1LDKで快適な二人暮らしを送るには家具選びと配置に注意!

結婚を視野に入れたカップルで、これから二人暮らしをするためのアパート探しをする方はいらっしゃいますか。

二人暮らしにふさわしい間取りはいくつかありますが、ここでは「1LDK」に注目してお話ししていきます。

二人暮らしで1LDKに住む際のメリットやデメリット、また家具のおすすめの配置などについて詳しくご説明していきましょう。

ぜひ参考にしてください。

1LDKで二人暮らしはできる?配置に注意が必要?

1LDKは、一人暮らし~二人暮らしに対応した間取りになっています。

LDK(リビングダイニングキッチン)と個室が1部屋ある間取りになっており、LDKの大きさは8畳以上という基準が決まっています。

1LDKで二人暮らしをする場合、普段二人が過ごす場所はLDKとなり、個室は寝室として利用することが多いでしょう。

LDKは広さがあるため、二人で過ごしていて狭いと感じることはほぼありません。

しかし、家具を考えなしに配置してしまうと、圧迫感のある空間となってしまい、過ごしにくい部屋と感じてしまうため注意が必要です。

アパートのLDKの大きさに合った家具を、正しく配置する必要があることを覚えておきましょう。

上記のことから1LDKで二人暮らしをすることは十分可能ですが、個室が寝室しかないため、在宅で仕事をする部屋や、趣味の部屋を設けることはできません。

仕事部屋や趣味の部屋が必要な場合は、1LDKよりも広い間取りが必要となるでしょう。

メリットが知りたい!1LDKでの二人暮らし

ここでは、1LDKで二人暮らしをする際のメリットをご紹介していきます。

物件を決める前に、ぜひ頭に入れておきましょう。

●パートナーとコミュニケーションがとりやすい

1LDKは普段過ごす部屋が常に一緒なので、パートナーとコミュニケーションが取りやすくなります。

距離が近くなるため、会話が自然と増え、絆も深くなります。

また、共有スペースが増える分、家事の分担もしやすくなる傾向があります。

●人を呼びやすい

LDKが独立しているため、お互いの友達を部屋に呼びやすいでしょう。

パートナーの友達が来ている時も、寝室にソファやテレビを配置しておけば、自分は寝室でゆっくりと過ごすことができます。

気を使うこともあまりないでしょう。

●家賃が安い

2LDKなどと比べて、間取りが狭い分、家賃が安い傾向があります。

将来を考えて貯蓄するため、あえて1LDKを選ぶカップルも中にはいらっしゃいます。

●赤ちゃんが生まれても安心

子供可のアパートであれば、結婚後に赤ちゃんが生まれても、そのまま住み続けることができます。

子供がある程度大きくなるまでは1LDKでも生活できるため、慌てて引っ越す必要はないでしょう。

1LDKで二人暮らしをする際のデメリットとは?

前項では1LDKで二人暮らしをする際のメリットをご紹介しましたが、逆にデメリットはどのような点があげられるのでしょうか。

以下でまとめてご紹介しましょう。

●収納が少ない

1LDKでは二人分の荷物を収納するため、備え付けの収納スペースだけでは足りなくなることが多いようです。

しかし、部屋に大きな収納棚を配置すると、場所をとるためあまりおすすめできません。

なるべく荷物を減らしてから引っ越すか、または収納が多い間取りを根気強く探すことをおすすめします。

●生活リズムが合わないとストレスになる

パートナーが同じような時間に寝起きするなら問題はないのですが、仕事の関係で早朝に起きたり、深夜に帰宅したりすることもあるでしょう。

そうなると、物音で目が覚めてしまったり、逆に起こしてしまうことも考えられます。

寝不足は深刻なストレス問題となるため、注意してください。

●子育てしにくい

子供が赤ちゃんのうちは、頻繁に夜泣きをするものです。

LDKと寝室が隣り合わせの間取りの場合、違う部屋で寝ていたとしても、パートナーが泣き声で起きてしまうこともあるでしょう。

気を使うことで、余計なストレスを溜め込む心配が懸念されます。

1LDKで快適なリビングを目指す!おすすめの配置方法

1LDKのアパートだと、LDKはあまり広くないことが多い傾向があります。

8畳ほどのLDKだった場合、二人暮らしでくつろげるリビングを作るには、どのようにレイアウトすれば良いのでしょうか。

まず、家具を配置する上で気をつけるポイントは、部屋を広く見せるレイアウトにするという点です。

部屋を広く見せるためには、家具を極力減らし、小さくて背が低い、華奢な家具を配置するようにしましょう。

例えば、リビングに置く家具は、テレビ台とソファ、ローテーブルなど3点くらいに絞ると良いですね。

すべて小さめの家具でまとめるのが理想ですが、ソファが小さいと二人でゆったりと座ることはできなくなる可能性があります。

もし大きな3人掛けのソファを配置するなら、ローテーブルの使用は控えましょう。

また、選ぶソファはどっしりとしたデザインではなく、脚が細く華奢なデザインを選ぶようにしてください。

大きなソファでも、重厚感のないデザインを配置することで、圧迫感のないリビングにすることができます。

さらにリビングを占める家具は、部屋の1/3程度の割合が理想です。

これ以上になると窮屈な印象を与えるため、バランスを見ながら配置することが重要です。

1LDKの収納問題!LDKにはおしゃれな壁面収納を配置する!

先ほど、1LDKでの二人暮らしのデメリットとして、備え付けの収納が足りなくなるというお話をしました。

しかし、本や小物類など、衣類以外に収納すべきものはたくさんありますよね。

二人暮らしでは、それらの収納物も二倍になります。

そのような時、ただ大きな収納棚を部屋に置くと、圧迫感を感じるためあまりおすすめできません。

代わりに、おしゃれで実用的な壁面収納を活用しましょう。

壁面収納とは、壁を利用した奥行きの短い棚になります。

シェルフなどとして取り扱っている店舗もあり、カラーボックスなどよりも使い勝手が良く、圧迫感もなく見た目もおしゃれです。

麻のカゴなどを合わせれば、細かい小物類もまとめて収納することができます。

また、書籍などは見せる収納として、バランスを見ながら配置しても良いでしょう。

壁を利用したスペースを圧迫しない収納なので、ソファやテレビ台は問題なくリビングに配置することができるでしょう。

二人暮らしの1LDK!ダイニングの家具配置のレイアウト例

1LDKで二人暮らしをする場合、リビングは小さくて背の低い家具でまとめることをおすすめしました。

ここでは、ダイニングスペースを見ていきましょう。

ダイニングは食事をとるスペースですが、二人暮らしであれば四人用の大きなダイニングテーブルなどは必要ありません。

代わりに、二人用の小さなダイニングテーブルを配置しましょう。

キッチンカウンターがある場合は、ダイニングテーブルを横につけて配置してください。

こうすることで、カウンターとテーブルに一体感が出て、ダイニングをすっきりとおしゃれに見せることができます。

また、キッチンカウンターに椅子を合わせて、食事をとるスペースを作っても良いでしょう。

ダイニングテーブルを配置しなければ、LDKをさらに広く見せることができて、リビングスペースを広げることに繋がります。

キッチンカウンターがある場合はぜひ活用しましょう。

1LDKで二人暮らしをする場合はレイアウトに工夫しよう

1LDKで二人暮らしをすると、パートナーとの絆が深まったり、家賃が安いため貯蓄に回せるなど、さまざまなメリットがあります。

寝室と生活スペースをしっかり分けることもできるため、1LDKで二人暮らしは問題なく行えるでしょう。

しかし、快適に生活するには、圧迫感のない余裕のある間取りにレイアウトをする必要があります。

配置する家具は、小さく背の低いものを選ぶよう心掛けましょう。