マイホームを建てる際、部屋の内装をどのようにしようか、考えるだけでもわくわくしますよね。
家具や家電、窓につけるカーテンなどをどんなものにするかも悩まれることでしょう。
SNSでも、おしゃれなリビングや寝室などの画像が多く出てきますから、それを参考にお部屋のコーディネートをする方も多いかと思います。
そこでこの記事では、リビングダイニングをおしゃれに見せるためのポイントについてお話ししていきます。
リビングダイニングの特徴とは?
マイホームを建てるとなれば、内装をどのようにするかを考えることになります。
SNSでもおしゃれなお部屋の画像が多くアップされていますので、それを参考にしながら、どんな内装にしようか胸を弾ませる方もいるのではないでしょうか。
この記事では特に、リビングダイニングをおしゃれに見せる方法についてご紹介していきます。
ちなみにリビングダイニングとは、名前のとおり、リビング(居間)とダイニング(食堂)を兼ねた部屋を指します。
家の中にある数種類の部屋の中でも、特にレイアウトが難しいといわれているお部屋です。
その理由は、リビングダイニングの特徴が関係しています。
リビングダイニングはリビングとダイニングの2つの部屋を兼ねていることもあり、窓の数が他の部屋よりも多いといった特徴があるのです。
窓が多いことで、他の部屋よりもリビングダイニングは開放感が抜群ですよね。
ですが、抜群の開放感を感じるためには家具の配置も重要となります。
リビングダイニングは家具や家電の数も多いため、配置のしかた次第では開放感を感じにくいリビングダイニングになりかねません。
そのため、窓と家具などをどのように配置するか、悩んでしまう方も多いのです。
その悩みを解消し、おしゃれに見せるためのポイントを、次項からお伝えしていきます。
おしゃれに見せる!リビングダイニングのポイント①
窓の数が多いリビングダイニングは、抜群の開放感が魅力といえます。
しかし、家具や家電の配置次第ではその開放感を奪われてしまう恐れもあるため、リビングダイニングをコーディネートするうえで窓は重要になります。
ですから、おしゃれに見せる以前に、窓と家具などのレイアウトについても考えなくてはなりません。
リビングダイニングに配置する家具・家電で、多くの方が悩まれるものがテレビです。
「テレビ」は、リビングのレイアウトを決める際はまず最初に決めておくべきといわれています。
なぜなら、テレビと窓の位置関係によっては、テレビが見えにくくなってしまうからです。
例えば、窓の前にテレビを配置した場合で考えます。
窓の前にテレビを配置すれば、逆光になることが多いです。
カメラやスマホなどで経験した方も多いと思いますが、逆光の位置でレンズを向けると、対象の人物などは暗くなってしまいますよね。
これはテレビでも起きることで、窓の前にテレビを置いた場合がまさにそれです。
そのため、リビングダイニングでは窓や他の家具などを決める前に、テレビの配置を前もって決めておくことが重要なのです。
そしてその際は、窓の前にテレビを配置することは避けましょう。
また、おしゃれに見せるためには、生活感が極力出ないようにすることがポイントとなります。
テレビはコードが多く、ぐちゃぐちゃになっているのが丸見えですと、生活感も出ますし見栄えも悪いですよね。
ですから、テレビをいざ配置する際は、コードを綺麗にまとめ、丸見えにならないように工夫するようにしましょう。
おしゃれに見せる!リビングダイニングのポイント②
リビングダイニングの開放感を抜群に感じるためには、窓と家具・家電が重要となるのはお伝えしましたね。
SNSなどでおしゃれなお部屋の画像を見ると、シンプルなお部屋も多いです。
特に、リビングダイニングは最小限の家具・家電しか置かないようにすると、その分開放感があります。
ですが、リビングダイニングは家族が集まるお部屋ですから、どうしても物が多くなりやすい場所でもあります。
そのため、リビングダイニングにも収納できる家具などを置くと良いでしょう。
おしゃれに見せるには生活感が出ないようにすることがポイントですが、収納ケースを置いてしまうと生活感が出てしまいますよね。
そこでおすすめするものが、テレビ台です。
テレビ台の中には、大容量の収納を兼ね備えているものもあるのです。
物を収納できる他、生活感の出やすいテレビのコードを隠すこともできます。
テレビ台1つで収納もできれば、収納ケースなどを用意しなくて済みますから、すっきりとした印象のリビングダイニングになりますよ。
また、窓との位置に注意すれば、窓の邪魔にもなりませんから、開放感も申し分なく感じられるでしょう。
ここで、収納を兼ね備えた、おすすめのテレビ台をご紹介します。
【大塚家具:テレビボード プラッツ 150】
・サイズ:幅1500㎜×奥行435㎜×高さ1665㎜
・参考価格:99,900円(税込)
・テイスト:ナチュラル
こちらのテレビ台のテイストはナチュラルですので、ほかにテーブルとソファを配置して、シンプルでおしゃれな北欧風なリビングスペースを作ってみても良いですね。
窓の前に家具を置く場合は要注意!
ここで一つ、注意していただきたいことをお話しします。
それは、窓の前に家具を置く場合の注意点です。
リビングダイニングのように、窓も家具も多く配置するお部屋では、何かしらは窓の前に配置することになるでしょう。
その際、特に冬に発生しやすい「結露」に注意しなければなりません。
結露が発生し放置しておくと、カビの発生にもつながります。
おしゃれな家具を窓の前に配置したことで、その家具にまでカビの影響を受けてしまったら大変ですよね。
ですから、窓の前に家具などを配置する場合は、窓から少しすき間をあけて配置するようにしましょう。
また、窓に結露防止シートなどを貼って、窓の結露対策を万全にしておくこともおすすめします。
おしゃれなリビングダイニングになるように、こういった細かい対策もとっておくようにしましょう。
横長デザインの窓でおしゃれなリビングダイニングに!
ここでは、デザイン性のある窓を設置する際のリビングダイニングのコーディネート例をご紹介します。
設置する窓は横長の窓です。
横長窓によりスタイリッシュに見せることができ、奥行きを感じさせる開放感のある空間になります。
リビングで横長窓を配置する際におすすめの方角は、やはり南向きです。
天井に近い高さに横長窓を配置することで、室内に優しい自然光を取り入れることができるのです。
家具の配置はシンプルにするのがおすすめです。
テレビ台とテーブルとソファ、この3つを先ほどのポイントを参考に配置します。
ダイニングスペースには、上下に2つ横長窓を配置すると良いですね。
優しい温もりのある光が2つの窓から入ってくるので、癒しの空間になります。
横長窓の側にダイニングテーブルを配置し、ここに間接照明やブラケット照明を設置すると、シーンに合った演出も可能です。
外からの視線や日差しが気になる場合は、おしゃれなカフェカーテンやロールスクリーンを横長窓につけると良いでしょう。
横長窓を使って、おしゃれなリビングダイニングにしてみるのもおすすめです。
おしゃれな窓が良いとは限らない!
リビングをおしゃれに見せるためのコーディネート例として、横長窓を使ったものをご紹介しました。
ですが、リビングに設置する窓を選ぶ際には注意して頂きたいことがあり、それは「おしゃれな窓を選べば良い」ということではないことです。
窓には横長窓以外にもデザイン性のあるものもあり、その一つには「縦すべり窓」が挙げられます。
縦すべり窓は縦長の窓で、レバーをクルクル回して窓を開閉するものです。
SNSなどでも、シンプルモダンなテイストの住宅でよく見かける窓ですね。
スタイリッシュでおしゃれな印象を受けますので、「かっこいい!」という先入観だけでこの窓を選んでいる方も多いです。
しかし、実際に使ってみると、使い勝手が良いとはいえないものなのです。
縦すべり窓は、内側に網戸がついているのですが、固定式ですと取り外しが面倒といわれています。
さらに、窓の外側の掃除がしにくいこともマイナスな面ですね。
1階などであれば外から掃除できるので妥協できますが、2階の場合は設置のしかたによっては自分では掃除することが困難です。
見た目はおしゃれでも、使い勝手が悪いと今後の生活にも影響しますから、見た目だけで判断せず、使い勝手の良い窓なのかを確認してから設置するようにしましょう。
窓からおしゃれな部屋を演出!
この記事ではリビングダイニングをおしゃれに見せるためのポイントについてお話をしました。
その際は窓も重要で、窓の位置によってはテレビが見えにくくなったり、開放感が感じにくいリビングダイニングになったりすることも考えられます。
また、窓もおしゃれな窓を選べば良いというわけでもありませんから、実用性を考えながら選ぶことが大切です。
この記事でご紹介したポイントやSNSの画像などを参考にして、おしゃれなリビングダイニングになるようにしてみてくださいね。