1LDKの間取りは縦長だと不便?細長い部屋は生活動線に注意

1LDKにはさまざまな間取りがありますが、中には間取りが細長くなっている物件もあります。

「縦長の部屋は、それに合った家具を選ばなくちゃダメ?」「狭く見える?」と考える方もいると思います。

しかし、インテリアコーディネートを工夫したり、広く見せる工夫をすることで、住みやすい部屋にしていくことができます。

賃貸物件を探していて「縦長の1LDKが気になった」という方のために、参考になる情報をまとめました。

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1LDKなら2人暮らしでもOK!縦長の間取りは住みにくい?

1LDKは、1部屋と「ダイニング・キッチン・リビングスペース」があり、一人暮らしなら十分な広さがある間取りだと言えるでしょう。

友達や家族をまねいて遊んだり、インテリアにこだわることができます。

備え付けの収納場所が少なくても、収納棚や収納ケースを増やせば寝る場所は広々ととれるでしょう。

すっきりと整理整頓して、快適に暮らしやすい間取りです。

また、1LDKは2人暮らしでも選ばれている間取りです。

部屋数が少ない分距離が近くなりますし、「2人でもそれほど狭く感じない」と感じる場合が多いでしょう。

「一人暮らしだと広すぎるかな」と思う方もいるようです。

そんな1LDKにはいろいろなタイプの間取りがあり、レイアウトが少し難しいと感じる物件もあります。

その一つが縦長の物件です。

縦長の間取りでうまく家具を置くためには、「生活動線をイメージする」「広く見せるレイアウトにする」といったことに注意する必要があるでしょう。

次項でくわしくご説明します。

1LDKの間取りが縦長なら生活動線の確保を意識しよう

縦長の間取りの1LDKで意識したいのは、生活動線です。

つまり、日々の生活で部屋の中を移動する道のことで、これがイメージできていないと家具にぶつかったり、遠回りをしたりして不便な状態になります。

たとえば、洗濯物を干したい場合に、リビングをドアからベランダまで移動しようとして、テーブルやソファにぶつかってしまうような状態です。

狭い隙間を通ったり、テレビとソファとの間を移動すればベランダに行けるかもしれません。

「ベランダまで行けないことはないから問題ないのかな」と考えて、家具をレイアウトした場合もあるでしょう。

しかし、毎日のことになると、「もっと暮らしやすいレイアウトはないのかな」と考えるようになるかもしれません。

家事がしやすい生活動線は、窓やドアなど固定されているものがあるので、ある程度は決まってしまいます。

はじめて一人暮らしをするという方や、部屋に置く家具がすでに決まっているという方は、最初に快適な動線を確保するのは難しいかもしれません。

縦長の部屋で動き回るときにストレスを感じにくくするには、どうしたらいいのでしょうか。

部屋を一直線に横切れたら楽!縦長の部屋をスッキリ快適に

縦長の1LDKの間取りでよく見かけるレイアウトは、家具を全部、面積の広い壁際に配置して真ん中に生活動線を確保した状態です。

ドアからベランダ、もしくは壁まで一直線に視線が抜けますので、奥行きを感じさせて広く見せる効果も期待できます。

ほとんどの家具を片方に寄せて、片方の壁をすっきりと見せることもできます。

この場合は、家具は小さめなものを選ばないと片方の壁際に置ききれないと思いますので注意が必要です。

上下突っ張り式の壁面収納などを駆使して、見せる収納を増やすのも効果的です。

家具を置いていく場所によっては、部屋を端から端まで移動する際にジグザグに歩かなくてはいけなかったり、何かの障害物を乗り越えなければいけなくなります。

ですから、廊下のようなまっすぐな生活動線を確保してスッキリとした空間にすることをおすすめします。

生活動線は「幅」に注意!縦長の1LDKは家具の大きさや形を考えよう

縦長に一直線の生活動線を確保しても、それがあまりにも狭くて、カニのように横歩きをしないといけない状態になると不便です。

一般的に、大人がスムーズに通るためには70cmくらいの幅があるといいと考えられています。

もし1LDKの間取りで2人暮らしなら、もう少し広くとったほうがいいかもしれません。

あくまでも「スペースに余裕があるなら」のお話になりますが、荷物を持って移動することなども考えて、100cm以上の幅の生活動線があると便利でしょう。

また、家具の大きさや形についても考える必要があるかもしれません。

これから家具を購入するのであれば、できれば小さめの、細長い家具を選ぶようにしましょう。

収納棚やテレビボードなら薄めのもの、ソファはコの字型よりはまっすぐな形で奥行きが少ないものを選ぶと、部屋の形に合ったレイアウトにしやすいです。

壁に対して垂直に置いていくと、ハードル飛びのように一つ一つを乗り越えなければいけなくなりますので、それぞれ壁と平行になるように配置していくようにしましょう。

テーブルや壁に飾るアートなどもすべて横長の家具に統一して置いていけば、お客さんが「長い!」と感じるような、個性的な空間にすることもできます。

縦長の1LDKを広く見せよう!色の効果

縦長の1LDKの間取りで広く見せるために、一直線に通れる道を確保して奥行きを演出することをおすすめしましたが、色の持つ効果に頼るのも一つの方法です。

ダークブラウンやブラックなど色の濃い家具は、空間を引きしめる効果はありますが、置く位置や数によっては圧迫感を与えることもあります。

入り口から近い位置に大きくて色が濃い家具を置くと、それだけで少し部屋が狭く見えてしまうでしょう。

また、縦長で細長い部屋の場合、面積が狭いほうの壁から部屋の奥までを見通したときに、左右に色の濃い家具があると、より縦長感が強調されます。

あえて細長く見せて個性を強調したいなら、それでもいいと思います。

しかし、広く見せたいということを考えるなら、壁の色と合わせたり、明るい色合いの家具を選ぶほうがいいでしょう。

また、カーテンの色も明るい色味を選んだほうが開放感を感じさせて広く見せる効果があります。

縦長の間取りの1LDKも工夫次第で快適に住める

さきほどは、家具を面積の広い壁に寄せるようにおくことをご紹介しましたが、家具の一部を壁に対して垂直に置いていることもあるでしょう。

1LDKの広さにもよりますが、「食べる場所」「くつろぐ場所」「お仕事スペース」などを、それぞれコンパクトにまとめれば、縦長の間取りでもストレスを感じることなく暮らすことができます。

また、面積が狭い壁際に掃き出し窓があるような間取りで、テレビを窓を背にして置くこともできるでしょう。

テレビは夜に見ることが多いなら窓からの逆光で眩しく感じることもありませんし、テレビとソファとの距離をとりやすいでしょう。

ソファがコンパクトなら、テレビとソファのわきを通るようにして、ベランダに出ることができます。

コーナー用のテレビボードを選んで、部屋の隅を有効活用するのも一つの方法です。

このように、縦長の1LDKでも上手にレイアウトする方法はたくさんあります。

「細長い間取りがネックになっている」という物件があっても、大型家具を持ち込まなくてはいけないということがない限り、そこまで心配する必要はないでしょう。

個性派な間取りは工夫するのが楽しい!?

1LDKは、面積で考えれば一人暮らしには十分な広さがありますが、極端に細長い形の場合には家具のレイアウトが難しくなります。

とはいえ、小さめの家具や細長い家具を生活動線に注意しながら置いていけば、部屋を移動するときにストレスを感じにくいでしょう。

明るい色でコーディネートして、広く見せることもできます。

また、個性的な間取りだからこそ実現するコーディネートもあります。

家賃が安く希望通りの条件がそろっている物件なら、間取りの違和感だけで見過ごさずに、候補として挙げておくことがおすすめです。