1K賃貸住まいの方、家具のレイアウトやインテリアにお悩みではないですか?
1Kの物件だと部屋が狭い場合が多く、限られた空間で快適にかつおしゃれな部屋にするのは案外難しいものです。
そこでここでは、1Kの間取りでの家具やインテリアについてのお悩みを解消するべく、お話をすすめてまいります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1K賃貸住まいでの家具配置のポイント
賃貸物件の1Kは、キッチンと居室が分かれている間取りです。
ちなみに、1Rはキッチンと居室が分かれていない間取りのことをいいます。
1Kだと玄関ドアを開けた廊下にキッチンがあるケースが多く、居室の独立性が高いことが利点といえるでしょう。
また、キッチンに冷蔵庫や洗濯機が置けるスペースがある場合も多いです。
つまり、余計な家電がないため居室が過ごしやすく、インテリアも統一感が出しやすくなります。
その居室に家具を配置する際には、気を付けていただきたいポイントがあります。
まず、家具は大きいものから配置するようにしましょう。
1Kにお住まいであれば、一人暮らしの方が多いですよね。
そうすると、家具で必要なものといえばベッド・テーブル・テレビ台・収納家具でしょうか。
この中で考えると、一番大きいものはベッドですね。
ですから、ベッドの配置を考えてみましょう。
次項で詳しく解説していきます。
1K賃貸住まいの最適なベッドの配置は?
1Kの賃貸にベッドを配置するとなると、以下の2パターンが主に考えられます。
「どうやってベッドを置こう…」とお悩みの方は参考にしてみてくださいね。
①距離の短い壁の方にベッドを配置
部屋の距離の短い壁の方にベッドを配置すると、広いスペースを確保することができます。
そのため、ベッドの他にもあまり大きさのないソファや椅子などを置くことができます。
ただし、クローゼットの扉の前にベッドを配置する場合は、扉がきちんと開閉できるか事前に確認するようにしましょう。
②距離の長い壁の方にベッドを配置
部屋の距離の長い壁の方にベッドを配置すると、ベランダへの動線がいいレイアウトになります。
よく洗濯物を外に干すという方は、このレイアウトがおすすめですよ。
ただし、大きさのある他の家具は置けないことが多くなるので、その点は注意するようにしましょう。
それでは、次項からは快適かつおしゃれなインテリア空間にするためのコツについてお話をしていきます。
1K賃貸の部屋を快適かつおしゃれなインテリア空間に!
「1Kの賃貸だと狭くて、快適でおしゃれな部屋にするなんて無理」とお考えになる方が多いかもしれませんね。
しかし、そんなことはなく、少しのコツで快適でおしゃれな部屋にすることができるのです。
まず、部屋の奥側に高さが低い家具を配置してみましょう。
そして、手前側にそれより高さのある家具を配置します。
そうすることで、部屋全体に奥行き感が出るのです。
例を挙げてみましょう。
部屋の奥側にベッドを配置するとしたら、高さの低いローベッドにします。
そして、ベッドの手前側にそれより高さのあるソファを置けば奥行き感が出て、1Kでも広く感じることができます。
もしも、他の家具を置きたい場合は、全体的に高さがあまりない家具を選ぶようにするのがポイントです。
高さがある家具だと圧迫感が出てしまうためです。
部屋に広さがあると、快適に過ごすことができますよね。
また、部屋がおしゃれな印象にもなります。
ただし、当たり前ではありますが、家具を選ぶ際は高さだけではなく他のインテリアグッズとのコーディネートをよく考えて決めるようにしてくださいね。
インテリアグッズでおすすめのカラー
狭い賃貸の1Kの部屋を、少しでも広く見せたいものですよね。
先ほどもお話ししたように、家具の高さを低くするというのもコツの一つですが、インテリアグッズのカラーチョイスでも部屋を広く見せることができます。
それはずばり、「シンプルで明るい色」を選ぶことです。
おすすめは、白や木材でも明るい色合いのものです。
明るい色だと色自体があまり強調しないので、部屋が全体的に広く感じるのです。
テレビ台やテーブルなどの家具もそのような色を選択すると、空間を広く見せることができます。
また、ベッドリネンの色もシンプルで明るい色にすると、より統一感が出ておすすめです。
差し色を入れたいというようなときは、賃貸ですから壁に大きな穴などは開けられませんので、観葉植物などのグリーンを置くといいですよ。
おしゃれなインテリアグッズ①
ここからは、1K賃貸の部屋でも映えるおしゃれなインテリアグッズをご紹介していきます。
●照明
スタンドライトやデスクライトなど、照明を置いてみましょう。
例えば、部屋の隅にスタンドライトを置くことで、夜はリラックスしつつおしゃれな雰囲気を楽しむことができます。
また、可能でしたら居室全体を照らす照明をペンダントライトに替えてみるのもおすすめです。
ただし、あくまでも賃貸物件ですから、可能な範囲で行うようにしてくださいね。
●ラグ
ベッドの横に明るい色のラグを置いてみましょう。
一枚置くだけで、がらりと雰囲気が変わります。
●ミラー
壁に横長のミラーをかけるのもおすすめです。
あえて横長のミラーにすることで、空間を広く見せることができます。
ただし、あまり重たいものはかけられませんので、購入する前はミラーの重さをチェックするようにしましょう。
●ファブリックパネル
ミラーと同様、ファブリックも横長のものがおすすめです。
ファブリックパネルは発泡スチロールと自分の好きな布で簡単に自作することができ、重さもないので、賃貸の部屋でも気兼ねなく飾ることができます。
おしゃれなインテリアグッズ②
●デザインチェア・スツール
座るためだけではなく、インテリア空間の一部としてデザインチェアやスツールを置くのもおしゃれです。
有名デザイナーの椅子やスツールは高価ですが、一生ものでもあります。
また、1Kのような狭い部屋でも圧迫感なく置くことができますよ。
●花や枝もの
先ほども少し触れたように、観葉植物を置くのもインテリア空間のポイントになり、おしゃれな演出ができます。
その他、お好みのフラワーベースに花や大ぶりの枝ものを飾るのも効果的です。
●カゴ
テレビのリモコンや文房具など、こまごましたものが案外多くありますよね。
それらを出しっぱなしにしていると雑然とした印象となってしまうので、おしゃれなカゴに収納してしまいましょう。
1Kの賃貸物件ですと収納が少ない場合も多いですから、中身が見えないカゴがあるととても便利です。
●フレグランスディフューザー
部屋をおしゃれに見せるには、視界からだけではなく、「匂い」で演出することも可能です。
そのためには、フレグランスディフューザーを置いてみましょう。
フレグランスディフューザーは見た目がおしゃれなものが多いだけではなく、部屋をふんわりと優しい香りで包みます。
それだけで、快適に過ごすことがでますよ。
1K賃貸物件でも快適でおしゃれな部屋にできる!
1Kは狭いし賃貸だからと、部屋をおしゃれにすることを諦めていませんか?
1Kでもお話ししてきたように、家具の置き方やインテリアグッズのカラーチョイスを工夫することで、快適でおしゃれな部屋にすることが可能です。
ここでご紹介したコツやインテリアグッズなどを参考にして、ぜひご自分の部屋を快適でおしゃれな空間にしてくださいね。