新築のマンションを東京で購入する場合の注意点とは?

東京で新築のマンションを購入するということは大きな決断です。

人生にそう味わうことのない一大イベントですから、できることなら失敗したくないと思うのは誰しも同じなのではないでしょうか。

ここでは、東京で新築マンションを購入する際に気をつけるべき点を中心にお話ししていきます。

東京であこがれの新築マンション!購入時の注意点とは?

東京で、中古ではなく新築マンションを購入するとなると、気持ちも高揚することでしょう。

東京は地価が高い場所が多く、そのような場所に新築マンションを購入するとなると、うれしさだけではなく少し不安もあるでしょう。

マイホームの購入は多くの場合、人生に何度も経験できることではない一大イベントとなりますから、失敗は避けたいものです。

新築マンション購入という大きな買い物を失敗しないための注意点はいくつかあります。

さっそくみていきましょう。

【騒音問題】

まず、騒音です。

内覧のときにはわかりにくい騒音ですが、実際暮らし始めて気がつくことが多いようです。

昼間に内覧して静かだったとしても飲食店などが周囲にある場合、夜間に外が騒がしくなることがあるかもしれません。

また、上の階や下の階から、お子様の騒ぐ声がしたり、ペットの鳴き声や爪の音などは入居後でないとわからないことです。

そういったことを踏まえ、購入前に注意したいポイントは、「鉄筋コンクリート造」です。

鉄筋コンクリートは防音性の高い建築構造となっています。

東京は、昼夜問わず賑やかな場所も多くあります。

あらかじめ、そういった防音性の高い建築構造のマンションを選ぶことで、後々、騒音に悩まされるといった失敗を防ぐことができるでしょう。

新築マンション購入後、イメージとの相違がないようにするために

新築マンションを購入するためにモデルルームを見学し、内装や装備がすばらしいと感じて購入したはずが、「実際にはオプション仕様だったため、イメージと違っていた」という失敗例があります。

モデルルームは、見学者の購入意欲を高めるために、魅力的な装備や設備にした豪華な仕様となっている場合が多いでしょう。

特に、見た目として印象に残る壁や床はグレードの高いものが採用されていることが多いです。

さらに、システムキッチン、バスルーム、トイレといった水回り系の設備も、オプション仕様で豪華で便利な機能を体験できる場合が多いでしょう。

そのため、有料であるオプションをつけずに購入すると、思っていたイメージとの相違が生まれてしまいます。

ですから、モデルルームを見学する際、魅力的な設備や装備は有料のオプションかどうかを確認し、オプションをつけない標準仕様の場合はどのようになるのかということをあらかじめ聞いておくようにしましょう。

さらに、気をつけておきたい点が、収納のサイズや、コンセントの場所・個数といったことも、しっかりと確認しておくことで、実際住み始めてから失敗と感じることを避けることができるのではないでしょうか。

また、東京都内の新築マンションを購入するならば、1つのモデルルームだけではなく、いくつかのモデルルームを見学するのもいいかもしれません。

一か所だけでの見学ではわからないことでも、いくつか比較することで、最適なマンションを見つけることができるでしょう。

東京は「周辺環境の変化があるもの」と割り切ることが大切!

マンション購入時は、景色は遠くまで見渡せ、日当たりもいいので、洗濯物もすぐに乾くといった環境であっても、あとから高さのあるビルやマンションが建つこともあり得るでしょう。

そうなると、今まで通りの景色も望めず、日当たりも悪くなってしまったことで、失敗したと感じる購入者はたくさんいるようです。

しかし、東京という土地柄、そのような事態は避けては通れません。

現状がよくても、後々、そういった事態もあり得るということを心構えして購入するようにすると、想定外という事態を避けることができるでしょう。

どうしても住み始めたときの環境を維持していきたいと考えるのであれば、駅に近い物件を選ぶことです。

駅に近い場所は大きな環境の変化はないことが多いので、環境の変化に失敗することは少ないでしょう。

ただ、駅に近い新築マンションは値段も高めに設定されているので、慎重に検討しましょう。

新築マンションなのに間取りで失敗?!家族構成の変化も考慮しよう

東京で新築マンションを購入する場合、間取りでの失敗は避けたいですね。

新築マンションは家族構成に合わせて間取りを選べるのが魅力のひとつです。

しかし、家族構成は新築マンション購入時から変化することも場合によってはあるでしょう。

例えば、お子様の誕生や高齢になった親を呼び寄せるといった場合です。

そのようなことをマンション購入時に想定していないと、間取りで失敗したと感じてしまうようです。

家族構成に変化があるかもしれない場合は、部屋数に余裕をもった間取りや扉を閉めると一つの部屋として仕切られるような間取りを選ぶといいでしょう。

また、お子様の成長に合わせて、部屋を分割できるようなリフォームが可能な物件を選ぶようにするのもいいかもしれませんね。

このように、万が一に備えた間取りであれば、家族構成の変化にも対応していけるでしょう。

ここまで新築マンションを購入する際に失敗しないためのポイントをお話ししてきました。

これから購入する場合は、以上のことを念頭に検討してみてくださいね。

では、次項から新築マンションを購入し、引き渡しされる際の注意点についてみていきましょう。

新築マンション引き渡し前後はチェックが重要!

新築マンションを東京で購入し、引渡し前の内覧会では

・図面通りの間取り

・部屋の寸法

・内装の汚れ、傷

などを細かくチェックします。

さらに、開け閉めできるドアや窓は、実際に開け閉めして、不具合がないかチェックします。

部屋中くまなくチェックし、気になった場所はしっかりと不動産会社に伝えて、引き渡しまでに直してもらうようにします。

その後、いよいよ引き渡しとなります。

引き渡し時は、不動産会社の方に立ち会ってもらい、内覧会で気になった場所がしっかりと直っているかチェックしましょう。

また、傷や汚れがないか確認した上で引き渡しを行うことが大事です。

それにより、引っ越し後に傷や汚れが見つかった場合、引っ越し業者によるものなのか、引き渡し前の傷なのか判断しやすくなるでしょう。

東京の新築マンションに引っ越し!注意点とは?

新築マンションの引き渡しが完了すると、いよいよ引っ越しとなります。

新築のマンションに引っ越しするときにも、注意点があります。

新築のマンションは、購入した方たちが一斉に引っ越しを進めるのでルールを守ることがとても大切です。

事前の入居説明会で伝えられる、

・引っ越し日
・引っ越し時間帯

このルールを守るようにしましょう。

引っ越しの混雑を避けるために、管理会社から引っ越し業者を指定されることもありますが、引っ越し費用が割高の場合があります。

それを避けるために自分で引っ越し業者を選ぶ場合、決められた引っ越し日時のルールを伝えておくようにします。

入居時の引っ越しでご近所トラブルにも発展しかねません。

東京の気に入った土地で新たな生活を始めるためにも、スムーズに引っ越しが進むようにしっかりと計画・準備をしておきましょう。

東京都内で購入する新築マンションで失敗しないために

東京都内で新築マンションを購入する際には、注意点がいくつかあります。

騒音問題、建築構造、イメージとの相違、周辺環境の変化、家族構成の変化に対応する間取りといった部分について、購入前から意識しておくことが失敗を避けるポイントとなります。

また、引き渡し前後は傷などない状態で引き渡されるようにしっかりと確認することが大切です。

そして入居時の引っ越しは、ルールを守ってスムーズにできるよう、計画と準備を進めましょう。