1LDKの間取りの物件にお住まいの方も多いことでしょう。
これから入居予定の方もいるかもしれませんね。
1LDKは一人暮らしをする場合にも人気の間取りで、一人では十分すぎるほどの広さがあるともいわれています。
しかし、インテリア選びや配置によっては窮屈に感じてしまうお部屋になることもありますので、この記事で1LDKを快適な空間にするためのポイントなどをお話ししていきましょう。
ここでは特に、「LDKが10畳の場合」に焦点をしぼってお話しします。
1LDKはどんな部屋?どのくらいの広さがあるの?
まずは1LDKの間取りについてお話をしていきましょう。
1LDKとは、「1つの居室+8畳以上のリビングダイニングキッチン(LDK)」がある部屋をいいます。
8畳以上ないとLDKではなく、ダイニングキッチン(DK)と扱われてしまいますので、最低でもLDKは8畳あります。
居室は寝室として使われることが多いので、1LDKに住むメリットのひとつには「食べる部屋と寝る部屋を分けられる」ことが挙げられます。
1LDKの平均的な広さは40平米といわれており、だいたい26畳くらいの広さです。
この場合、6~7畳程度の居室と11~12畳のLDKであることが多いでしょう。
なかには、10畳の居室と8畳のLDKというように、居室のほうが広い1LDKもあります。
そんな1LDKで一人暮らしをする場合、最も多く過ごすことになる部屋がLDKでしょう。
食事をする際やくつろぐ際など、多くの時間をLDKで過ごすことになるかと思います。
そのため、1LDKで快適な生活を送りたいと考えているのであれば、まずLDKを工夫することをおすすめします。
このとき、重要なポイントとなるのがインテリアです。
配置するインテリア次第で快適とはいえないお部屋になることもあります。
これに関しては次の項でお話しします。
1LDKを快適な空間に!インテリアがポイント
1LDKを快適な空間にするには、まずはLDKを工夫すると良いかもしれません。
ポイントとなるのがインテリアということは先ほども触れましたが、インテリア選びや配置によっては快適な生活が送りにくいお部屋になってしまうこともあります。
もちろん好みのインテリアを選ぶのは一番ですが、インテリアそれぞれにまとまりがなければ、違和感のあるお部屋になってしまうこともあるでしょう。
また、サイズなども考えずに購入したことで、LDKが窮屈な空間になってしまうことも否定できません。
くつろぐ空間でもあるLDKが窮屈に感じてしまうのは嫌ですよね。
そうならずに快適なお部屋にするためには、やはりインテリア選び、そして配置が重要なポイントといえそうです。
次の項からは、LDKを快適なお部屋にするための、インテリア選びなどについてお話をしていきましょう。
そしてこの記事では特に、10畳のLDKに焦点をしぼってお話しします。
10畳のLDKにはインテリアは何が置ける?
10畳の1LDKは一見「広い」と思われがちですが、LDKの10畳は思っている以上に広く感じにくいのが現実でしょう。
リビングとダイニングとキッチンが10畳でおさまっているわけですから、広々としているとは言い難いです。
それでは10畳のLDKの場合、どのようなインテリアが置けるのでしょうか。
間取りによっても変わるかもしれませんが、多くの場合、2人用の小型のダイニングセットと2人掛けのソファでしたら問題なく配置が可能です。
もう少し大きいサイズのものを置きたいという場合や、収納家具を置きたいという場合は、10畳では厳しい場合もあるかもしれません。
そのため、10畳のLDKに何を置くかをまず決めることが重要といえるでしょう。
10畳のLDKを快適に!インテリアはどうする?
1LDKのLDKが10畳の場合、配置できるインテリアも限られます。
そのため、まずは10畳のLDKに何を置くかを決めてみましょう。
例えば、「くつろぐ」を重視する方でしたら、ソファを置くことを優先すると良いでしょう。
一人暮らしであっても2~3人掛け用のソファを選ぶと、ゆったりと座れますし、ソファの上で横になることもできますよ。
ソファの前方にリビングテーブルを置いても良いですが、窮屈に感じないようコンパクトサイズのサイドテーブルがおすすめです。
「食べる」スペースとしてダイニングセットを置きたい場合は、ファミリー用ですとお部屋の中に圧迫感を与えてしまうことも考えられるため、2人用がおすすめです。
ダイニングセットの中には折りたたみ式のものもあるので、使うときだけ設置すれば普段は広々としたLDKで過ごすことができるでしょう。
リビングとダイニングを分けなくても良いという方は、ファミリー用のダイニングテーブルを用意し、片側はダイニングチェア、反対側にソファを置いても良いでしょう。
このとき、ダイニングテーブルとソファの高さが合うものを選んでくださいね。
また、リビングに欠かせないものといったら「テレビ」という方も多いのではないでしょうか。
テレビの大きさとテレビ台の大きさも、お部屋の印象を大きく左右することがあります。
10畳のLDKであれば、テレビの大きさは55~60型がおすすめといわれています。
そして、テレビ台の大きさは、テレビよりも大きめのサイズを選ぶことで、お部屋を広く感じやすくなるようです。
インテリアを決めたら、つぎは配置です。
10畳のLDKを快適にするにはインテリアの配置も重要!
配置するインテリアを決めたら、10畳のLDKにどう配置するかを決めましょう。
部屋を窮屈に感じさせないためには、「床が見える面積を多くすると良い」ともいわれています。
そのため、LDKにソファを置く場合は、壁側に沿わせて配置してみてください。
ソファの正面にはテレビを置くことになるかと思いますが、テレビも壁側に沿わせて、床が見える面積を増やしましょう。
そして、サイドテーブルを右か左かに置きます。
このとき、ソファから見てキッチン側でないほうにサイドテーブルを置くことをおすすめします。
これだけでも、リビング空間に開放感が生まれ、快適に過ごしやすくなりますよ。
また、ダイニングセットを配置する場合は、対面キッチンであればキッチンカウンターにくっつけるようにして配置してみてください。
壁付けキッチンであれば、動線を悪くしないようキッチンの通路幅として70~90cmほど空けて、ダイニングセットを配置すると良いでしょう。
どちらも、座ったときにダイニングチェアが壁にぶつからない程度に壁側に寄せると、より床が見える面積が増えるので、開放感すら感じてしまうようなLDKにすることもできるでしょう。
このほかにも、1LDKのLDKを快適な空間にするアイディアがありますので、次の項でご紹介します。
1LDKのLDKを快適な空間にする3つのアイディア
1LDKでも特に、LDKを快適な空間にするポイントとして、インテリア選びと配置についてお話をしてきました。
この記事では特に、10畳のLDKに焦点をしぼりましたが、ほかにもアイディアがありますのでここでご紹介していきます。
●インテリアは高さが低めのものを選ぶ
ダイニングテーブルもそうですが、低めの高さのインテリアを選ぶと、圧迫感が少なくなり窮屈な空間にもなりにくくなります。
●鏡を配置する
鏡を配置することによって、鏡にお部屋の様子が映り、実際の空間よりも広く感じてしまうような錯覚を感じることもあるようです。
毎日の身だしなみのチェックにも活躍しますから、10畳のLDKに鏡の配置も検討してみてはいかがでしょう。
●カラーも意識する
淡いカラーでインテリアなどをそろえると、お部屋の中を広く感じやすくなるといわれています。
しかし、白やベージュなどで統一してしまうと、反対に落ち着かないお部屋になってしまうこともあるようです。
ラグやクッションなどでアクセントをつけて、お部屋に立体感を出すことでも、お部屋を広く感じやすくするポイントといえます。
以上ご紹介したアイディアを参考に、10畳のLDKを快適な空間にしてみてくださいね。
10畳のLDKを快適な空間に!
1LDKでも特に、10畳のLDKを快適な空間にするためのポイント等についてお話をしてきました。
特に重要なポイントとなるのが、「インテリア」です。
10畳のLDKに何を置くか、どう配置するかで、お部屋の印象が左右されます。
さらにこの記事で、快適な空間にするためのアイディアもご紹介してきましたので、お部屋づくりの参考にしてみてくださいね。