これから家を建てることを検討されているのであれば、多くの情報が載っているブログを参考にしてみましょう。
ここでは平屋に焦点を当て、そのメリットとデメリットをご紹介していきます。
また、平屋の間取りのポイントや耐震性にも触れていますので、平屋建築をご検討の方だけでなく、平屋に漠然と憧れを持たれている方もぜひご覧になってみてくださいね。
家を建てるなら平屋!なぜ平屋が人気?
近年、家を建てるなら平屋がいいという方が多くいます。
少し前までの平屋のイメージは、年配のご夫婦がゆっくりのんびりと暮らしているというものではなかったでしょうか。
しかし、若い子育て世代にも平屋が人気なのです。
それはいったいどうしてなのでしょうか。
まず、それは平屋に対してのイメージの違いにあります。
前まで「平屋は古臭い感じ」というイメージを持たれることが多かったですが、最近ではあえて平屋にするおしゃれな方が増えたことにより、平屋はスタイリッシュだというイメージに変化していったのです。
特に、ブログやインスタグラムなどでもおしゃれな平屋の家を目にする機会が多いこともその理由のひとつでしょう。
住宅展示場でも平屋でスタイリッシュな家を見ることも最近は多く、平屋に憧れる方も多いのです。
しかし、どんな家でもメリット・デメリットそれぞれあります。
それでは次の項より、多くの情報が載っているブログを参考にして平屋のメリット・デメリットをご紹介していきます。
ブログを参考に!平屋の家を建てるメリット
それではさっそく、多くの情報が載っているブログを参考にして平屋の家を建てるメリットからご紹介していきます。
●生活動線がいい
2階建ての家であれば、生活動線の中で階段の昇り降りが大変です。
しかし、平屋であれば階段がなく1フロアで生活するので動線が短く、効率的に行動することができます。
●階段がないので子供のケガの心配がない
平屋には階段がないので、幼い子供が階段から落ちてしまうという心配がありません。
●メンテナンス費用がかかりにくい
大掛かりな家のメンテナンスをする際は、足場を組むことがあります。
その足場代の費用が意外とかかるのですが、平屋であれば2階建てと比較して足場代を抑えることができます。
しかも、平屋は構造が比較的シンプルなので、メンテナンスの項目が少ないのも費用を抑えることのできる理由のひとつです。
このように、平屋には多くのメリットがあります。
しかし、その反面デメリットもありますので、次項を参考にしてみてください。
ブログを参考に!平屋の家を建てるデメリット
ここからは、平屋の家を建てるデメリットについて、ブログの情報を参考にしつつご紹介していきましょう。
●広大な土地が必要
狭い土地や近隣住宅がほとんど2階建ての場合は、安易に平屋の家を建てることをおすすめできません。
平屋の家を建てるには、生活するうえで困らない程度の広さの間取りと、近隣住宅からの視線を避けるという意味でも広大な土地が必要となります。
ただし、建築基準法には「建蔽率」というものが定められています。
そのため、土地いっぱいに家を建てるのではなく、それぞれの土地で定められている建蔽率を守って建築する必要があります。
●陽当たりが悪い
平屋の中心部は陽当たりが悪くなりやすいという点があります。
横や縦に細長い間取りであれば別ですが、各部屋を回遊できるような間取りである場合、中心部ではどうしても外からの光を取り入れにくくなります。
ですから、中心部には中庭をつくったり、天窓をつけるなどの工夫が必要となります。
しかし、それらを行うことで費用がかさむ要因ともなります。
ブログから情報を得よう!平屋の間取りのポイントは?
「家は3回建てないと理想的な家にならない」とよく言われるように、実際に暮らし始めてから失敗だったということが多々あります。
家を建てることは、ほとんどの人にとって人生で一番大きな買い物になりますから、後悔はできるだけしたくないものです。
ブログにはさまざまな情報が載っていますが、その中で間取りについて書かれているものがありますので、それを元に平屋の間取りのポイントをご紹介していきます。
まず、水回りと寝室の位置は離すようにしましょう。
トイレやお風呂、洗面所から聞こえてくる水の音は、就寝中は特に気になる音なのです。
また、1フロアしかない平屋では、それぞれの部屋の出入り口を2つつくるといいという意見があります。
そうすることで、出入り口が1つであるより動線がスムーズになるからです。
できれば、ぐるぐる回れるような間取りであるとさらに動線がスムーズになるでしょう。
また、前の項でもお話ししましたが、家の中心部分にはなかなか陽が当たりにくいです。
そのため、費用がかさむことになるかもしれませんが、吹き抜けや中庭、天窓をつくることで採光が取れるような間取りにすることをおすすめします。
平屋は構造上強い?
平屋は構造上強いとブログで目にする機会も多いですが、本当にそうなのでしょうか。
2階建ての家であれば、地震が起きた際に2階部分が大きく揺れてしまうことが考えられます。
その反面、平屋であれば2階部分がないので、一般的な2階建ての家よりは耐震性は高くなります。
しかし、このことだけで平屋が構造上強いとは言い切れないのです。
2階建ての家でも、複雑な形ではないシンプルなつくりであれば耐震性は上がります。
そして、平屋だとしても、つくりやその土地の地盤の強さによって耐震性は変わるのです。
そのため、「平屋の方が2階建てより構造上強い」とは断言できないのです。
地震大国とも言われる日本で家を建てるなら、誰もが地震に強い家をつくりたいものでしょう。
それでは、少しでも地震に強い家にするには具体的にどのような対策を行うべきなのでしょうか。
少しでも地震に強い家にするには?
地震の多い日本で家を建てるなら、地震対策は行っておきたいものです。
どの対策も基本的なことで、平屋でも2階建ての家でも条件は一緒です。
地震対策については、ハウスメーカーにも事前によく確認するようにしましょう。
●壁を多くする
家を支えているのは壁なので、壁が多いほど耐震性は上がります。
反対に、窓が多く壁が少ない家は支える力が弱くなってしまうので、その分耐震性が低くなってしまうと考えられます。
●柱の強化
柱と柱の間に筋交いをかませたりなど、柱を強くすると耐震性は上がります。
ただし、柱を強くする工法はそれぞれのハウスメーカーによって異なりますので、担当者に確認してみるようにしましょう。
●屋根の軽量化
屋根を軽くすることで、家自体への負担も軽くなるので結果的に耐震性が上がります。
ただし、太陽光パネルを屋根に搭載する場合には注意が必要です。
太陽光パネルはかなりの重量ですので、搭載したいということであれば設計段階でその旨を伝えるようにしましょう。
ブログには、どのような地震対策を行ったか書かれていることもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
平屋について理解を深めよう
平屋を建てるのであれば、ここでご紹介したメリットとデメリット、間取りのポイントや耐震性について理解を深めるようにしましょう。
ハウスメーカーの担当者ともよく相談して、納得のいく家を建てたいものですね。
また、ブログには平屋を建てた方の多くの経験談が書かれています。
経験者の話はとても参考になりますので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。