屋根のある空間」になります。

屋根があるので、多少の雨を凌げる一方、バルコニーに比べると日当たりが劣るでしょう。

簡単にいうと、「屋根があるのかないのか」という違いがあります。

また、テラスは、一階で屋根のない空間のことをいいます。

次項からは、おしゃれなバルコニーにするためにどうしたらいいのかお伝えしていきます。

マンションのバルコニーを床からおしゃれにするには?

それでは、マンションのバルコニーをおしゃれな空間にするためには、どのようにしたらいいのでしょうか。

バルコニーは、床や柵といった部分からどことなく味気ないといった印象を感じる方もいるでしょう。

まず、床に着目してみましょう。

バルコニーの床に、ウッドパネルを敷いてみませんか。

ウッドパネルを敷くことで、狭くかぎられたスペースをスッキリ見せてくれます。

木のぬくもりを感じられるので、癒しの空間となりますね。

これならば、狭いバルコニーでも取り入れやすい方法ですね。

また、スペースに余裕があるのなら、庭のような空間を目指し、レンガを敷いてみるのはでどうでしょうか。

少し手がかかりますが、ウッドパネルとレンガを敷くことで、バルコニーとは思えない空間となります。

さらに、人工芝を敷いてみるのもおすすめです。

床にウッドパネルやレンガ、人工芝を敷くだけで、バルコニーが一気に癒しの空間へと変わりますよ。

マンションのバルコニーを柵や腰壁のアレンジ次第でおしゃれに!

マンションのバルコニーは、柵や腰壁に手すりが設置されていることが多いとされています。

その柵や腰壁部分に、少しのアレンジを加えるだけで雰囲気を変えることができます。

まず、柵や腰壁の部分にウッドフェンスをたてかけてみましょう。

すのこや廃パレットを利用して、好きな色に塗るだけでもできますから簡単ですね。

柵や腰壁部分に立てかけるだけなので、今までと変わらずスペースを確保することができます。

なお、スペースに余裕があるようでしたら、たてかけたウッドフェンスに、お好みのグリーンを一緒に飾るとよりおしゃれになるのでおすすめです。

また、すだれなどを取りつけると一気に和のテイストになります。

そして、目隠しとして設置するのであれば、ルーバーラティスがおすすめです。

高さが出る場合は、固定などをしっかりとしなければ危ないので、その点に気をつけて設置しましょう。

日当たりは多少遮られてしまうかもしれませんが、視線を気にせずゆったりとした時間を過ごせるバルコニーになりますね。

マンションのバルコニーはガーデニングでおしゃれに!

床と腰壁で、癒しの空間になってきたところで、スペースにまだ余裕があるなら、よりおしゃれなバルコニーにしましょう。

前項でも少しお伝えしましたが、たてかけたウッドフェンスにプランターをかけてみましょう。

グリーンを取り入れることで、より癒しの空間へと変化します。

プランターには季節の花を植えると、その季節の花と四季の風を同時に感じられます。

このようにマンションのベランダやバルコニーで、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ方が増えてきています。

自分でつくった野菜やハーブは毎日の料理に使えます。

果実であればブルーベリーが害虫などの被害を受けにくく、育てやすいようです。

なお、植物を育てるのが大変な方は、フェイクのグリーンがおすすめです。

その場合は、プランターではなく、たてかけたウッドフェンスに直接巻きつけてみましょう。

水やりの手間もなく、枯れる心配もありません。

マンションのバルコニーでもゆったり過ごすために必要なのは?

ここまで、いくつかの方法で癒しの空間をご紹介してきました。

そのように自分の癒される空間ができたら、ゆったり過ごすためにもくつろげるようなチェアやテーブルがあるといいでしょう。

このテーブルとチェア選びによっても、雰囲気はかなり変わります。

例えば、

・グレー系コンクリート風円形テーブル×黒のスチールチェアならフランスのカフェ風

・ホワイト系の円形テーブル×メッシュ素材のチェアなら、プールサイド風

・エレガントなガーデンテーブル×ガーデンチェアにチェックのテーブルクロスで、ピクニック風

このように、どれもおしゃれに感じられますが、選ぶテーブルとチェアの組み合わせによって、ガラリとイメージが変わります。

なお、マンションの狭いバルコニーに、大きいテーブルとチェアーを置いてしまうと窮屈になってしまいますから、バルコニーのスペースに見合った大きさのテーブルとチェアを選ぶことが大切です。

狭いバルコニーであれば、キャンプやバーベキューでも使うようなアウトドアのチェアが便利です。

使うときだけ広げて、コンパクトにするのも手間がかからないのでおすすめです。

安心して楽しめるバルコニーにするには?

バルコニーで癒しを求めるなら、ハンモックでのんびりとした時間を送ってみませんか。

ハンモックの揺れは、大人にとっても子どもにとっても心地よいでしょう。

ハンモックは、折りたたみ式のものがあるので、使うときだ広げるので常に場所をとりませんから、マンションのバルコニーでもおすすめです。

また強い日差しや、突然の天候不良に見舞われても安心なように、オーニングを取りつけてみてはいががでしょうか。

オーニングがあれば多少の雨ならば洗濯物が濡れずに済みますし、強い日差しや雨でもバルコニーのガーデニングや家庭菜園を楽しめます。

さらに、夜はライトアップをすることで、幻想的な時間を楽しむことができるでしょう。

イルミネーションやランタンを置くと、やさしい灯りがバルコニーを照らし、その雰囲気はおしゃれなバーのようになります。

まるで高級ホテルのラウンジにいるような、贅沢な時間を楽しめます。

また、ソーラーライトやキャンドルも合わせて取り入れると、異国情緒あふれるバーのような雰囲気が出るでしょう。

一日の疲れを、ドリンクとともに夜風に当たりながらゆったりとを癒されてくださいね。

マンションのバルコニーはアレンジ次第で癒しの空間に

マンションのバルコニーはかぎられたスペースですが、そこに少し手を加えることで、バルコニーの雰囲気を一気に変えることができます。

床や柵、腰壁部分にアレンジするのは、狭いバルコニーでも取り入れることができます。

さらに、テーブル・チェアを置くことで、ゆったりと過ごすことができます。

スペースに余裕のあるバルコニーであれば、ハンモックもおすすめです。

夜はライトアップした、幻想的なバルコニーで癒されてみてはいががでしょうか。