窓に貼られた粘着シートの簡単で確実な剥がし方

窓用のシートは用途によりたくさんの商品が売られています。

目隠し、遮光、防犯、デザインなど、その目的はさまざまです。

しかし、いろいろな事情から窓のシートを剥さなければいけないというときがあります。

ただ、糊でしっかり粘着されているシートをきれいに剥がすことはできるのでしょうか?

そこで今回は、窓のシートの綺麗な剥がし方をご紹介したいと思います。

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窓のシート剥がしたい!どうやって剥がす?

窓にシート(フィルム)を貼っているご家庭は数多く存在します。

プライバシー保護から防犯まで、その理由はさまざまです。

使用箇所も家の中心であるリビングから、プライバシーに神経を使うバスルームなど多岐にわたります。

中には「中古住宅に引っ越したら、シートが貼られた窓だった」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。

いろいろな用途やデザインの窓用シートが販売されており、数多くのラインナップから好みの商品を選べます。

一方、経年劣化やデザイン変更などの理由で、シートを剥がす必要が出てくる場合もあるでしょう。

簡単に剥がせると思っていたシートでも、いざ剥がそうとすると接着剤(糊)の粘着力が強く、簡単には剥がせないこともあるでしょう。

特にプロの施工で窓に貼り付けたシートの場合は、更に強力な粘着力となっています。

窓に貼り付けたシートの上手な剥がし方には、どのような方法があるのでしょうか?

窓のシートの剥がし方①プロに頼む

窓のシートの剥がし方には大きく分けて2つの方法があります。

それは、自分で剥がす方法と、プロに頼んで剥がしてもらう方法です。

まず、プロに依頼する場合、新しいシートへの張り替えには対応していますが、剥がすだけの作業というのは多くの業者はやってくれません。

逆に言えば、新しく張り替えを検討しているのであれば、プロに依頼するのもひとつの方法といって良いでしょう。

ちなみに相場は、一般的なシート代込みで、1m²につき8,000円~10,000円位が相場です。

プロに依頼する金額としてはそれほど高い金額ではありません。

しかし、窓のシートを剥がし方は、コツさえつかめば自分で簡単に行える作業なのです。

窓のシートの剥がし方②自分で剥がす

窓のシートの剥がし方として、押さえるポイントは以下の3つです。

○シートが破れてもめげずに剥がす

特に年数が経過したシートなどは強力に粘着している状態が多く、シートを剥がすのもかなりの一苦労となります。

剥がしたシートは不要となりますので、破れたとしても気にする必要はありません。

作業がはかどらないとしても、めげずにがんばって剥がしていきましょう。

○残った接着剤も綺麗に取り除く

シートを剥がす際、接着剤が窓に付着して残ってしまいます。

言うまでも無く、これも綺麗に剥がす必要があります。

○部屋を濡らさない、汚さない

シートを剥がす際、窓にかなりの洗剤液を吹きかけることになります。

当然のことながら、多かれ少なかれ床に水が滴り落ちます。

洗剤液で汚さないようにフィルムなどで十分に養生しましょう。

窓のシートを剥がすにはまずは道具を揃えよう!

窓のシートの剥がし方の手順で最初の重要な部分は「剥がすのに使用する道具を揃える」というところです。

窓に付着している接着剤はなかなかしぶとい粘着力があります。

人間の素手だけで剥がすという無謀な考えを持たないようにしましょう。

以下に必要な道具をまとめましたので参考にして下さい。

どれも、ホームセンターなどで簡単に購入きます。

○必須で用意する必要がある道具

◆霧吹き

容器の容量が500ml程度の霧吹きをご準備下さい。

ホームセンターや100円ショップ等で購入が可能です。

・トラスコ中山(株):TRUSCO スプレーガン 500ml 希望小売価格918円(税込)

逆向きでも横向きでも噴霧することが可能な霧吹きスプレーです。

◆水+台所用洗剤水500mlに大さじ1の台所用洗剤を入れて混ぜ合わせた洗剤液を作ります。

水は人肌強程度のぬるま湯だとなお良しです。

◆スクレーパー

スクレーパーとは壁の施工などで使用される「ヘラ」のことです。

シートを剥がす際の必須な道具となりますので必ず準備して下さい。

ホームセンターではさまざまな用途のスクレーパーが売っています。

あらためて購入する場合は「シール剥がし用」と定義されているものを選ぶと良いでしょう。

・ヤヨイ化学工業(株):ナルビースクレーパーS-PRO 希望小売価格1,944円

シール剥がし、ガラスの汚れ剥がしに特化したスクレーパーです。

スクレーパーの代わりにカッターナイフを使用する人がいますが、危ないので絶対にやめて下さい。

◆養生用のフィルムやビニールシート

剥がす際に水を使用しますので、窓のまわりの床が汚れないように養生します。

・布コロナマスカー 1100mm×25m 参考価格226円(税込)

粘着テープと養生フィルムが一緒になった便利なマスキング・シートです。

○あった方が良いもの

◆シール剥がし専用スプレー

剥がすのがやっかいな頑固な接着剤を一掃するために使用します。

・FPS:ラベルはがし名人 180ml 参考価格755円(税込)

強力ですが石油系の液体となるので、その部分よく理解して使うようにしましょう。

◆カッターナイフ

シートを剥がしやすくする為の切り込みを入れておく時に使用します。

前述の通り、スクレーパーの代わりには絶対に使用しないようにして下さい。

窓のシートの剥がし方の第1段階はフィルムを剥がすこと

それでは早速作業に入りましょう。

○洗剤液の準備と養生

確実な窓のシートの剥がし方として、作業前の準備を怠ってはいけません。

まず、今回の作業で大事な洗浄液を作ります。

霧吹きの容器に500mlの水と大さじ1杯程度の台所洗剤を入れて混ぜ合わせておきます。

また、霧吹きで水を大量に噴霧しますので、養生フィルムやシートなどで窓の周りの足元を覆っておきましょう。

○カッターで切り込みを入れる

あらかじめカッターでシートに切り込みを入れておきます。

これは、洗剤液を染み込ませるためと、シートを剥がしやすくするためです。

ガラスにキズがつかないよう、力の入れすぎに注意してください。

○洗剤液をまんべんなくスプレーする

カッターの切り込み部分を意識して、窓全体に洗剤液を噴霧して下さい。

時間とともに接着剤に作用するため、多少なりとも剥がしやすくなります。

○スクレーパーを使用しシートを剥がしていく

スクレーパーを使用し、角を手でつまめる位にシートを剥がし、その部分を引っ張って剥がします。

接着剤が強くて剥がれにくい場合は、再度洗剤液をスプレーで吹きかけながら剥がすと効果的です。

なお、剥がした後は、必ず糊りが残りますが、これは後ほどしっかり処理をしますので、ここではあまり気にする必要はありません。

全てのシートを剥がしたら、第1段階は終了です。

窓のシートの剥がし方の第2段階は頑固な接着剤を剥がすこと

続いては、シートを剥がした後、窓にこびりついた接着剤の効果的な剥がし方を説明します。

○こびりついた接着剤の上に洗浄液を噴霧

まず、洗剤液を再び全体に噴霧します。

その上から厚さ1枚の新聞紙を貼り付けて下さい。

濡れが足りないところは新聞紙の上からさらに噴霧すると良いでしょう。

30分程度放置しておくと接着剤が柔らかくなり、剥がしやすくなります。

○接着剤をスクレーパーで剥がす

新聞紙を取り除き、接着剤を剥がしやすくなったらスクレーパーを使用して接着剤を剥がしていきます。

もし、剥がれにくい箇所がある場合は、シール剥がし専門のスプレー液を使用して下さい。

すべて剥がれたら、綺麗に窓を拭き取り、後片付けをして終了です。

なお、スクレーパーに付いている接着剤のカスは、すぐに綺麗に取り除く必要があります。

乾くとスクレーパーの刃の部分から取れなくなり、かなり厄介なことになります。

窓のシートの剥がし方は思いの他簡単にできる!気軽にチャレンジしてみよう!

以上、今回は窓のシートの剥がし方について説明しました。

強力に粘着している窓のシート剥がしは、いかにして接着剤を綺麗に取り除くか、と言い換えることが可能です。

ただし、全体的には道具の準備も含め、それほど特別な作業は必要としません。

今回の記事が、みなさまのシール剥がしの参考になれば幸いです。