1LDKで赤ちゃんが寝る場所はどこ?快適な空間作りの工夫!

夫婦2人暮らしには十分な広さの1LDKですが、赤ちゃんが産まれるとどうでしょうか。

少し手狭になるイメージがあり、「赤ちゃんが寝る場所がなさそう」「引っ越しが必要なの?」と不安に思う方も多いと思います。

そこで今回は、1LDKのお部屋でも快適な子育てができる空間づくりの工夫をご紹介します。

赤ちゃんが産まれる前にしっかり準備しておくと安心ですよ。

1LDKでも狭くない!お部屋のレイアウトに合った赤ちゃんの空間をつくる

2人暮らしのイメージが強い1LDKのお部屋ですが、赤ちゃんが産まれても工夫次第で狭さを感じさせないお部屋づくりが可能です。

赤ちゃんが産まれるからといって、慌てて引っ越しを決めなくても大丈夫です。

赤ちゃんが遊ぶ場所と寝る場所さえ確保すれば、1LDKでも快適に過ごせますよ。

特に赤ちゃんの間は、寝ている時間が大半を占めます。

そこでまずは、赤ちゃんの寝る場所から決めていきましょう。

寝ている間の事故やケガを防ぐためにも、大人の目が届く安全な場所を選ぶ必要があります。

しかし、妊娠・子育てと多忙な時期にお部屋の模様替えをするのは大変ですよね。

今ある家具の位置や日ごろの家事動線に合わせながら、できるだけ手間をかけずに、赤ちゃんが寝る場所を決めることをオススメします。

では早速、1LDKのお部屋内の家具の位置や、日ごろの行動を想像しながら、赤ちゃんの寝る場所を考えていきましょう。

1LDKの寝室で赤ちゃんと一緒に寝よう

まずオススメするのは、寝室に赤ちゃんの寝る場所を確保する方法です。

お母さんが横になっている状態でも、赤ちゃんが視界に入る場所にベビーベッドを置くと尚良いでしょう。

夜泣きにもすぐ対応できます。

赤ちゃんもお母さんが近くに居ることで、安心して寝てくれるでしょう。

また、赤ちゃんの近くで寝ることで夜泣き対応の負担が軽減され、お母さんの気持ちの安定にも繋がります。

赤ちゃんは泣くのが仕事と言いますが、やはり夜泣き対応をするお母さんの体力が辛いときも多いものです。

夜泣きが落ち着いたらすぐに自分のベッドに戻ることができる方が良いでしょう。

夜も旦那さんに育児を手伝ってもらえる点もメリットですね。

また、家事などの生活音を気にせず、赤ちゃんが静かに眠る環境をつくることができます。

ただし、夜はすぐ赤ちゃんの所に行ける反面、日中は少し赤ちゃんと距離ができてしまうので注意しましょう。

家事をしながら定期的に寝室まで移動するちょっとした手間が必要ですが、リビングやキッチンから赤ちゃんの動向が見える1LDKであれば、赤ちゃんが寝る場所としては寝室が最適でしょう。

1LDKのリビングに赤ちゃんの寝る場所をつくろう

日中の移動が辛い方や、お部屋のレイアウトの関係上、寝室の赤ちゃんの姿が見えない1LDKの場合は、リビングに赤ちゃんの寝る場所をつくりましょう。

「リビングに寝る場所をつくるのは違和感がある」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、子育てに不慣れな新米お母さんにとっては、常に赤ちゃんが視界に入る大変安心できるレイアウトです。

家事をしながら赤ちゃんの姿が見えるので、赤ちゃんの急な動きにもすぐに対応できる点は大きなメリットですよね。

この赤ちゃんの寝る場所をリビングにつくるデメリット部分は、やはり夜泣きの際の対応でしょう。

夜泣きの度に寝室から赤ちゃんがいるリビングまで移動しなくてはならないので、お母さんが睡眠不足になってしまう可能性があります。

また、掃除機など大きな音がする家事の際は、音の大きさに気をつけなければなりません。

赤ちゃん用のベッドはいらない?赤ちゃんが寝る場所を臨機応変に決める

赤ちゃんの寝る場所をもっと柔軟に考えることもできます。

リビングと寝室を移動できるようにしてはいかがでしょうか?

最近は大きくて重いベビーベッドだけでなく、移動式のベビーベッドも販売されています。

日中はリビング、夜は寝室と、赤ちゃんもご夫婦と一緒に移動できます。

赤ちゃんが落ち着いて寝ている時間帯や、掃除機をかける時間帯だけ、リビングから寝室にベッドを移せば、生活音を気にする心配が減ります。

ただし、通常のベッドと比べ販売数が少なく、安定感に欠ける点がデメリットになるでしょう。

赤ちゃんが成長して動きが大きくなる時期には、簡単に移動できるベビーベッドでは心もとないと感じる部分もあります。

移動式のベビーベッドを購入する際は、赤ちゃんが小さい頃に限定して使用すると良いでしょう。

また、ベビーベッドを用意せずに、家族全員で川の字のように寝る方法もあります。

新しく赤ちゃん用のスペースを作らないので、1LDKでもスペースが狭くなったという印象を与えません。

物入りの時期に、金銭的な負担を減らすこともできるでしょう。

ベッドを用意しない場合は、大人用の柔らかい布団で窒息しないか、寝返りの時に身体が当たらないかなど、寝ている間に気遣う部分が増えるので注意してください。

添い寝をする場合はベッドよりも布団を敷いて寝る方が、赤ちゃんが下に落ちる心配がなくオススメです。

1LDKのお部屋の中に赤ちゃんが動き回れる場所をつくる

赤ちゃんは寝ているだけではありませんね。

成長するにつれて行動範囲は広がっていきます。

ハイハイで移動しながら様々なものに興味をもち、手に取ったり、口に入れたりします。

そんな赤ちゃんが1LDKのお部屋で快適に過ごすためには、寝る場所だけでなく遊ぶ場所もしっかり用意してあげましょう。

一番簡単な赤ちゃんスペースの作り方は、赤ちゃん用のベビーサークルやゲート、マットなどを設置する方法です。

安全そうに見えるリビングのカーペット上も、少し移動すれば赤ちゃんとっては危険がいっぱいです。

子供部屋を設ける余裕がない1LDKのお部屋でも、部屋の空いている一角を囲うだけで、赤ちゃんが安心して遊べる空間が生まれます。

お部屋で自由に動き回れる場所ができれば、手が離せないときや、公園に行けない雨の日も楽しめますよ。

来客時など一時的に部屋を広くしたい場合は、サークルを解体できる点も大変便利です。

寝る場所は赤ちゃんが成長するにつれて変わる

赤ちゃんはあっという間に大きく成長します。

生まれたばかりの頃は小さなベビーベッドで広々と寝ていた赤ちゃんも、2歳・3歳と大きくなるにつれて、寝る場所を考え直す必要が出てきます。

「お父さんお母さんと一緒に寝たい」「一人で寝ているときの方が熟睡してくれる」などお子さんの性格によっても、求めるお部屋の姿が変わってくるでしょう。

一戸建てであれば、赤ちゃんの成長に合わせて簡単に部屋を変えることができます。

しかし、1LDKのお部屋の場合でも、省スペースで手軽に模様替えをすることは可能です。

また、本格的に手狭になったと感じてから引っ越しを検討すれば、家族構成に合ったピッタリのお部屋を見つけることもできます。

寝る場所の問題だけでなく赤ちゃんの成長全体に合わせて、臨機応変な対応ができる点は1LDKの隠れたメリットです。

引っ越しを検討している方も、1LDKのお部屋での子育てを経験してから、じっくり物件を探してみてください。

お部屋のレイアウトに合わせて赤ちゃんの寝る場所を決める

赤ちゃんは成長と共に、寝る場所や遊ぶ場所が徐々に変わっていきます。

狭さが気になる1LDKのお部屋ですが、一戸建てに比べると、ライフプランに合わせた住み替えがしやすい点がメリットです。

赤ちゃんの寝る場所を寝室とリビングのどちらに設ける場合にも、それぞれメリットとデメリットがあります。

住んでいる1LDKのお部屋の家具の位置や家事動線を思い浮かべながら、ご夫婦の暮らしに合う赤ちゃんの寝る場所をつくると良いでしょう。