1DKと1Kの部屋ではどっちがいい?違いについて徹底解説!

アパートなどの賃貸住宅を探している方の中には、不動産会社などで「1DK」や「1K」といった物件を目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

これらの物件は一体どのような違いがあるのでしょうか。

どっちの物件がどのような人におすすめなのかについて、ご説明していきます。

1DKと1Kどっちがどう違うの?

一人暮らしなどをする際には、不動産会社などで物件探しをしますよね。

このような時に、「1K」や「1DK」のような物件を目にすることがあるでしょう。

このような部屋にはどのような違いがあるのでしょうか。

順番にご説明していきます。

まずは「1K」の物件についてです。

この物件は、「1つの部屋とキッチンがついている」物件です。

なお、浴室やトイレなどの水周りは、部屋とは別の場所に設置されています。

次に「1DK」の物件です。

この部屋は、「1つの部屋とダイニングキッチンがある」物件のことを言います。

1Kと1DKの違いが分かったところで、どっちがどのような人に向いているのかについて、次項からご紹介していきましょう。

アパートの条件を重視する人は1DKと1Kどっちがおすすめ?

アパートなどの賃貸住宅の物件を選ぶ際には、様々な条件を考えますよね。

それは家賃であったり、引っ越し費用であったり、人によって異なるでしょう。

そういった条件を重視する人には1DKと1Kでは、どっちがおすすめなのでしょうか。

このような人には1Kがおすすめです。

その理由は3つあげることができます。

●家賃が安い

賃貸住宅といっても、その広さは様々あります。

賃貸住宅の家賃というのは、立地にもよりますが、部屋の間取りが広くなればなるほど高額になっていきます。

しかし、1Kの物件というのは、数ある間取りの中でも小さな間取りの1つです。

そのため、家賃も比較的安いことが多いです。

●引っ越し費用を抑えられる

一般的に、引っ越し費用は、運ぶ荷物の量や移動距離で決まります。

そのため、一人暮らしで荷物が少ない人は費用が安くなることが考えられます。

また、1Kの物件は基本的に一人暮らしをする人に向けた物件なので、白物家電と呼ばれる冷蔵庫や洗濯機なども、設置できる大きさが一人暮らしの人用のものであることが多いです。

このようなことから、1Kへの引っ越しには、ある程度運び入れる荷物の量が決まっていると言えます。

●コンパクトな生活ができる

先ほどもお伝えしたように、1Kは1つの部屋とキッチンがついた間取りをしています。

ワンルームの部屋とは異なり、キッチンと部屋は違う空間にあるため、臭いがこもりがちな焼き魚や焼き肉をキッチンで作っても、メインの部屋にまで臭いがしてしまうことはありません。

また、生活動線が短いため、コンパクトな生活を送ることができます。

生活を重視する人は1DKと1Kどっちがいい?

アパート選びでは、先ほどのように、条件を重視して物件を選ぶ人もいるでしょう。

しかし、一人暮らしをする上では、生活について重視する人も多いです。

このように、物件に入居してからの生活を重視する人はDKと1Kどっちが向いているのでしょうか。

このような人には、1DKの物件はおすすめです。

これにも理由が3つあります。

●キッチンスペースに余裕がある

イニングキッチンの大きさには規定があります。

その広さというのは、4.5畳~8畳というものです。

これだけのスペースがあると、一人暮らしで料理を行うには、冷蔵庫や食器棚も設置できるため快適な空間になるでしょう。

また、ダイニングテーブルを置くことも可能になる場合もあります。

●メリハリがある生活になる

物件によっては、ダイニングキッチンのスペースにテーブル・チェアを配置することができるため、「食事をする場所」、「のんびりと過ごす場所」といったように、それぞれ明確に分けることができます。

そのため、メリハリのついた生活を送ることができるようになります。

●穴場物件がある

実は1DKの物件というのは、比較的古い物件に多い間取りです。

そのため、築年数が経過しているといった理由から、家賃が安めに設定されていることが多くあります。

「築年数が経っているから、部屋も古いのか」といえば、そうでもありません。

と言うのも、古い物件であるがために、借主が見つかりにくいので、部屋をきれいにリフォームしているといったケースが多いのです。

つまり、物件によっては、家賃が安くきれいな部屋に住むことができる可能性があるのです。

初めての一人暮らし!住みやすいのはどっち?

進学や就職などで、親元を離れ初めて一人暮らしをするという方もいるでしょう。

このような人には1DKと1Kでは、どっちがおすすめなのでしょうか。

一般的に、一人暮らしをするために必要な広さは20m²以上とされています。

これは約12畳の部屋となります。

この12畳という広さですが、キッチンなどの水周りも含めた広さとなります。

多くの場合、居室の広さは6畳ほどとなるでしょう。

1Kの物件の多くはこれに当てはまることとなります。

初めての一人暮らしで、自炊もあまりしないということであれば1Kの物件でも十分と言えます。

また、初めて一人暮らしをするとなると、お金のやりくりも、慣れるまでは難しく感じることもあるでしょう。

家賃の安いことの多い1Kであれば、比較的やりくりもしやすいと考えられます。

学生一人暮らしならどっち?物件選びのポイント

1DKと1Kの物件ではどのような違いがあるのかについてお分かりいただけたかと思います。

どっちに住むか悩んでしまうかもしれませんが、まずはどのように部屋を選んだらいいかのポイントについてご紹介していきます。

たとえば、学生の一人暮らしの場合です。

ポイントは大きく3つあります。

①お金

②場所

③部屋の広さ・間取り

学生で一人暮らしを始める方は、物件を選ぶ際に初めに着目するのは恐らく「家賃」でしょう。

収入は人によって異なるため、どっちの物件を選ぶにしても、希望家賃をあらかじめ決めておく必要があります。

また、立地についても重要です。

学校もしくはアルバイト先に近い物件である方が、生活をしていくには便利です。

「一人暮らしをスタートさせたら、どのような生活になるのか」をイメージしながら物件を選びましょう。

最後に部屋の間取りや広さです。

これは、先ほどからお伝えしているように、「部屋の条件を重視して選ぶか」「生活を重視して選ぶか」によって変わってくるでしょう。

社会人では1DKと1Kどっち?一人暮らしの部屋選びのポイント

社会人になって初めて一人暮らしをするという方も少なくはないでしょう。

1DKと1Kの物件のどっちを選ぶにせよ、快適に過ごすための部屋選びをしなくてはなりません。

こちらもポイントは先ほどと同じ3つになります。

仕事をして、給与をもらうことになりますが、その給与からどれだけ家賃や生活費に充てられるかを考えましょう。

一般的には、手取り額の約1/3が家賃の目安とされています。

また、物件のある場所についてもよく検討しましょう。

通勤は毎日のことですので、ストレスのかかる場所では、精神的につらくなってしまいます。

人によって、ストレスの少ない通勤方法は様々ですので、自分にあった場所の物件を選ぶようにしましょう。

最後に間取りや広さです。

もちろん、社会人の一人暮らしでも、「部屋の条件を重視して選ぶか」「生活を重視して選ぶか」は重要です。

しかし、この他にも、在宅しているときに、いかに快適に暮らすことができるかにも、重点を置きましょう。

どっちを選ぶにも住んでからのことを考えて

1DKと1Kどっちにも住んでいるとメリット・デメリットが出てくるでしょう。

生活にメリハリをつけたいを考えている方は1DKがおすすめです。

のんびりとした生活をしたければ1Kがいいでしょう。

どっちがいいのか、悩んでしまい、なかなか決められない場合には、「実際に生活を始めた時にどうか」を考えてみると、選びやすいかもしれません。